goo blog サービス終了のお知らせ 

son59の海外旅行記

もっと遠くまで行きたい

201405 グアテマラ旅行まとめ

2014年06月24日 | 201405グアテマラ
 今回の旅の目的は火山に登りドロドロ流れる溶岩を見ることとティカル遺跡を見ることだった。しかし肝心の溶岩は流れていないし、ティカルは聞いていたほどすごいとは感じず少し残念だった。一方でセムクチャンペイのアクティビティは楽しく、今後もこういうツアーに参加したい。

 グアテマラの魅力は、振り返ってみてもよく分からなかった。印象に残ってるのは緑が多いことだが、そういう国は他にもある・・・。
 グアテマラの観光地はほぼ決まっていてルートが似通ってしまう。オリジナルを追及したい自分としてはちょっと悲しい。
 食事。まったく問題なし。グアテマラ料理は肉がメインで味付け自体はスパイスが若干効いている。金額は食べるものしだいで安くもできるし高くもできる。日本食もかなり食べられるが麺類がないのがちょっと寂しい。コーラは600mlのペットボトルが7ケツくらいと100円くらい。
 ホテル。これは安い。ドミが山ほどあるので一泊50ケツくらいと安く泊まれる。
 移動。シャトルバスは便利だが車内は狭く暑い、そして高額でグアテマラ物価が高く感じた。チキンバスは安いが安全面でちょっと不安がある。
 街。車は右車線で日本車が多く走ってた。建物がペンキで塗られておりカラフルでいい。街中でペンキを塗ってる様子を数回見かけたが、ペンキを塗ってる間はきれいでいいが、塗らなくなるとみすぼらしくなるのだろうと感じた。ペンキで壁に店の名前などが書かれてるが、これは上手く書かれていて感心した。日本の看板だらけの街並みより、エコでいいなと思う。雨季の初めということで砂埃がなく歩きやすかったのはよかった。しかし乾季は砂埃がすごいらしいので運がよかったのだろう。
 街歩きで気になるのは治安。街中の店ではカウンターの前に鉄格子があり治安の悪さを感じる。自分は盗難の被害はなかったが、スマホやカメラを取られたという話は聞いたので注意が必要だろう。旅自体は大きなトラブルもなく大部分見て回れたのでよかった。
 心配なのはスキミング。グアテマラでスキミングして南米で引き落とすという犯罪システムが確立されてるらしく被害にあう確率が他の国より高いらしい。運にもよるのでなんともいいにくいのだが、ATMは選んだほうがよいだろう。
 人間。公用語はスペイン語で民族独自の言葉もたくさんある。基本的に英語を話せない人が多く会話することができずに残念。数字も全部スペイン語でちょっと厄介だった。現地の人間は、特に南部のほうは、観光客に興味がないというかマイウェイを行く人間が多く、自分から話しかけないと会話にならないと感じた。
 まとめ。グアテマラは 割安で居心地がよいのだが、いまひとつパッとしない国という印象しか残らなかった。天気がよく、溶岩が流れてるベストの時期に行ければよかったと思う。

2014/05/11 アンティグア~グアテマラ空港~LAX~ロス市内~LAX~羽田空港~自宅

2014年06月14日 | 201405グアテマラ
 この日は朝4時のシャトルバスでグアテマラシティ空港へ移動し、ロス行きの飛行機に搭乗する。ロス到着後は7時間のトランジットでロス市内を散策して、夕方羽田行きの飛行機に搭乗する。
 朝4時のアンティグアからシャトルバスで空港移動。最初の客だったためかバスがホテルに来たのは4時10分前。最後はジャパンタイムだった。アンティグア街中を回り客を乗せるのでアンティグアでたのは4時半ごろ。空港到着は05:15くらいと早い。デルタ航空のチェックインは普通。
 グアテマラ空港に関してレポートする。空港には無線はあるけど繋がらない。チェックインカウンター近くの2階にマックなどチェーン店があるので食事には困らなそう。出国手続きはスムーズに終了。出国検査や荷物検査後にもマックやピザハットなどあり意外と充実してる。飲料も買える。

 LAX行きの飛行機は特にやることなく過ごす。食事はサンドイッチが出ただけ。デルタの機内は無線が飛んでいるとのことだが、往復ともに無線は使えなかった。着陸時にかなり揺れてびびった。
 LAX到着。入国審査は、日本からの入国審査よりスムースに通過できた。時間帯なのか中南米からだと割りと簡単に入国できるのだろうか。荷物を回収してまた預けてロス市内へ出発。
 ロス観光スタート。LAX shuttleでメトロの駅まで移動し、そこからメトロを乗り継ぎハリウッドへ。券売機で切符はなくTAPという交通ICカードと乗車券を購入する。このTAPという交通ICは全米共通なのでしょうか? 先日の台湾の悠々カードに引き続き妙なICカードが増えてしまった。通貨の問題はあるが、交通ICカードも全世界共通になればいいのにと思う。なお購入の際に券売機にコインを投入したのだが券売機に吸い込まれてしまった。先進国でもこういうことがあるのだ…。

 メトロといっても地上を走るので車窓からロスの町並みを眺める。アメリカの街を見るのは実質初めて。住宅地と工場地帯のような感じだが、平らで高い建物がなくさすがアメリカと感じた。面白いのは人。自転車をメトロに乗せられるのはいいとして、スケボー持ってる人や刺青を入れてる人が妙に多い。グアテマラや最近旅した国にはいないような人間がたくさんいる。これがアメリカなのだろうか。
 向かったのはハリウッド。調査不足でメインの一つ手前の駅hollywood/vineで下車。メインの駅hollywood/highlandまでwalk of fameをお散歩する。途中に大好きなQueenのプレートがありちょっと感動した。

 チャイニーズシアターはテレビで見たとおりの風景だった。ゴジラの置物が飾られてたが、映画版ゴジラを製作中と帰りの飛行機で見たスポーツ新聞に書かれてた。

 せっかくなのでハリウッドでハンバーガーを食べる。普段は食べないハンバーガーだが本場?でしっかりしたハンバーガーを食べたくなった。美味しくいただけて大満足。
 帰りの時間になったので空港へ戻る。同じ道で戻るだけなので特に変わったことはなかった。空港に戻りのんびりと飛行機に乗り込む。機内では特にやることもなく寝た。
 羽田空港到着は日付変更線を超えるのでプラス一日。この感覚が未だ分からない。羽田到着予定は22:30だったが22:00前に着陸。終電間に合うのではと急いで入国審査へ。荷物が出てくるのに時間かかったがなんとか終電に間に合った。
 そのまま帰宅。深夜で道は暗いが駅から自宅まで安心して歩ける。やはり治安って大きいことを実感した。

2014/05/10 夜行バス~アンティグア

2014年06月14日 | 201405グアテマラ
 この日はアンティグアへ移動して、お土産などを購入した。なおこの日は母の日でグアテマラの祝日だった。
 7時前にグアテマラシティ到着。夜行バスはずっと爆睡して全く記憶がない。明るくなり少しすると、グアテマラシティ中心部のバス会社駐車場に到着。ここでアンティグア行きのシャトルバスに乗り換える。フローレスで申し込んだ旅行会社によりアンティグアへ移動する乗物が違うようで、グルグルさまよっている欧米人がいた。自分は運よくドライバーがしっかり仕事をする人で、バスターミナルでしっかりと素早く回収された。治安の悪いグアテマラシティ、長居は避けたかったのでよかった。
 シャトルバスに乗り込みグアテマラシティ中心からアンティグアへ移動。8時アンティグア到着。初日に続いてペンション田代にチェックイン。まずは翌日の空港行きシャトルバスを手配。とりあえずシャワーを浴びて、街を散策。
 この日は母の日で祝日。スーパーでは母の日用の飾りを配っていて楽しい。
 市場。1度見てるので目新しさはないが奥には古着屋、花の飾りなどユニークなものもある。市場では野菜や肉が豊富で人が溢れかえっている。こんなに物が溢れかえってるのに、どうしてグアテマラはこんなに治安が悪いのだろうと不思議になる。ちなみにスマホを持ち歩いてるグアテマラ人も少なくはない。もちろん現地の人とは話してないし(スペイン後ができない)、自分もその道の専門家ではないので分かるはずないのだが、根深いものがあるのだろう。

 ブラブラ散策。街の南のほうは庶民の街と言う感じ。飽きてしまい、暑いのでホテルに戻り休憩。

 夕方は雨が降ったが構わず散策。すぐ止むので助かる。夜は気になってたドイツ料理の店へ。客は自分だけでちょっと店が気の毒になる。店員の女性はかわいい子で嬉しくなる。ネットでNARUTOを見てるとのことでほんの少し日本語を披露してくれた。自分は外国の何かを見て外国語を勉強したことはない。どれだけ勉強するか微妙だがアニメなどきっかけとなるネタがあるのはいいことだと感じる。
 最終日なのでグアテマラコーヒーを飲む。コーヒー産地グアテマラ。自分はコーヒーは苦手だが、最後に記念に飲んでおく。味より量に完敗。エチオピアはカップが極小だったがグアテマラは劇大だった。ちなみに現地の人は薄味のコーヒーを好まれるらしく、濃味は外国人むけらしい。
 夜のアンティグアを散策して終了。明日には旅が終わってしまう。それが悲しくトボトボと歩いた。帰りにスーパーで残ったケツを使い切るためカップラーメンなどを購入。ここではNissinやmaruchanのカップラーメンを見かけた。恐らくアメリカやメキシコで売られてるのだろう。記念に自分用お土産として日本へ買って帰ったが、カップがバックパックの中で粉々になってしまい食べることはなかった。
 翌日も早いので早めに就寝。

2014/05/09 フローレス~ティカル遺跡~フローレス~夜行バス

2014年06月14日 | 201405グアテマラ
 この日は早朝からティカル遺跡を訪問。昼にフローレスに戻り夜行バスでアンティグアへ向かった。
 朝4時起き。45分のバスでティカルへ。本当は5時のバスを予約してたが4時半のバスに乗れてラッキー。グアテマラタイムはいい加減だ。
 ティカルへの道中は暗いが、しばらくすると明るくなってきた。この時間帯にティカルへ行くメリットは涼しくて人が少ないこと。午後になると暑くなるうえに混みだすので、避けたほうが快適だ。ちなみにティカルでは朝3時スタートのサンライズツアーが開催されている。旅人情報だと霧が濃く朝日も見れなかったらしく、早起きも面倒くさくて自分は回避した。
 欧米人はガイドツアーで回るのがほとんど。自分は好き勝手に見て回りたいので一人でゆっくり回る。
 最初はコンプレッホQ、R、P、Hなどのピラミッドを見て回る。ジャングルとピラミッドが一体化しているのが面白い。適当に回っていると、メインの4号神殿にたどり着いた。

 4号神殿の上からの景色は素晴らしい。幸い時間が早くて他の観光客も少なかった。ジャングルの中にピラミッドがニョキニョキと延びている景色が印象的だった。このあたりのジャングルは平地で、地の果てまで木が見える。あまりに平らでつまらんからティカルにピラミッド建てましたという感じがしたが、どうもマヤ文明では天高く近づける場所が神聖と考えられていて、平らで何もないから人工的な山=ピラミッドを建てたという考えもあるらしい。
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20121130/332418/index3.shtml

 Gran Plazaは1号神殿、2号神殿、ノースアクロポリス、セントラルアクロポリスという建物群の中心にある広場で、緑の芝生が美しい。周りはジャングルなのにここだけ芝生なのでちょっと違和感がある。1号神殿は迫力があり美しいが、上ることができないのでちょっと残念。

 このあとはロストワールドというかっこいい名前の神殿群や5号神殿、6号神殿などを見て回る。こちらは廃墟色が強い。土が隅々まで堆積して、木や植物が伸びている。アンコールワットもそうだが熱帯は植物の成長が速くありとあらゆる人工物を飲み込む。他にも埋もれてる遺跡があるのではないかと考えるとロマンを感じる。

 ティカル遺跡にはレリーフがほとんどないのがちょっと寂しい。純粋に遺跡建築が好きな方にはいい遺跡かもしれない。
 これは遺跡というよりジャングル巡りの反省だが、ジャングルは靴に限る。裸足にサンダルで歩き回ったせいか蚊に刺されまくってかゆい。暑くて靴だとしんどいところだが、靴にすべきだろう。
 3時のバスでフローレスへ戻った。フローレス島を散策。前日の反省から雲に隠れる前から夕陽待機したが、早々と雲に隠れてしまい夕陽は見れなかった。

 残念に思いながら湖を眺めてたら、前日宿探しを一緒にしたアメリカ人に遭遇。コーヒーでもとなり店を探してさまようとサンティアギート登山で一緒だったカナダ人・南アメリカ人夫妻と再度の再会。そのまま夕食して雑談。この夫婦にはよく会うなー。ロンドン在住とのことで行きたくなってきた。
 アンティグア行き夜行バス出発の時間になりお暇することに。この夫婦は翌日にベリーズに行くとのことで、さすがにもう会うことはないだろう、別れ際は悲しくなる。
 夜8時のバスだが出発したのは30分後。グアテマラタイムだなー。バスはガラガラで好きにできると思っていたら、フローレス市内で地元民を回収して隣にも人が座った。少々不安だったが、疲労が勝っていたのか爆睡してしまった。

2014/05/08 ランキン~フローレス

2014年06月14日 | 201405グアテマラ
 この日はランキンからフローレスへ終日移動。ランキン発7:30、フローレス着16:30と長時間の移動だった。
 昨夜は疲れてすぐ寝てしまったので早朝に目が覚める。昨日同様、発電機は止まっているので真っ暗で何もできない。強い雨が降っててトタン屋根にあたってやかましい音を立てていた。
 朝7時半に旅行会社の前でバスを待つ。旅行会社前が最初のストップで足を伸ばせるいい席を確保できた。シャトルバスが乗客を乗せるためホテルを回ってると、サンティアギート登山で一緒だったカナダ人・南アフリカ人の夫婦と再会。グアテマラ旅行はみんな似たようなルートを回るので再会することはありえるのだが、まさかここで会うとは。前日はセムクチャンペイをツアーで回っていたようだ。
 フローレスへ移動開始。この移動が今回の旅で一番しんどかった。というのも距離が長い上に暑い。車内は窓を開放してるだけでエアコンなし。窓のすぐ隣なので耳元がうるさくて参る。
 コバン近くでガソリン給油と休憩。このガソリンスタンド、売店の隣には銃を販売してる店があった。さすがにこんなところで銃とはびっくり。結構身近にあるものだ。

 14時頃ランチ。腹が減ってたので助かる。調理済みでやばそうだったが、もう旅も後半だし空腹だし、みんな食べてるし大丈夫と食べた。しかしこの日から下痢になった。
 17時頃フローレス到着。ホテルにチェックインして早速フローレス島を散歩。島は意外と小さい。観光島と聞いていたが、人も多くないしのんびりしてていい雰囲気。島内にはスーパーもあって便利。欠点はレストランが高かったことくらいか。島の外へ行けば屋台など庶民的な店もあるらしいが、島の外へ出ることはなかった。

 太陽がきれいに見えていい夕陽が見れそうと期待していたが、地に沈む時間になると分厚い雲に隠れてしまった。なんか夕陽に恵まれないというか、夕暮れ時の天候に恵まれない旅だ。

 さて翌日はティカルを見学して夜行バスでアンティグアへ移動しなくてはならない。ティカル往復とアンティグア行きバスの手配のため旅行会社を散策。アンティグアへの夜行バスは250~360ケツとかなり値段にばらつきがあった。ティカル往復を60ケツ、アンティグア行き夜行バスを270ケツで購入。

 これで翌日以降の準備完了。夕食を食べて就寝。

2014/05/07 ランキン~セムクチャンペイツアー

2014年06月12日 | 201405グアテマラ
 この日はセムクチャンペイのツアーに参加した。
 朝9時からツアー開始。Hotel El muroからの参加者は自分ひとり。トラックの荷台に乗りこみ凸凹道を進む。途中で別ホテルのツアー参加者を回収してセムクチャンペイへ向かう。大人ガイドと子供ガイドの二人と20人くらいのツアー参加者で回る。

 まずは洞窟ツアー。鍾乳洞っぽい洞窟だが川のように水が流れてる洞窟で、この洞窟をロウソクを手に進むアクティビティ。防水カメラがないので写真を撮れなかったのが残念。
 洞窟ツアーは多少のスリルがあり楽しい。いきなり足がつかなくなったり、はしごを上ったり急斜面を滑り落ちたりと探検気分を味わえる。キャンドルを片手に泳いで進むが、泳ぐのはヘタクソで何度もロウソクを消してしまった。探検気分は楽しめたが、ツアーの終わりには自分の体は擦り傷だらけになってしまい、自分は探検家に向いてないのかもと少し悲しくなった。
 洞窟探検の後はブランコで川に飛び込んだり、橋の上から川にジャンプしたりというアクティビティがあるが、自分はメガネが吹っ飛ぶのを恐れて見学。洞窟探検もメガネが流されてしまうんじゃないかと不安だった。メガネってつらい。効果は不明だが、メガネバンドを用意すべきだった。

 ランチを食べて、午後はセムクチャンペイを散策。整備された登山道を展望台へ向かって登る。道は上り坂でさほどしんどくはないが、かなり蒸し暑い。熱中症にかかってしまった参加者がいたので水分と塩分に注意したほうがいいだろう。
 展望台から見る写真は、ポスターや歩き方でみたまんまの景色。基本的に周囲は山や木々で、水によって削り取られて侵食したのか水が流れている。そして水が流れている箇所の棚段の部分だけピンポイントに透き通ったようなきれいな色になっていて、周りの景色と比べるとなんでこんなきれいな棚段があるのか不思議になってくる。

 展望台で思う存分写真を撮って、今度は展望台から見た棚段へ。至るところから湧き水?が棚段に流れ込んでいて、ちょっとプリトヴィッツェのよう。水が透き通っていてきれい。どうしてここだけこんなきれいな棚段になってるのか不思議だが、そんなことは忘れて水に飛び込む。棚段を上から下へどんどん下りてゆくのが楽しかった。

 場所が半端なところで行くか迷ったセムクチャンペイだが着てよかった。こんなきれいな川で泳げるなんて本当に贅沢。こんなきれいな場所で泳げるところってプリトヴィッツェくらいしか思いつかないけど、プリトヴィッツェにベストシーズンはなかなか行けない。洞窟探検とあわせていい体験ができるオススメのスポットだ。
 セムクチャンペイで泳いでツアーは終了。チュービングを行うという選択肢もあったが、もう十分楽しんだのでいいだろうということでホテルへ戻った。
 ホテルに戻りシャワー。今日は明かりがあるうちに浴びておこう。やっぱりお湯は出なかった。
 少し休憩して翌日のフローレス行きのシャトルバスの手配。ランキン街中の旅行会社で購入。110ケツ。旅行会社の人間はスペイン語しか話せない人間でかなり心配になる。それでもホテルで買うより安いし朝から旅行会社の前で待ってればいいやということで購入。

 ランキンでやることはすべてやったと満足してホテルへ戻る。久々の水泳で疲れて早々と就寝。

2014/05/06 パナハッチェル~ランキン

2014年06月12日 | 201405グアテマラ
 この日はパナハッチェルからセムクチャンペイ近郊のランキンへシャトルバスで移動した。
 早朝6時のバスでランキンへ移動開始。
 バスの中では暇なので以下のようなことを考えていた。前夜の旅行者情報によると、アンティグアからセムクチャンペイの往復ツアーは二泊三日全コミで55USDらしいが、これが実は安いのではないかという気がしてきた。計算してみると、アンティグア-セムクチャンペイのシャトルバス片道160Q、セムクチャンペイツアー180Q、宿代2泊で80Q(これは自分が泊まった宿代。もっといいところ泊まれるかも)、合計580Qで75USDほどである。上手く交渉すればセムクチャンペイからフローレスへのバス手配、もしくは値切って安くできそうではないか。
 これはちょっと不思議。普通の感覚だと自分で移動して現地の旅行会社で申し込むと安いはずだ。グアテマラではスーパーなんかでも、ものによってはまとめ買いもばら売りでも単価は同じなんて話も聞いたが、そういうことなのだろうか。とにかく安くセムクチャンペイ行くなら旅行会社によるツアー検討もありかもしれない。
 移動のバスは北上してるからか標高が下がってるせいか暑い。昼ごはんがなかったのがしんどい。アンティグアとコバンでバスを乗り換える。ランキンの手前で噂の未舗装路になり振動が激しくなる。このくらいはエチオピアで経験してるので大した問題ではない。緑が多くきれいな山の景色が楽しめた。
 ランキン着は16:00ごろ。到着するとホテルの客引きに囲まれた。ホテルは街中に少なく、中心より離れたところにポツリと立っているようだ。自分は街を散策したかったのでランキン街中のel muroというホテルに泊まった。宿は不人気なのかこの日この宿に泊まったのは自分だけだった。ドミ部屋を一人で占領して一泊40ケツ。電気は発電機で起こしているようだが、この日は発電機の調子が悪く夜は電気はなしで真っ暗だった。風呂も明かりなしで入れず…。どうやらランキン、セムクチャンペイの宿はどこも同じような感じらしい。充電はセムクチャンペイ前にフル充電しておくべきだろう。
 ランキンの街を散策。坂の上には教会やマーケットがある。マーケットは時間が遅くて閉まっていた。街を歩いているとオラアミーゴと声をかけられるようになった。今まで回った街ではbuenos diasと挨拶されたので、ずいぶん軽い感じになった。

 ランキンはかなり田舎で冷えたコーラはないような街。食事する場所は微妙なので買い飯で夕食をすます。電気も使えないので早々と就寝。

2014/05/05 シェラ~パナハッチェル

2014年06月12日 | 201405グアテマラ
 この日は午前中パナハッチェルへ移動して、午後はパナハッチェルを散策した。
 朝食後にお世話になったお礼を言ってパナハッチェルへ移動。この旅唯一の長距離チキンバス移動だった。チキンバス乗場は前日同様ミネルバ。パナハッチェルへ直行バスはなく2回乗り継ぎしたが所要時間は2.5時間と以外と短かった。合計33ケツ。乗り継ぎは以下の通り。
 シェラ-幹線道路沿いのどこか(グアテマラシティ行きのバス)
 幹線道路沿いのどこか-ソロラ?
 ソロラ?-パナハッチェル
 ミネルバでパナハッチェルを連呼した効果か車掌さんがちゃんと乗継のバスを教えてくれたので助かった。ただ2本目のバスは外人慣れしてる感じで、短い距離にしてはバス代は高くて、ぼられたと思う。
 チキンバス、もっと不快かと思ったがそんなこともない。座席もそんなに硬くも狭くもないし、ギュウギュウ詰めでもない。今回乗ったバスは満席待ちはなく時間になったら出発する感じだったので乗継もそこそこスムーズだった。
 一般的にグアテマラのチキンバスは危険と言われている。チキンバスではスリが頻発する、拳銃を持った強盗団がチキンバスを襲撃する、強盗団とチキンバス乗客の撃ち合いがまれにある、金をすぐ出さないと撃ち殺される、などなど物騒な話をよく聞いた。だから、より安全なシャトルバスを使いなさいと。しかし常識的に考えると観光客が銃を持ってる可能性は低く返り討ちにあうリスクが低いうえに見返りも大きいだろうから、実はシャトルバスのほうが狙われやすいのではとも考えた。フロントガラスにturismoなんて書かれているし識別も容易だ。データ的にはどうなっているのか気になった。
 ソロラ?からパナハッチェルの間のバスの景色は美しかった。アティトラン湖と周りの青々とした山が印象的。写真を撮りたかったがチキンバスなので盗難が怖くてカメラを出せなかったのが悔しい。
 パナハッチェルに到着してホテルへ。到着した場所が分からなかったこと、歩き方の地図がおかしく道に迷ってしまったがなんとかたどり着いた。
 この日はまずセムクチャンペイ行きのバス探し。メインストリートにある旅行会社を回り一番安かった旅行会社で250ケツで購入。

 パナハッチェルを散策するが見所は湖沿いとメインのストリートくらい。湖沿いではカヤックやパラグライダー?などのアクティビティがある。景色もきれいだし湖は美しかったので、カヤックはちょっとやりたかった。
 夕方は湖で夕日鑑賞。自分は旅行先では日常生活で見ることができない夕陽を見るのを楽しみにしている。しかし夕方に雨が降り空は分厚い雲が覆っている。太陽も隠れてしまい夕日は見れなかった。

 夕食は適当に入ったレストランが安く美味なグアテマラ料理の店でラッキー。店の片側でグアテマラ音楽の演奏があり、反対側ではテレビでNBAをやっていた。グアテマラではアメリカのスポーツ専門チャンネルが放送されていて、NBA、MLB、ヨーロッパのサッカーまでなんでも見れてちょっと羨ましい。
 ホテルに戻り同部屋の方と雑談。セムクチャンペイとティカルには訪問済みとのことなので詳しく教えてもらった。
 消灯時間だが、明日は終日移動で何もできないしネット環境が悪くなるのでネットして就寝。

2014/05/04 シェラ

2014年06月12日 | 201405グアテマラ
 この日は午前中にサンフアンオステルカルコの日曜市場見学、午後はズニルを訪問、夕方はサッカーを観戦した。
 サンフアンオステルカルコ行くのにバスターミナルのミネルバまで移動。歩き方の地図にはミネルバまでの地図がなく、タカハウスの手書き地図を記憶した。しかし、道をいい加減に覚えたので迷う。サンフアンオステルカルコを連呼するが、名前が長く発音しにくく苦労した。なんとかミネルバでサンフアンオステルカルコ行きのバンに乗り出発。
 サンフアンオステルカルコで市場見物。食料から衣料までなんでもある。民族衣装を着たラテン色が濃い人間が多く、荷物を頭に載せて歩いている人が多い。市場は広くてゴミゴミしていてどこを歩いているか分からなくなる。アンティグアのマーケットも同じだったが、グアテマラのマーケットは広くて道に迷いやすい。

 ちょっと気分が悪くなったのは家畜市場。犬、ニワトリ、アヒル、ウサギなどなど食用の動物が生きたまま売られてるのは見慣れず抵抗がある。屠畜という行為があって肉を食べれるという認識はあったが、こういう風に売買されている景色は考えたことがなかったのでいい勉強になった。

 1度シェラに戻り食事。バスを降りて近くの中華へ。ここまで日本食を多く食べてたが、麺類が恋しくなり飛びついてしまった。麺が入ってるかなとスープを頼むと、予想通りラーメンだった。野菜が多くありがたい。
 ズニルという街へ向かう。田舎町という感じで観光客が珍しいのかジロジロと見られた。町の中心にカテドラルがあり、田舎の教会という感じ。さらにぶらつくと墓地が見つかった。墓地を歩くなんて久しぶり。見晴らしがいいところに立っていてカラフルな墓地であることが印象的。しかし街トータルとしては面白くはなかった。

 チキンバスでシェラ市内へ戻り、荷物を置いてサッカー観戦へむかった。海外でのサッカー観戦は久しぶり。おとなしいグアテマラ人がどれだけ盛り上がるか見たくてスタジアムに向かった。スタジアムはEstadio Mario Camposecoというスタジアム。よく言えば古くて雰囲気がある、悪く言うと古くてぼろい…。タカハウス情報だと、斜面に立てられたスタジアムであるためピッチ自体が傾いているという噂もあるらしい。
 チケット売り場に並んで当日券を買って観客席へ。40ケツ。よく分からずに買ったチケットがバックスタンドだったのでバックスタンド側に適当に座る。目線はほぼグラウンドレベルだが、ピッチの前に金網があるのが残念。ゴール裏の席が金網もなく盛り上がっていたのでそちらがよかった。

 試合はホームのxelaとuniversidadというチームの試合。試合前の独特な雰囲気はやっぱり興奮する。キックオフ。笛が鳴ったのにしばらくアウェイのイレブンがピッチに座り込んで試合が始まらないのにはあきれた。こんなのプロの試合であるんだね。
 試合開始から観客は盛り上がってるが、開始10minでホームのXelaがゴールを決め盛り上がりはピークに。その後、どちらのチームも技術的なレベルが低くゴール前での競り合いが少ない試合で、徐々に自分も観客もだれていった。
 グアテマラリーグのレベルは高くない。FIFAランキング124位(2014年05月08日現在)とのこと。技術がないのを感じたが、ピッチ自体も凸凹らしく早いパス回しはあまり期待できなさそう。ちなみにシェラは標高が2200mくらいあり息が切れやすいのでアウェーのチームはつらいだろう。その点も留意しないといけない。
 スタジアムの治安は特に問題なし。手ぶらでおとなしく見てれば大丈夫と感じた。
 試合は2-0でxelaの勝利。ご満悦なファンとともにスタジアムを後にしてタカハウスに戻る。夕食を食べて、雑談して就寝。

2014/05/03 シェラ~サンティアギート火山トレッキング~シェラ

2014年06月07日 | 201405グアテマラ
 この日は午前中サンティアギート登山、午後はシェラの街を散策した。
 サンティアギート登山はケツェルトレッカーの事務所に4:15集合と早い時間だった。準備して宿を出ようとすると真っ暗で電気がつかない。どうやら停電のようだ。真っ暗なシェラの街をトボトボと歩くのはさすがに怖い。数ブロック先は街灯がついていて、運悪く自分が歩くブロックだけ停電のようだ。
 ツアーは自分とカナダ人・南アフリカ人の夫婦、ガイド一人の合計4人で上った。食料・飲料類は登山会社が用意してくれたが、用意された水は水道水。水道水で体調崩す方は自分でミネラルウオーターを用意したほうがいいだろう。
 ツアーの段取りが悪く車がなかなか到着しない。なんとか車が到着して登山口へ移動。途中で護衛の警官をのせて登山口へ。エチオピアのダナキルに続き、護衛がつくのは二回目。なおエチオピアでは護衛が自動小銃を持ってたが、グアテマラではピストルだった。
 登山開始。いきなり急な上りでしんどい。周りはシダ系の植物が多くオレンジのシダが珍しかった。登山道自体は踏み鳴らされてないせいか草で緑が多く美しい登山道。いつもトレーニングしてる山は草がほとんど生えていないので大違いだ。

 一時間ほど上るとあとは細かく上ったり降りたりを繰り返してビューポイントへ向かう。前夜は雨が降ったせいか登山開始時は雲が多く視界が悪かったがビューポイントに近づくにつれ天気がよくなってきたのは嬉しい。
 ビューポイントからサンティアギート山まではちょっと距離がある。牛が数頭草を食っていた。小さな煙は出てるが大きな噴煙は30minおきくらいに出るらしい。規模の大きい噴火を3発見れたのはよかった。とはいえ噴煙だけなら桜島と同じ。溶岩が流れる様子を見たかった自分としてはかなり残念だった。

 ここで帰国後に火山について調べたことを記述する。火山は基本的に噴火の頻度や溶岩の粘度によりザックリ分別して3種類のタイプがある。一つは盾状火山と呼ばれている火山で、溶岩の粘度がく流れやすいため横に広がるのが特徴でハワイのキラウエア山などが該当する。小笠原新島もこれに該当するのかな。もう一つは成層火山と呼ばれている火山で、溶岩の粘り気が中程度で溶岩と火山灰などの噴出物が交互に噴出して縦方向に地中からのマグマが堆積していく火山で富士山や桜島が該当する。今回見たサンティアギート山はこれに該当すると思われる。最後は鐘状火山と呼ばれるタイプで、特徴は溶岩の粘り気が強くつりがね形をしたドーム状の火山である。火山から流れる溶岩を見たいときは、火山が噴火しているかどうかも大事だが、火山のタイプを見極めることが重要ということだろう。
 下山はもと来た道を戻るだけ。登山口からチキンバスでシェラ市内へ戻る。ケツェルトレッカーに荷物を返して終了。
 一度ホテルに戻り休憩というか昼寝。起きる気がせず夕方まで寝てしまった。夕方に街を散策。この街もカラフルで面白いがアンティグアの街のほうがさすがにきれい。グアテマラ第二の都市だけあって都市っぽい感じもする。街の写真を撮った記憶はあるのだが、この日の写真は見つからない…なんでだろう?
 近くのマーケットで翌朝の朝食を購入しホテルへ戻る。ホテルは宿泊客で賑やか。タカさんの武勇伝を聞くのは面白い。長期旅行者のルートをどうしようという話を聞くのも楽しい。自分も時間無制限の旅をしたいと強く思ったが、それが実現することはあるのだろうか…