創作料理「すなふきん」の部屋 (南紀地磯・鮎釣行記)

南紀田辺市で居酒屋をやっています。夏は鮎釣り、冬場はグレ釣りと
食材仕入れにせっせと南紀の地磯へ通っています。

7月26日、日置川ダム下

2016年08月01日 | Weblog
前回のダム上、近露ではずいぶんいい目をしましたが、
さてさて、ダム下はどんなものか…。

高速も延びて、自宅からいつものオトリ屋さんまで30分ほどで行けます。
1年ぶりにおかみさんに挨拶して、どこがいいか聞くと、
鹿ノ瀬で一昨日に50~60匹釣れたとのこと。
う~ん、行ってみたいけど、釣り荒れてるかなぁ、と思いながら、
ここへ来るまでに、鹿ノ瀬誰も入ってなかったし…。

結局鹿ノ瀬へ。(笑)

久しぶりのポイントですが、ずいぶんと細かい石が入って、荒い感じが
なくなっています。

とりあえず、瀬の頭からオトリを送り込むと、

ぐぐん、とすぐに反応。
竿で溜めて抜きあげたのは17センチほどのきれいな鮎。



続けて、すぐに二匹目。
そのまま対岸に向かって、オトリを差し替えながら
3匹追加。

まだ20分も経ってないのに、こりゃ何匹かかるのかな、と思いきや、
瀬を釣り下りますが、まったく反応がない。

丁寧に探りますが、なかなか反応がなく、こんなときに限って、
やっとこさ掛かったと思ったら、ばれる。

結局瀬尻まで釣り下りますが、3匹ばらして1匹も取り込めず。(泣)

時間も2時間近くが経っていますし、残り時間もあまりない。
もとの瀬の頭に戻り、どうしようか、しばし思案。

で。

水深の浅い瀬肩の鏡で、鮎が時折跳ねていたので、
だめもとでサラの養殖オトリを泳がせてみます。
最近、引き釣りばかりしていたので、泳がせは久しぶり。
川に座り込み、姿勢を低くして竿を立て、ゆっくりと泳がせていきます。
竿半分ぐらいの所で、目印がぶるぶるぶるっとふるえます

ん、まさか掛かった?

これが、掛かってるんです。(笑)

ぐいぐいと竿を絞り込む気持ちのいい匹具合。
座ったまま抜きあげたのは18センチの真っ黄色の鮎。

オトリを変え、手を離すと、今度は目の前で掛かります。

うそ~ん。(笑)

そこからはほぼ入れ掛かり状態。
水深が浅いので、野鮎が水面まで跳ね上がって飛びついてきます。
鮎の姿はあまり確認できないのですが、追い気満々の鮎がそこら中にいる感じです。

こんな時は、案外、根掛かりしてポイントをつぶしてしまいがちですが、
根掛かりもなく順調に数を伸ばしていきます。
気が付けば、1時間弱で15匹。
空中バラシも3匹あったので、まさかこんな浅い瀬肩の鏡で
いい目をするとは夢にも思いませんでした。
型も16センチから20センチまで型そろい。

う~ん、今年の日置川はダム上もダム下も十分楽しめそうです。