遜文侍のweblog

子育ちは親育ち。成長記録weblog。2005.1~。

娘の健全なる成長の歓び

2008年06月18日 22時47分10秒 | レイくん・リサちゃんの楽しい毎日
災害対応で今日も遅い、風邪もこじれて、辛く家のドアを開けると、何と娘が飛んできて「ダッコー!!」。
これほどの嬉しい瞬間はあまりありません。
お父さんがこのところ早く帰ってこないことに不安定になっているらしく、寝付かないことに母は疲れているのですが、娘はお父さんに会った途端に元気いっぱいに。
親の醍醐味とはこれに尽きるのでしょう。今を大事にすることの意味はここにあります。きっと覚えていないこの二歳の瞬間ですが、本人の心の安心感、健全なる成長には必ずや基礎として根付いてくれると信じています。

今日、支援センター(目と鼻の先にある市立保育園併設)に娘を連れて行ったら、公園で遊ぶ日で、支援センター付きの教育者が一緒に遊んでくれたそうです。
ベテランの彼女が言ったのは「最近は、幼稚園の年長(6歳)になっても、花を摘むことができない子が一杯いるのに、りさちゃんは摘んでそれを片手にまとめて、一本ずつ配って歩いている。当たり前のようだけれど、素晴らしいことなのよ」ということであります。

久しぶりに佐々木正美さん

2008年06月10日 22時02分15秒 | 箴言・苦言
自分の仕事場で発行している月刊誌に佐々木正美さんが連載しているのはとても嬉しい話です。いつかお会いできる日もあるのかも、とちょっと期待。
今月号に、自分の思い100%共感できる一文に出会えました!

「近年我が国は、表面的な子育て支援策には声高に取り組んでいますが、それらは決して子どもの心の視点に立ったものではありません。働く母親あるいは両親の都合に合わせたものが主流です。(略)依存症や不安障害が増加している背景には、こうした不幸な事態の結果が、おとなや親の世代にまで蔓延してきてしまったことを、私たちは深く認識しなければなりません」(保育の友2008年7月号)

本当に子どもの意志を無視した親の勝手な発想での保育預託、習い事の詰め込み、まだ一杯人間の生きる上で必至な基本事項を知らない幼い子どもたちに、全く順番不相応な仕打ちをして平気でいるわが子の周辺の親たちの言動を常に目にしながら、本当に子どもが追い詰められている、というこのことで日々胸が苦しい私の思いをまさにそのまま文章に(さりげなくですが)してくれたのがこの佐々木さんの一文だと思います。