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ジューキ(重機)と共に限界突破!!

建設機械の整備やメンテナンス記録です。 DIYでユンボなどの修理にチャレンジしてみましょう!

VIO30ユンボの作動油交換

2011-11-12 22:06:24 | 建設機械

今回はヤンマーVIO30-2型の作動油交換レポートです。

このユンボは当社のレンタル機で、配管仕様なので、約1,000時間毎にオイルを交換しています。

まずオイルを抜きには、ドレンプラグのカバーを外します。

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ボルト2本で止まっていますので、外す作動油のドレンプラグが見えます。

Sa2


少しずつプラグを緩めていき、下に容器を設置し、さっとプラグを外してあげます。

ものすごく勢い良く出てきますので、オイルが顔などにかからないようにご注意ください。

写真はかなり茶褐色に変色しています。オイルが熱で劣化している証拠です。

Sa3


ドレンプラグには、Oリングが付いていますので、なるべく新品に交換してあげてください。

Sa4

オイルをすべて抜いて、ドレン周りをパーツクリーナーなどで、きれいにしてから、プラグを付けてください。

メーカーにもよりますが、3tクラスのミニユンボで、約40L近く抜けます。

次にサクションフィルターの洗浄です。

このフィルターは破れや亀裂が入っていない限り、経由などで洗うのが一般的です。もちろん交換してもOKです。

まず、VIO30の場合、右後ろのウエイトを外します。

すみません。ウエイトの写真がありません。

正味鉄でできていて、あの重い部品です。

それを外すと、作動油が通っている太いホースが現れます。

Sa5_2


このホースのフランジを外し、ホースバンドを緩めて、サクションフィルターを抜きます。

細かいゴミ等が付着していますので、軽油で洗い、エアーで飛ばしてあげてください。

Sa7

あとは、元に戻して取り付けは完了です。

Sa6

次に、戻しフィルターを交換します。

戻しフィルターは作動油給油口の近くのカバーを空けます。

Sa8


このボルト3本で止まっているカバーを空けると、太いスプリングが入っていて、フィルターを押さえているので、スプリングを抜いてフィルターを抜きます。

下の写真はスプリングを外して、戻しフィルターが見えている所です。

Sa9


このフィルターは洗浄せずに、なるべく交換してください。

Sa10


あとは元に戻して交換完了です。

最後は、新しい作動油をゲージを見ながら入れていきます。

ヤンマーはVG46というオイルを使用していますので、給油口から同じオイルを入れていきます。

Sa11

この時なるべくゴミなどが入らないように気を付けてください。

シリンダー縮めた状態で、ゲージの8分目くらいまで入るとOKです。

バッテリーの左横に見えているのが、作動油ゲージです。

Sa12

交換後は、エンジンを始動し、2~3分くらいスローでアイドリングをしながら、オイルの漏れがない事を確認してください。

以上で、作動油の交換は終了です。

シリンダーや油圧ポンプに負荷を掛けすぎない為にも、作動油の交換は定期的にメンテナンスしてあげてくださいね。

↓ ここからも良質の作動油を購入できます。「作動油 46」などのように検索するとヒットします。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
はじめまして。 (mako)
2012-05-13 09:12:23
はじめまして。
Vio40の作動油交換をしようと思い調べていたら、こちらのページにたどり着きました。
最後にエア抜きをするのでしょうか?
する場合は、どこでするのですか?
教えてください、よろしくお願いします!
返信する
Unknown (Unknown)
2016-01-05 15:13:51
質問です。クボタRX-303Sの作動油を替えたいんですけどエア抜き必要ですか?あとエア抜き方法おしえてください。
返信する

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