創作料理「すなふきん」の部屋 (南紀地磯・鮎釣行記)

南紀田辺市で居酒屋をやっています。夏は鮎釣り、冬場はグレ釣りと
食材仕入れにせっせと南紀の地磯へ通っています。

7月21日、鮎釣り三日目

2016年07月21日 | Weblog
さて、鮎釣りも連続三日目。

かなり体がだるい…。(笑)

いつもなら解禁からゆっくり暑さに体を慣らしていけますが、
さすがにこの暑さの中、いきなり三日連続は辛いなぁ。

しかし、それでも行きます。(笑)

昨日付けておいたオトリ鮎を引き揚げ、しばし思案。
カッパ橋下流か、小原か…。

いろいろ悩んだあげく小原に決定。



なんとここも貸し切り。
こんなに掛かっているのになんで人がいないんだろう…。

プール横から車を川に降ろし、準備してからポイントを確認します。
車を降ろしたのは右岸ですが、右岸側のヘチにいい石が並んでいます。
川を切って左岸にわたり、少し上流に上がったポイントで竿を出してみます。



水深は浅く、ぎりぎりオトリが届くか届かないかまで下がって、
ゆっくりとオトリを送り込みます。

すぐに竿先からアタリが伝わり、少し竿先でオトリを引き上げてやると
「こつん」と掛かりました。
難なく抜きあげたのは12センチほどのこぶりの鮎。

う~ん。ここもこのサイズか…。

いやいや、贅沢を言っては行けません。掛かるときに掛けなければ。
静かに、ゆっくりとオトリを引き上げながら数を伸ばしていきます。
今日は時折曇り空で、日差しは昨日より柔らかい。

平瀬を一通りやってみて12匹。
こうなったら型が欲しい。
上流の段々瀬に行ってみます。

大きな岩がごつごつとしたポイントで結構立ち位置が難しい。
一番型の良さそうなオトリを岩の裏の波立ちに沈めてみます。

すぐに「ごん」と大きなアタリ。
がばれる。

すぐに逆バリをセットして同じ場所へ。

しばらくして、「ごつん」で掛かります。
少しましな15センチほどの鮎。

が、後が続かない。
いろいろ試してみますが、2匹追加のみ。
型はまぁまぁですが、数が伸びないなぁ。

小原で粘ろうかと思いましたが、ポイント移動でカッパ橋下流へ。

以前は車で橋の下流へ行けましたが、川が変わって土手が削られ、
橋の下、橋脚の横から降りなければならなくなっています。

右岸と左岸に川が分かれて、一つになったところから瀬が続きます。
その瀬の終わる瀬肩から、オトリを入れていきます。

左岸のヘチを引っ張り上げると、「こつん」ですぐに1匹。



サイズは上流よりちょっとマシ。
オトリを変えて同じ筋を引っ張り上げて、すぐに2匹目。
こんな感じで順調に数を伸ばしていきます。
サイズは20センチジャストもあり、ここはアタリポイントかも。

今日は泳がせるより、引っ張り上げる方が鮎の反応がいい。
ちょっとした前アタリがあれば、すこし止めて誘ってやると
必ずと言っていいほど掛かってくる。

が、三日目で疲れもあるのか、釣りが雑になっているようで
バラシが多い。
空中バラシでもう5匹を超えてる…。(泣)
水中でのバラを含めると10匹近い。おまけに引き舟から1匹脱走するし。(笑)

それでもプチ入れ掛かりもありながら、3時間強で小原の釣果と併せて
35匹。



バラシがなければ余裕で40匹超え。
1日やっていれば、かなりの数が掛かったかも。

こんなに釣れているのに、釣り人は見えず。
いったいどうなってるの?(笑)

さて、さすがに明日は金曜日でお店の予約もあるので釣りは
いったんお休み。
週明けには、すでに20センチ前後が数釣れるダム下へ
行ってみる予定です。

















7月20日、鮎釣り二日目

2016年07月20日 | Weblog
さて、昨日に引き続いて、近露へ。
天気も良く、昨日浸けて帰った鮎も元気いっぱい。
さっそく、鮎を浸けて帰ったカッパ橋上流の同じ場所で始めます。



オトリを昨日掛かった同じポイントに送り出すと
すぐに掛かります。
型はやはり小さめ。
アタリもかなり小さく、前アタリの後に少しオトリにアクションを
付けてやると、「くくん」と掛かってきます。



この瀬も昨日と同じ貸し切りです。
ここはと言うポイントをどんどん探っていきます。

順調に数を伸ばして行き、1時間で10匹になります。
もうずいぶん前に近露で良く掛かったシーズンがありますが、
その時の感じに似ています。
あの時は「もしかして天才?」と大きな勘違いをして、
良くシーズンには思い知らされたっけ。(笑)

昨日、あんまりやっていなかった、上流側のチャラ瀬にオトリを
入れてみます。
ゆっくりゆっくり、オトリに気を遣いながら引き上げてやると、
ここでもぽろぽろと掛かります。

ついつい釣りに夢中になって、水分補給を忘れがちですが、
この暑さでは、熱中症になってもおかしくない。
時折休憩を入れながら、スポーツドリンクを口にして、
今日も3時間までと決めて釣りを続けます。

一通り、下から上までやってみて、2時間半で今日は
23匹。



うーん上出来です。型には不満は
ありますが、
取り込みや、オトリの操作のいいリハビリになりました。

さて。

明日も来る予定。(笑)
明日はカッパ橋下流か、上流の小原へ行ってみようかな。

7月19日、今シーズン初の鮎釣り

2016年07月19日 | Weblog
あんまりいい目をしなかった磯のグレ釣りシーズンが終わり、
ボクにとっては、釣りの端境期に入り、ブログも放置したまんま。
時折、キス釣りに出かけたりはしていましたが、
好調と言われた割には、ボクの出かける時だけ潮が悪いのか、
まったく釣れず。

そして待ちに待った鮎釣り解禁日。

…。

持病の腰痛が…。(泣)

すっかりよくなるのに、一ヶ月、鮎釣りを辛抱していましたが、
ホームグランドの日置川の情報はあんまりよくなく、
しかも、新苔→大雨→川真っ白→新苔→大雨、のサイクルで
あんまり掛かっていない様子でした。

まぁ、のんびり行くかと、出動の機会を待ちながら、
ようやく、7月19日、初釣りとなりました。

まずは日置川上流の近露で様子を見ようと、いつものオトリ屋さんへ。
おかみさんが出てきて、状況を聞くと、ようやくまともに掛かりだしたとのこと。
週末の連休で鮎釣り教室を開いたけど、初めての人でも半日で10匹掛けた
人もいるとのことで、おかみさんいわく「腰痛出て、ちょうど良かったんちゃう」(笑)

とりあえず、実績のある温泉前へ。



なんと貸し切り。
そんんなに釣れているならもっと人がいても良さそうなのに。



養殖のオトリをセットして色の良さそうなチャラ瀬のヘチにオトリを泳がせます。

天気は梅雨も明け、快晴。
風もなく、絶好の鮎釣り日和。
やっぱりいいなぁ、鮎釣りは。

と、すぐに「こつん」と小さなアタリ。
竿をたてると鮎が付いています。
なんなく引き抜いたのは12センチほどの小さな鮎。



とりあえず、今年初の鮎をしげしげと眺め、
ようやくボクの夏が始まったなぁ、とつくづく思う。

オトリを変えて、同じポイントへ。
そのままゆっくりと引き上げて行きます。

また同じようなアタリで二匹目。
サイズも同じようなもの。
こりゃ、数は釣れるけど型が厳しいなぁ。

川は貸し切りなので、ここ、と言うポイントをどんどん攻めて行きます。
引き釣りでぽろぽろと追加。
が、型は変わらす。

こうなると贅沢なもので「小さいのはもういらん!」
と型ねらいに走ってしまいます。
時間は1時間ほど経っていて、引き舟の中には5匹。
少しポイントを変えて、川幅の狭まった瀬の中にオトリを入れてみます。

「ぐぐん」とちょっとこましなアタリで掛かってきたのは
ようやくましなサイズの16センチのきれいな鮎。



が、後が続かず1匹追加のみ。

ここで場所移動。

なんせ、暑い。
解禁当初からなら、序々に慣れていきますが
いきなりこの暑さは堪える。
今日は三時間と決めて集中して釣ることに。

カッパ橋上流のトロ瀬に入ります。

際のヘチをねらうとすぐに1匹目。
やはり型はこぶり。

が、残り1時間しかありませんが、ぽろぽろと追加していきます。
釣り下りながら、やや川幅の狭まった水深のある瀬の中へ
オトリを沈めると、今日一番のアタリ。
ぐいぐいを竿を締め込みながら、引き抜いたのは、
今日一のサイズ、18センチ。

また、筋を変え、竿の角度を変え釣り上がり、
1時間で10匹追加で合計17匹。

まぁ初日正味2時間半でこれだけ掛かれば十分楽しめました。
ただ、サイズがなぁ。
場所によってはいいサイズが潜んでいるポイントもあるかも。
また明日も来るので、オトリを川に浸けて帰ります。

さて、今シーズンはどうなることやら。
鮎釣りが始まります。