ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

OSと自然淘汰

2004-03-23 22:32:58 | Weblog
このネタは既にどこかで書かれているが、私なりに特定OSだけがはびこる事による弊害を述べよう。
ウィルスに弱いことで一括りに出来る。
つまりは養殖場のハマチと同じ。ハマチにとって高病原性の疾病が発生したら養殖場のハマチは全滅する。それを避けるために常にワクチンなどで薬漬け。ところが自然界ではハマチだけじゃなくカンパチやヒラアジ、スズキ、タイ、そしてサケ・マスも同じように餌場(小魚が多いところ)をうろついている。あう病気でハマチの数が減ってもサケ・マスは減らない。
OSに置き換えてみよう。
普段の業務(表計算、文書作成、データベース管理)、メール、Web閲覧、DVDの編集作成・鑑賞、描画、ペイント、写真の整理…。特定OSでないと出来ないことは実は少ない。
特定OSに則ったものは、測定機器の管理(昔はNECの98だった)、ファイル交換ソフト(これはマックでも可能)って所か。これらはマイナー(ファイル交換はメジャーかも(笑))なものであり、OSの寡占の結果生じたものであり、OSの寡占を促したモノではない。
脱線するが標準化(寡占)に役立ったモノを記そう(噂がほとんど)。
・VHSがベータに勝った大きな理由は裏ビデオ。
・インターネットが普及したのは無修正エロサイト。
前者はあくまでも噂だがあるVHS陣営のメーカーがビデオ複製機器を格安で流したとか・・・。マスターテープからの複製は孫、ひ孫になるとぼやけてしまう(デジタル化されるとそんな心配はないが)。そこでマスターテープを複数台でコピーすれば比較的良好な「子」ができる。そして子ビデオはVHSだらけになった。
世の中のオトーさんは裏ビデオを見るためにVHSを買ったという。

閑話休題

で、OSだがMac OS, UNIX Lynuxって所が有名どころ。
もし、それらのシェアがほぼ均等なら特定OSだけに感染するウィルスの効果は殆ど意味を為さないことは容易に判る。
これが自然だと思う。

HPがこれからIT(PC)が伸びそうな地域向けにLynux搭載機を売り出したのは面白い切っ掛けになると思う。

これからの進捗が興味深い。

なお私は最近まで事務所97という業務用ソフトを使っていたが事務所2000になっても殆どメリットを感じない。
事務所が売れなくなる理由もなんとなく判るような気がする。

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