NPO法人 地域福祉協会

清掃事業  森林事業(植栽・剪定)

教育の研究。 -国語教科書を契機として-

2017-08-24 | コラム
極めて個人的な話であるが

私は
小学校の国語の教科書に載っていた
詩や文学で

文学や和歌が好きになったのではない。

以下
人名が多いため
敬称は略します。

最初は
学校の図書館にあった
江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ(最近復活したようです)を読んで
文学に覚醒した。

ショートショートは
星新一、眉村卓、筒井康隆と
お決まりの路線に移行した。


漢文や中国の古典も
三国志演義は柴田錬三郎のもの
福永光司や諸橋轍次へと
自分勝手に進んでいったのである。

和歌への目覚めは
坂東眞砂子の狗神の主人公が
国語の教師で
額田王の歌を諳んじるというところで感動してからで
比較的に後発である(坂東さんの文学は私の後半生を決定づけたものであります)。


ここで
判明するのは

国語や漢文や古文の教科書に載せる
詩や文学は

私が選んだほうが良いということである。


灘中灘高における奇跡の授業は
案外実現可能であり
「銀の匙」にこだわる必要もない。


何れにしましても
「あんにゃのNPOちゃ森づくりしとらんかよ」という
富山県民の不平不満の叫びが聞こえてくるようですが

森づくりの前に
人づくりが大切であり

その中核に
国語と読書があるということを
言いたかったのであります。


おわり


高橋記(中部高校落ちこぼれの富山県高校再編への意見:まず富山と中部を一つにせねばならぬ)