遜文侍のweblog

子育ちは親育ち。成長記録weblog。2005.1~。

この説は申し訳ないが「絶対正しい」

2007年04月19日 22時24分14秒 | 箴言・苦言
以下は子どもをどう育てるか、親になった人間が真摯に受け止めて考えることとしては重要度は最高レベルであると思うのです。
それでも保育園に預けるのか、それでも両親で働く価値があるのか、全く世論で議論が欠けている事項。
当然、以下の佐々木先生はは優しく部分的な指摘であって、この影響は全人生を左右する可能性が大きいと考えます。
毎日、家の正面にある保育園から母(親)を求めて、一日中泣き続ける子どもの泣き声を耳にしていて、あまりに痛ましいのです。
それが、泣かなくなったときに「慣れた」などと平気で言い放つ親、このことの思考が欠けている人間は正直子育ての失格者であります。
慣れたのではない。幼き敏感な心が完全に絶望に歪み、自己防衛から不感を選んだだけに過ぎません。もう全人格を十分に歪めたわけです。
なぜそのことがわからない? なぜ幼子の悲鳴を聞かないで会社などに行く?
なぜ、ただでさえ生老病死の苦の娑婆において、わが子に更に輪をかけて苦しみを与えて平気なのか、全く理解不能です。

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これはなかなか公表されないデータなのですが、紹介します。保育園の子どもと幼稚園の子どもの自立性、自発性に関する調査です。(略)日本の各地で調査集計したもので、ひじょうにたくさんの事例が集まっています。そのデータから見ると、保育園の子どもの方が小学生になって、社会的な自立が遅いのです。普通、保育園の子どもの方が自立性があると思われがちでしょう。幼稚園では園で過ごす時間が少なく、また自分であれこれしなさいといわれることも少ない。保育園では自分でやりなさいと、わりあい早い時期から、生活行動をあれこれ指導されます。いろいろなことが早くから自分で出来るということは、それだけ自立が出来ていることかというと、決してそうではありません。(略)

(0歳からはじまる子育てノート/日本評論社/佐々木正美)より

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