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Snowman's Cafe Annex

演劇関連のテレビ・ラジオ情報です。

韓国ミュージカル「マリー・アントワネット」

2022年05月03日 16時00分00秒 | 衛星劇場

【放送時間】16時00分~
【放送局・視聴エリア】衛星劇場HD
【Webサイト】https://www.eigeki.com/series/S73376
【作】遠藤周作「王妃マリー・アントワネット」
【脚本・作詞】ミヒャエル・クンツェ
【作曲】シルヴェスター・リーヴァイ
【演出】
【出演】キム・ソヒョン、イ・チャンソプ、ミン・ヨンギ 他
【収録】2021年 月 日/東京 PARCO劇場
【上演時間】3時間00分(休憩:なし)

遠藤周作の小説『王妃 マリー・アントワネット』を原作とした同ミュージカルは、 『モーツァルト!』『エリザベート』『レベッカ』などを生み出したミュージカル界の巨匠ミヒャエル・クンツェ脚本・作詞、シルヴェスター・リーヴァイ作曲で、2006年東宝によって日本で初演された。
東宝は2014年、韓国のEMKミュージカルカンパニーに公演ライセンスを与え、韓国版の『マリー・アントワネット』も大成功を収めた。
その後ミュージカル『マリー・アントワネット』は両国で大いに認められ、成功的な作品として認識されている。
18世紀のフランス革命を背景に、悲劇の王妃マリー・アントワネットと、社会の不条理に立ち向かい革命を引っ張った仮想の人物マルグリット・アルノーという、共に『M・A』のイニシャルを持つ二人の対照的な人生をドラマチックに描く。
主人公マリー・アントワネットを演じるのは、韓国初演から3回連続で出演しているキム・ソヒョン。マリー・アントワネットを愛するスウェーデン貴族フェルセン伯爵は、BTOBのリードボーカルで澄んだ美声と表現力に優れたイ・チャンソプ、事件の黒幕であるオルレアン公を、今年デビュー23周年を迎えたベテランミュージカル俳優ミン・ヨンギが演じる。

【あらすじ】
1784年、華やかな宮殿。あらゆる宝石で着飾った貴族たちの間から、皆を圧倒しながら登場するマリー・アントワネット。
舞踏会がしばらく盛り上がった頃、マルグリット・アルノーという招かれざる人物がすっと現れた。
マルグリットは自身と市民たちの貧しい生活を訴えるが返ってくるのは貴族たちの冷たい皮肉な笑い声だけだった。
一方、パリの最新ファッションを先導しているマリー・アントワネットのもとへ宝石商べメールが訪れ、高価なダイアモンドネックレスを売り込むが、その申し出は断られる。
同じ頃、違う理由でマリ―アントワネットを引きずりおろそうと、オルレアン公、ジャック・エベール、マルグリット・アルノーは王妃に関するあらゆるスキャンダルを作り、嘘の噂をまき散らす。
宝石商べメールが売り込んだネックレスが発端となり、マリー・アントワネットは悔しい事件に巻き込まれ民衆から非難を受けるようになり…。

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ジュリアス・シーザー

2022年04月24日 17時00分00秒 | 衛星劇場

【放送時間】17時00分~
【放送局・視聴エリア】衛星劇場HD
【Webサイト】https://www.eigeki.com/series/S73376
【作】ウィリアム・シェイクスピア
【翻訳】福田恆存
【演出】森 新太郎
【出演】吉田 羊、松井玲奈、松本紀保、シルビア・グラブ
    久保田磨希、智順、中別府葵、小山萌子、安澤千草
    水野あや、 鈴木崇乃、西岡未央、清瀬ひかり、岡崎さつき
    原口侑季、高丸えみり、藤野涼子
    三田和代
【収録】2021年10月 日/東京 PARCO劇場
【上演時間】2時間15分(休憩:なし)

『コリオレイナス』、『アントニーとクレオパトラ』と並んで、ローマ史に基づいて描かれたシェイクスピアの有名な「ローマ劇」の一つ、『ジュリアス・シーザー』。
この男たちの陰謀と策略の渦巻く古代ローマの政治闘争を女性キャストだけの布陣で上演。
演出には、今や演劇界の重鎮と言える森新太郎を配し、朋友たちとの友情、師と仰ぐ人物への信頼と憧れ、正義ゆえの裏切りなど、女性が持つパワフルさを存分に生かして、ローマ史実を基にした壮大な政治劇を描き出す。

本作が初めてのシェイクスピア劇出演となる吉田羊が本作の主人公ブルータス役を演じるほか、松井玲奈がシーザーの腹心の部下アントニー役を、松本紀保がブルータスの同僚で友人のキャシアス役を、ミュージカルのみならずストレートプレイでも大きな存在感を放つシルビア・グラブがブルータスらに暗殺を謀られる古代ローマ王政の独裁官、ジュリアス・シーザー役で出演する。
さらに、三田和代や久保田磨希、藤野涼子ほか、映像、舞台で活躍するベテランから若手まで硬軟取り混ぜた女優たちが大集結した。

<ストーリー>
共和政末期のローマ、紀元前44年3月15日のジュリアス・シーザー暗殺とその後をめぐる物語。
宿敵を破ったシーザーが民衆の歓呼を浴びながら堂々とローマへ凱旋するところから芝居は始まる。
護民官や貴族のなかには、今や対抗勢力のなくなったシーザーに危険な野心を感じるものがいた。
キャシアスも、その権力が益々強大になり共和政の伝統を破壊することを危ぶんでいた。
そして、市民から厚い信望を得ていたブルータスを仲間に引き入れ、シーザーの暗殺を決行する。
英雄の死に一度は混乱した市民たちも、直後に行われたブルータスの演説に納得するが、シーザーの腹心だったアントニーが弔辞を述べると、今度は逆に反ブルータスへと翻ってしまい…。

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いのち知らず

2022年04月16日 17時00分00秒 | 衛星劇場

【放送時間】17時00分~
【放送局・視聴エリア】衛星劇場HD
【Webサイト】https://www.eigeki.com/series/S73252
【作・演出】岩松了
【出演】勝地 涼、仲野太賀、新名基浩、岩松 了、光石 研
【収録】2021年11月13日/東京・本多劇場
【上演時間】2時間10分(休憩:なし)

若手実力派俳優の勝地涼、仲野太賀を中心に、舞台出演は5年ぶりとなる光石研など、男性ばかり5名のキャストで贈る緊張感溢れる人間ドラマ。
とある山間にある研究所を舞台に、その施設の目的も知らずに門番として雇われている二人の若者と、やはりその施設で雇われている年配の男の交流を通して、「いのち」の意味と 男同士の「友情」の真価を問う問題作。

【あらすじ】
ロク(勝地涼)とシド(仲野太賀)は自他ともに認める親友で、将来は二人でガソリンスタンドを経営するという夢を抱き、資金を蓄えるために、給料のいい仕事に就いた。
山奥にある施設の門番だった。
鬱病などをかかえた人たちの更生施設だということだったが、先輩の門番モオリ(光石研)は、二人に、その認識の甘さ、呑気さ、を指摘。
施設はただの更生施設ではない、死んだ人間を生き返らせる研究をしているのだ、と言う。
本当なのか…
ロクとシドは混乱する。
そして、モオリや、モオリの紹介によるトンビ(新名基弘)という男の出現が、施設の所長の直属の部下・安西(岩松了)の存在が、二人の間に亀裂を生じさせてゆく…。

社会のシステムとクロスする男たちの友情。
友情は社会のシステムを凌駕してゆけるものなのか?
大きな権力の陰謀に翻弄される、二人の若者の運命とは―――。

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2022年03月27日 15時00分00秒 | 衛星劇場

衛星劇場HD
15時00分~
https://www.eigeki.com/series/S73309

【作】井上ひさし
【演出】栗山民也
【出演】山西惇、倉科カナ、久保酎吉、石田圭祐、木村靖司
    土屋佑壱、櫻井章喜、前田亜季、チョウヨンホ、野坂弘
    薄平広樹、花王おさむ、俵和也、助川嘉隆、南里双六
    頼田昂治、村岡哲至、岡部雄馬、川飛舞花、元田牧子
    武者真由、尾身美詞、榎本ゆう、宮松ぼたん、熊谷大輔
【収録】2021年9月 日/東京 世田谷パブリックシアター
【上演時間】3時間00分(一幕:1時間15分、休憩:15分、二幕:1時間30分)

『藪原検校』(1973年)、『小林一茶』(1979年)と共に、井上ひさし「江戸三部作」を形成する本作は、その完成度から井上ひさし屈指の人気を誇る傑作戯曲。
かねてより再演の要望が高い井上ひさし中期の大傑作が、こまつ座で19年ぶりに上演された。
主人公・徳を、2020年読売演劇大賞・男優賞を受賞し、数々の舞台・ドラマ・映画で活躍する山西惇が、紅花の里・紅花問屋の美しい女将おたか役を、井上作品初登場の倉科カナが演じる。
演出は井上演劇の真の担い手であり、2011年に新国立劇場にて『雨』を演出した栗山民也。
満を持して、こまつ座での『雨』の演出を手掛けた。
時代は江戸、欲に目が眩んで、羽前の国(現在の山形県)に入り込んだ江戸者が、言葉の通じない世界で、いかにその言葉の体系に精神を押し潰されていったかを、のべ百人近い登場人物を24名の出演者のみで演じきる。

【あらすじ】
江戸のしがない金物拾いの徳は、平畠藩の大きな紅花問屋の当主である喜左衛門が自分と瓜二つで、しかも失踪中という話を聞かされ、東北に旅して、喜左衛門になりすます。
喜左衛門の美しい妻おたかと結構な衣食住を手に入れた徳は、持ち前の起用さを発揮して、夜も寝ずに平畠ことばの習得に励み、殺人さえ重ねる。
しかし、ひたすら自分を殺して、本物の喜左衛門になりおおせようとした徳を最後に待ちうけていたのは、どんでん返しのおそるべき死の罠だった。
幕府の追求をかわすために身代わりを育てて死に追いこむ、平畠藩を挙げての精密な謀略である。
降りしきる雨の陰鬱な音が笑いと恐怖が背中合わせになった緊迫感の先にあるのは。

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彼女を笑う人がいても

2022年03月13日 19時00分00秒 | 衛星劇場

衛星劇場HD
19時00分~
https://www.eigeki.com/news/211

【作】瀬戸山美咲
【演出】栗山民也
【出演】瀬戸康史、木下晴香、渡邊圭祐、近藤公園、阿岐之将一
    魏 涼子/吉見一豊、大鷹明良
【収録】2021年12月16日/東京 世田谷パブリックシアター
【上演時間】1時間45分(休憩:なし)
 ※瀬戸康史、木下晴香、渡邊圭佑 3人のスペシャルインタビューあり

雨音。
1960年6月16日。
黒い傘をさした人々が静かに集まってくる。
人々はゆっくり国会議事堂に向かって歩き出す。
2021年、新聞記者の伊知哉は自分の仕事に行き詰まっていた。
入社以来、東日本大震災の被災者の取材を続けてきたが、配置転換が決まって取材が継続できなくなってしまったのだ。
そんなとき、伊知哉は亡くなった祖父・吾郎もかつて新聞記者であったことを知る。
彼が新聞記者を辞めたのは1960年、安保闘争の年だった。
1960年、吾郎は安保闘争に参加する学生たちを取材していた。
闘争が激化する中、ある女子学生が命を落とす。
学生たちとともに彼女の死の真相を追う吾郎。
一方で、吾郎のつとめる新聞社の上層部では、闘争の鎮静化に向けた「共同宣言」が準備されつつあった。
吾郎の道筋を辿る伊知哉。
報道とは何か。
本当の“声なき声”とは何か。
やがて60年以上の時を経て、ふたりの姿は重なっていく。

 

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