内容とともに上映時間の長さも話題となっていた「沈まぬ太陽」をやっと見ることができた。弘前、青森では上映されていないので、つがる市のイオン柏まで、約40分ドライブがてら車を走らせた。映画は10時20分から3時間半(途中休憩あり)!
原作も数年前に読んでそれはそれで感動したのだが、映画も実に見ごたえのあるものだった。
日航機墜落のシーンでは泣けてしょうがなかった。乗客の恐怖、乗務員も恐怖に震えていたはずなのに乗客を励まし、そして墜落のさなかで記されたある父親の遺書・・。
渡辺謙演じる主人公の生き方に対しては人それぞれの感想を持つのであろうが、私は素直に肯定できる。自分も近い生き方をしているかもしれないので。息子が「自分も妹も、親父のことが障害とならない仕事を選んだ」という場面にはちょっとドキッとした。家族が離れ離れに暮らさなければならなかったり、母親の死に目に会えなかったり、事情は違っても同じような思いをした人も多いのではないだろうか。フラッと息子を訪ねて一緒に牛丼を食うシーンがとても印象的だった。
三浦友和が演じる行天は出世を第一義とするサラリーマンの典型として描いたものであろうが、主人公恩地にはモデルがいる。すでに亡くなられたOさんのお話を実際に聞けたのは今思えば幸運なことである。もう10年近くも前のこととなってしまった。
原作も数年前に読んでそれはそれで感動したのだが、映画も実に見ごたえのあるものだった。
日航機墜落のシーンでは泣けてしょうがなかった。乗客の恐怖、乗務員も恐怖に震えていたはずなのに乗客を励まし、そして墜落のさなかで記されたある父親の遺書・・。
渡辺謙演じる主人公の生き方に対しては人それぞれの感想を持つのであろうが、私は素直に肯定できる。自分も近い生き方をしているかもしれないので。息子が「自分も妹も、親父のことが障害とならない仕事を選んだ」という場面にはちょっとドキッとした。家族が離れ離れに暮らさなければならなかったり、母親の死に目に会えなかったり、事情は違っても同じような思いをした人も多いのではないだろうか。フラッと息子を訪ねて一緒に牛丼を食うシーンがとても印象的だった。
三浦友和が演じる行天は出世を第一義とするサラリーマンの典型として描いたものであろうが、主人公恩地にはモデルがいる。すでに亡くなられたOさんのお話を実際に聞けたのは今思えば幸運なことである。もう10年近くも前のこととなってしまった。
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