フライフィッシングのカリスマ(と誰が決めたのか知らないが)
イワイマジックミノーってのを出して、これが3本で1400円から1500円。ええ商売です。
バスサーフェイスシステムはココ
釣ってる記事はココ
DVDの紹介はココ
なんちゃって商品はココ
的確な評判はコレ
昔にバスをやってた感覚からするとリップレス(つうか折れた)フローティングラパラ、とかザラやスラッゴの放置プレイと何も代わらん(笑)。
ま、目新しさで暫く売れるでしょうが、コレを使ったら誰でも爆釣できるというウエポンはありえません。フライをたしなんでる感覚からすると杉坂氏のフローティングワカサギ
の亜流とも思えますし、マイラーチューブを使ったフライとの違いもはっきりしません。いずれも爆釣できそうでできないのが本当です。
「イヤ、私は爆釣した」って人もいるでしょうが、いつでもどこでも誰でもという条件をかけると駄目なんじゃないでしょうか。
管理釣り場のエッグフライがいつでもどこでも誰でも爆釣できるとはかぎりませんから。むしろ餌釣りでさえ爆釣できないときもあるので・・・。
さて、他人の商売に口を挟むのはこれくらいにしておいて、少し難しい問題に入りましょう。
釣り具業界はスプーンによるニジマス釣りでバサーを管釣りに誘導してマーケットを作り出しました。それまでほぼ壊滅的だったトラウト用ルアー売り場が増設。
しかしフライ関連は徐々に減ってきています。
まず、フライフィッシングってお高い感じがします。タックルが高価だけじゃなく餌釣りよりも色々必要でめんどくさそうな雰囲気を醸し出しています。
餌釣り:竿、ミチイト、ハリス、針、錘、浮きまたは目印。の6点。
ルアー:竿、リール、ライン、ルアー。の4点。
フライ:竿、リール、フライライン、リーダー、ティペット、フライ。の6点。
ルースニング、アウトリガーで浮きと錘がついて8点。
そして餌釣りとルアーは色々共用できますが、フライは他の釣りへの転用が困難です。
フライフィッシングが釣果を第一目的としているのではなく、フライを巻く、キャストする、そして釣り。と3つも楽しめるためでもあるのですが、フライで釣れる魚を対象にするため、他の魚への転用は頭の切替が必要でちょっとめんどくさいですね。
この辺が取っつきにくい感じ(オーラ)とセレブ気取りの雰囲気を出しているのでしょう。
ま、貴族の釣りとかええかっこした紹介がクラシック音楽愛好家の雰囲気とかと重なるし、骨董趣味とかバンブー愛好とかも何か通じますね。さらにぱっと見地味なフライのウンチクも鬱陶しいです(笑)。アトラクタで釣るか、イミテーションで釣るかの違いなんですけどね。
実際フライは餌やルアーよりも制限されるのです。手返しの悪さはフォルスキャストが象徴です。太い糸を振り回すから開けていないと駄目。とかね。
さて、マジックミノーですが、バサーが持つフライタックルとしてはよろしいんじゃないでしょうか。
バスボートで沖に出ているのでフルラインキャストの必要はない。
#5なら大きなフライも投げやすい。
バスボートを出してセコセコリグで釣るよりもフライを投げる方が気持ちよい。
これほんとです。フライキャストの楽しみを覚えるとヘコヘコリグのチョイ投げシェイクが寂しくなります。
なお、フライでバスが簡単に釣れることは結構昔から知られていることで、バスバグとかコルクヘッドのポッパーが昔からありました。チェルノなども良いバグでしょう。フラホッパーというルアーなんてフライからの発展型としか思えません(笑)。
じゃ、なぜフライでバスを狙う人があまりいないのか。
小バスほど先に食いつく。青鰓がよく釣れる。陸っぱりではフライがやりにくい。ストイックな感じがないのでフライフィッシャーが手を出さなかっただけと思います。
それとアメリカ北部は欧州系の流でフライでトラウト。南部はアメリカ独自のルアーでバスと文化が異なっています。日本の魚釣り業界がどちらに目を向けたかというとバス。バス用タックルへ参入する方がマーケットが大きかったのでしょう。フライにはないトーナメントとかもあったし、バスボートの普及も含めて新規マーケットだったと思います。フライって釣り方そのものが殆ど代わっていませんし、昔のタックルで楽しめますが、ルアーは少し厳しいので釣具屋にとっては大きな成長分野だったでしょう。1970年代ではこれから発展する分野だったかも知れません。1970年代のフライは既に涸れて(枯れて?)いたのかも。
ということで釣り具業界はバスに目を向けるし、殆どのフライフィッシャーはトラウトに夢中になるし、何でも釣ってやろうという人はまるで「こうもり」の様になっていたのかも知れません。
しかし、潮目はバスから退きだしたのでトラウトの管釣りがブーム。雑誌もトラウトをフライで狙おうという特集があったりする。ルアーで殆ど釣れていないときにフライで楽しい釣りが出来ると羨望の眼差しを受けることもある。釣果至上主義になるとフライで釣りたくなるのだろうな。
だが、ある程度楽しめるようになるまではキャストの壁を乗り越えねばならない。
ほんの数時間の練習でコツを掴めると一気に視野が開ける。そのあとはフルラインキャスト、そして「美しい無駄のないキャスト」に代わっていく。
ムチのようにフライラインを操って遠くにフライをキャスト。そして直ぐにヒットして取り寄せる。その間にルアーが3キャスト。という理想状態はなかなかありませんが、そういう状況は本人よりも周囲が覚えていたりします。
あなたもフライやってみませんか(笑)。
イワイマジックミノーってのを出して、これが3本で1400円から1500円。ええ商売です。
バスサーフェイスシステムはココ
釣ってる記事はココ
DVDの紹介はココ
なんちゃって商品はココ
的確な評判はコレ
昔にバスをやってた感覚からするとリップレス(つうか折れた)フローティングラパラ、とかザラやスラッゴの放置プレイと何も代わらん(笑)。
ま、目新しさで暫く売れるでしょうが、コレを使ったら誰でも爆釣できるというウエポンはありえません。フライをたしなんでる感覚からすると杉坂氏のフローティングワカサギ
の亜流とも思えますし、マイラーチューブを使ったフライとの違いもはっきりしません。いずれも爆釣できそうでできないのが本当です。
「イヤ、私は爆釣した」って人もいるでしょうが、いつでもどこでも誰でもという条件をかけると駄目なんじゃないでしょうか。
管理釣り場のエッグフライがいつでもどこでも誰でも爆釣できるとはかぎりませんから。むしろ餌釣りでさえ爆釣できないときもあるので・・・。
さて、他人の商売に口を挟むのはこれくらいにしておいて、少し難しい問題に入りましょう。
釣り具業界はスプーンによるニジマス釣りでバサーを管釣りに誘導してマーケットを作り出しました。それまでほぼ壊滅的だったトラウト用ルアー売り場が増設。
しかしフライ関連は徐々に減ってきています。
まず、フライフィッシングってお高い感じがします。タックルが高価だけじゃなく餌釣りよりも色々必要でめんどくさそうな雰囲気を醸し出しています。
餌釣り:竿、ミチイト、ハリス、針、錘、浮きまたは目印。の6点。
ルアー:竿、リール、ライン、ルアー。の4点。
フライ:竿、リール、フライライン、リーダー、ティペット、フライ。の6点。
ルースニング、アウトリガーで浮きと錘がついて8点。
そして餌釣りとルアーは色々共用できますが、フライは他の釣りへの転用が困難です。
フライフィッシングが釣果を第一目的としているのではなく、フライを巻く、キャストする、そして釣り。と3つも楽しめるためでもあるのですが、フライで釣れる魚を対象にするため、他の魚への転用は頭の切替が必要でちょっとめんどくさいですね。
この辺が取っつきにくい感じ(オーラ)とセレブ気取りの雰囲気を出しているのでしょう。
ま、貴族の釣りとかええかっこした紹介がクラシック音楽愛好家の雰囲気とかと重なるし、骨董趣味とかバンブー愛好とかも何か通じますね。さらにぱっと見地味なフライのウンチクも鬱陶しいです(笑)。アトラクタで釣るか、イミテーションで釣るかの違いなんですけどね。
実際フライは餌やルアーよりも制限されるのです。手返しの悪さはフォルスキャストが象徴です。太い糸を振り回すから開けていないと駄目。とかね。
さて、マジックミノーですが、バサーが持つフライタックルとしてはよろしいんじゃないでしょうか。
バスボートで沖に出ているのでフルラインキャストの必要はない。
#5なら大きなフライも投げやすい。
バスボートを出してセコセコリグで釣るよりもフライを投げる方が気持ちよい。
これほんとです。フライキャストの楽しみを覚えるとヘコヘコリグのチョイ投げシェイクが寂しくなります。
なお、フライでバスが簡単に釣れることは結構昔から知られていることで、バスバグとかコルクヘッドのポッパーが昔からありました。チェルノなども良いバグでしょう。フラホッパーというルアーなんてフライからの発展型としか思えません(笑)。
じゃ、なぜフライでバスを狙う人があまりいないのか。
小バスほど先に食いつく。青鰓がよく釣れる。陸っぱりではフライがやりにくい。ストイックな感じがないのでフライフィッシャーが手を出さなかっただけと思います。
それとアメリカ北部は欧州系の流でフライでトラウト。南部はアメリカ独自のルアーでバスと文化が異なっています。日本の魚釣り業界がどちらに目を向けたかというとバス。バス用タックルへ参入する方がマーケットが大きかったのでしょう。フライにはないトーナメントとかもあったし、バスボートの普及も含めて新規マーケットだったと思います。フライって釣り方そのものが殆ど代わっていませんし、昔のタックルで楽しめますが、ルアーは少し厳しいので釣具屋にとっては大きな成長分野だったでしょう。1970年代ではこれから発展する分野だったかも知れません。1970年代のフライは既に涸れて(枯れて?)いたのかも。
ということで釣り具業界はバスに目を向けるし、殆どのフライフィッシャーはトラウトに夢中になるし、何でも釣ってやろうという人はまるで「こうもり」の様になっていたのかも知れません。
しかし、潮目はバスから退きだしたのでトラウトの管釣りがブーム。雑誌もトラウトをフライで狙おうという特集があったりする。ルアーで殆ど釣れていないときにフライで楽しい釣りが出来ると羨望の眼差しを受けることもある。釣果至上主義になるとフライで釣りたくなるのだろうな。
だが、ある程度楽しめるようになるまではキャストの壁を乗り越えねばならない。
ほんの数時間の練習でコツを掴めると一気に視野が開ける。そのあとはフルラインキャスト、そして「美しい無駄のないキャスト」に代わっていく。
ムチのようにフライラインを操って遠くにフライをキャスト。そして直ぐにヒットして取り寄せる。その間にルアーが3キャスト。という理想状態はなかなかありませんが、そういう状況は本人よりも周囲が覚えていたりします。
あなたもフライやってみませんか(笑)。
私は現在タイにおります。ここでルアーでバラマンディやジャイアントスネークヘッド釣りをしています。
30年近く前に、フライをやっており、今度フライでバラマンディを狙ってみたいと思い始めました。
そこでマジックミノーというトップ系のフライがあることをネットで知り、どんなものかと検索していたわけです。
いざ、初めてみようとすると、タイという環境も手伝って、分からないことが多くあり、今後質問などさせていただいて宜しいでしょうか?
突然で申し訳ありませんが、宜しくお願いいたします。
私はソルトにそれほど詳しいわけじゃないのですが答えられる範囲で対応させていただきます。
バラは比較的トップに反応する傾向があるので、釣れたら楽しいだろうなぁとう感じです。
さて、ルアータックルでは40~60lbリーダーを使用しています。だいたい1匹かけるとリーダー先端5~10cmがザラザラ、ボロボロになりますので、切って繋ぎなおします。
しかしフライの場合はテーパーリーダーが一般的で、そんなごっついリーダーはないように思われます(知らないだけかも知れません)。
そこで、お聞きしたいのですが、テーパーではなく60lb通しのリーダーでも可能なものでしょうか?
タイの片田舎にいるもので、参考書なども手元になく、お尋ねしている次第です。
お時間のある時にでも、お返事頂ければ幸甚です。
テーパー無しでターンオーバーさせる手はあります。
ループが展開している最中でブレーキをかけるだけです。通常はフライラインが転がるようにループが展開して、そのままテーパーリーダーに力を伝えます。
でもループが展開している最中にラインが止まったらその勢いでループが展開します。
淡水で1.5号のリーダー直結の経験あります。ラインをフリーで飛ばさずに止めるだけです。
どうしてもテーパーを付けるのなら100Lbとかのラインで作ればよいと思います。
まずはやってみましょう。竿を折られたりフライラインを引きちぎられても豪快な魚と言い切れると思います。
ノーテーパーで試してみるに如かずですね。
フライは軽い仕掛を遠くにやんわりと届けられるのがメリットですからボワッとしたパターンがよさそうですね。