♪パパッパ パパパパパ ア~ン、ア~ン♪
椿の地磯で、青江美奈の曲を思い出す人は
かなり年配です。(笑)
今日は大方1年ぶりの椿の地磯、富貴旅館裏のイセザキ。
小潮の満潮で、階段を下りて行くルートは×。
仕方なく、プール横から崖を降りるルートで
ポイントへ。
さすがに椿あたりまで来ると、
平日は空いています。
先客は一人、さっそく撒き餌を用意し、
仕掛けを準備して釣り開始。
満潮からの下げに入ったところ。
潮はゆっくりと沖向きに出て行きます。
撒き餌を打つと中層でチョウチョウウオの類が
出てきて餌を突いていますが、動きはいまいち。
こんな時はグレの活性も低く、あんまりいい目を
した覚えがありません。
とりあえず2ヒロで仕掛けを投入。
竿2本ほど流して回収すると、
案の定、オキアミの中だけ吸われて
透明のカラだけ残ってきます。
集中して撒き餌を打った後の水中の様子を
眺めますが、どうも魚の活性が感じられず。
タナを矢引にしてみたり、重い仕掛けで
4ヒロ近くまで落としたりしてみますが、
どうもパターンがつかめません。
こうなったら、際狙いでゆっくり仕掛けを
沈めると、もぞもぞっとしたウキの動きで
軽く合わせると乗りました。
でも小さい。
浮いてきたのは25センチほどのイガミ。
干物用にお持ち帰りです。
しかし、撒き餌が効いてくると
チョウチョウウオの類が餌をチュッチュしに
中層で悪さをしに出てきます。
そのうち、撒き餌を打ってしばらくすると、
沖で「ばしゃん」と波紋。
どうやらボラのようです。
ボラが出てきたとたん、餌が残りだしたので、
集中的に打ち返していたところ、
竿をひったくるような大きなアタリ。
竿でためると沖へ沖へと水面近くを走ります。
時折ヒラを返すとぎらぎらと白いので
鰹かも、と思い今日の食材ゲットに
慎重に寄せにかかります。
ようやく、足下までよってきた魚を確認しました。
青物にしては細い、頭が平べったい…。
ぼ、ボラやん。(泣)
しかし、買ったばかりのシマノのリールは
物音一つたてずに、巻いた分だけ魚を寄せてくれます。
さすがに10年前のリールとは雲泥の差。
タモに入れてサイズを測るとジャスト60㎝。
人によれば、この時期のボラはメスなら卵を採って
カラスミにするらしいですが、
ボクは昔からボラが苦手で速攻針を外して
海にお帰り頂きます。
その後、隣の釣り人はサンノジとアイゴを
かけておられましたが、こっちはグレの顔を見ることなく
納竿。
しかし、久しぶりに白浜以南の磯に来ましたが、
やっぱりいいですね。
白浜ももちろんいいんですが、ここまで来ると、
海の色や雰囲気もちょっと違うんですよね。
今度は久しぶりに黒崎あたりまで行ってみようかな。
納竿。