ならおうは穏やかに語る

Fly Fishingを中心に難しい話からヨタ話まで支離滅裂な雑文。
(09/08/23カウンターを付けました。)

二番煎じと呼ばれる何かが一番になるには?

2012-05-11 22:36:29 | Weblog
これ、単に思いつきです。
とあるお菓子の話。

江戸時代から有名な観光地にAというお菓子がある。名物と行っても良いだろう。そういうCMもバンバン打っていた。
鉄道沿線にある他の観光地でもAを購入する事は可能だ。
Aの傍らにBというお菓子がある。名前の一部はAと重複し、頭文字も見た目はなんとなしにAと似ている。
むりやりSと5が似ていると言うようなもの
で、今回はBがAを上回るにはどうするかという話。もう少し前提情報を出そう。
AとBの価格は同じ(過去は少し安価で販売)
味はAと大きな差はない筈だが、Aの方が旨いと思われている。
Aが上品という評価もある。
AはBより容器の質が良い。
BはAのコピー商品という位置づけ。
こういう状況でBがAを凌駕する為にはどうすればいいか。何をもって凌駕するのか。それを考えてみよう。
売上高
マーケットシェア
経常利益
ブランド価値
これらを考えてみよう。

売上高
これを大きくするには大量販売が必要で、設備投資やらナンやらが必要だ。そして安価に大量生産して全国津々浦々まで販売するという自転車操業が待っている。
利益率は低下するだろう。資金の回転も必要で、何かがこけたら一気に崩壊する暴走機関車状態。あまり好ましくないと思う。


マーケットシェア
売上高と連動している。トップに立つために大量販売して強引にマーケットを切り開いていくことになる。悪くないが、上記の評価があると、結局本物Aを味わいたいという流れに押し切られてしまい、自らが切り開いた新規市場をAに乗っ取られることになる。


経常利益
利益を出す為にはコストを下げれば良い。違法なんたらもあるが、そういうものを無しでコストを下げるには大量販売用に大量仕入れで原価を下げる。大量生産はそこでも有効だ。同じ工程で一気に造る方が均質な品質で・・・と工業そのものだ。
しかし、この方法は結局売上高を拡大する為に大量生産してマーケットを切り開いていく、というやりかたで、何かがこけると難しくなる。


ブランド価値
じっくりと正当な方法で「本物」を演出する。これまでのコピーもんという評価を覆す。どうするか。
まず、上記前提情報における悪い評価を全部良い評価になるようにする。
味:素材を厳選する。上品な味は素材からだ。
容器の質:これも良い素材を使うに限る。

プレミアムにしてしまう。ここで価格を大幅に上げる戦略もある。つまりプレミアムBという考え方。
これはサントリーがモルツ、プレミアムモルツでやっている。

そうだ。ブランド価値を高めるプレミアム商品を出す事が重要なのだ。そして口コミで広めるしか無い。ところがAはそれを専門店でやっているというジレンマがある。
あとはAのプレミアムを上回るスーパーを出すか、などこの辺はがんばってくれ。

以上


はBを凌駕しているのでこのブランド価値を大きく上回るためにする事は次の様になるだろう。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。