気ままな日記~弘前にて~

日々の雑多な出来事や印象深かったいろんな思い出など

子供の頃の夢

2008年04月26日 | 「健康」掲載コラム
 幼稚園の頃は、将来コックさんになろうと思っていた。粉をといてこね回すのがすごくたのしそうで、煮たり焼いたりするのにもとても興味があった。泥でつくった生地をおさがりでもらったフライパンに乗せてみたが、物足りず、小枝を集めてマッチで火をつけ焼いてみた。「火遊びして!」と大目玉をくらった。我が家には車がなかったので家族旅行はもっぱら列車だった。国鉄(現JR)にとても親しみがあったせいか、小学校の時は車掌さんもいいかなあ、と思っていた。「運転士だとなんだか怖そう」でも、「どうせ、普通のサラリーマンになるんだろうな」と思っていた。小学校5年の頃にスーパーカーブームがあり車に詳しくなったため、中学校に入ったら「自動車関係の仕事がしたい」と漠然と考えていた。同級生はそろそろ「将来は公務員」などと現実的な話をし始めていた。同じ青森高校を受ける奴らは特にそんな事を言っていた。
 ここに小学校の時の卒業アルバムがある。昭和**年青森市立油川小学校のものだ。12歳の自分が今と似たような生意気な顔をして写っている。「ぼく・わたしのゆめ」という6年2組の寄せ書きに「世界一のプロスキーヤーになりたい」「美容師になりたい」「プロ野球の選手になりたい」などと並んでいるが、なぜか私は「自動車の免許をとって岩手県まで旅行をしたい」と書いている(笑)。おいおい、将来の夢だぜ!もうちょっと大げさな事書いてみろよ、と僕が担任なら書き直させる所だが。(確か、「君はこれでいいの?」と担任に変な顔をされた記憶はある・・)すごく現実的でささやかな夢だったので、19歳のときにあっさりかなった。「クラスの中で夢がかなったのは俺だけ!」とちょっとだけ思ったりした。
(第2回掲載分)


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