現時点の
森林植生と遷移について
まず精緻な現地探査が必要である。
すなわち
富山県の植生分布について
一般概念で先生方にお聞きしても
その概念、一般化の方策は
まちまちだからである。
ある方は
低山帯までは
常緑広葉樹林
ある方は
落葉広葉樹林
あるいは
混交林が現実の植生であると述べられた。
特殊個別の植生を
一般化して理解したいのは
人の常である。
富山県は
常緑広葉樹林帯であり
照葉樹林文化圏だと規定すれば
あたかも進歩した文化圏であるような気がするし
わかりやすいからだ。
しかし
ぼくは
洞杉や周辺の植生を
素人ながら観察すると
いろいろな広葉樹や杉などの針葉樹が混生しているような感じであり
新潟県と石川県の境で
多様な植生が見られるのが富山県ではないかと思うのです。
その境界と混沌が
アジールであり
余白であって
聖なる世界への入り口ではないか。
何れにせよ
魚津桃山運動公園も
100年後には
潜在自然植生を顕在化しているでしょう。
おわり
高橋記(研究テーマ:人工林と原生林の植生と遷移を明らかにする事)
森林植生と遷移について
まず精緻な現地探査が必要である。
すなわち
富山県の植生分布について
一般概念で先生方にお聞きしても
その概念、一般化の方策は
まちまちだからである。
ある方は
低山帯までは
常緑広葉樹林
ある方は
落葉広葉樹林
あるいは
混交林が現実の植生であると述べられた。
特殊個別の植生を
一般化して理解したいのは
人の常である。
富山県は
常緑広葉樹林帯であり
照葉樹林文化圏だと規定すれば
あたかも進歩した文化圏であるような気がするし
わかりやすいからだ。
しかし
ぼくは
洞杉や周辺の植生を
素人ながら観察すると
いろいろな広葉樹や杉などの針葉樹が混生しているような感じであり
新潟県と石川県の境で
多様な植生が見られるのが富山県ではないかと思うのです。
その境界と混沌が
アジールであり
余白であって
聖なる世界への入り口ではないか。
何れにせよ
魚津桃山運動公園も
100年後には
潜在自然植生を顕在化しているでしょう。
おわり
高橋記(研究テーマ:人工林と原生林の植生と遷移を明らかにする事)