とうとう梅雨に入りましたね。
うちの家も米を作っているので、田植えの時期は雨が降ると有難く感じるものです。
反面、土建屋さんは仕事が出来ないので、休まざるを得ません。
この時期は色々整備が出来るので、今回はクボタのU-30-3の作動油交換をレポートしたいと思います。
2300時間ほど動いているので、作動油とエレメントも交換します。
とりあえず、作動油の注入口があるボンネットを開けます。
色々と作動油タンクの上部に、油圧ホースやコネクターなどがつながっていますので、全部外していきます。
ホースを外したら、タンクの蓋を止めてあるボルトも外します。
こんな感じです。
あとは、上に引き抜いてあげると、作動油の戻りフィルターが出てきます。
まっ茶色ですね・・・。
このU-30のエレメントは、ネジで取り付けてあるので、回り止めのボルトを緩めてから、パイプレンチなどで、エレメントを回して取り外します。
新品を取り付けて完了です。回り止めのボルトを締め忘れないでくださいね。
ドレンボルトはタンクの真下にありますので、少し旋回してキャタの間にドレンが来るようにしてください。
ドレンボルトです。
それほど強くしまっていませんので、一息力を入れて回してあげると外れます。
40Lほど出ますので、ペール缶を2つ用意してください。
すべて排出出来たら、作動油のゲージで確認しながら、新油を入れていきます。
もちろんその前に、先ほど交換したエレメントを先に付けておいてくださいね。
使用するオイルはVG46です。
こんなくらいです。
あとは、エンジンを掛けてオイルを循環させるだけですが、エア抜きの作業が必要です。
エア抜きをしてあげないと、ポンプに負荷か掛かり、エアが自動的に抜けるまでホースが波打ってチャタリング現象が生じる場合があるので、した方が良いです。
エア抜きはメインポンプの圧力を測るボルトが付いていますので、そこを少し緩めます。
やり方は、エンジンをスローで掛けながら、ボルトを徐々に緩めていき、そこからオイルがにじみ出て来たらOKです。
こんな感じです。
高圧ホースにつながっているので、一気に緩めてしまうと、ボルトが抜けて、オイルがものすごい勢いで出てきますので、危険を伴いますし、そこらじゅうオイルまみれになってしまいます(汗)。
あとは、元のようにボルトを締めて完了です。
特に変わった工具も必要ないし、何も難しい作業は無いので、落ちついてやれば誰でも出来ると思います。
以上、U-30-3の作動油交換でした。
オークションも色々出品していますので、宜しくお願いします。
http://openuser.auctions.yahoo.co.jp/jp/user/mimon_6370052
中のサクションストレーナー外して掃除した方が良いですよ。