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聴覚しょうがい者 あろの独り言

生活の中で感じた事を書きます

話のねたがない。ごめん

2006年02月19日 | Weblog
暗い気持ちにさせるような、天気でした。
春が来るのは、もうすぐですね。その時、花の写真を撮りに行きたいです。
 前の話を持ち込んで悪いですが、耳が聞こえない子供を持つ母親から、聞いた話です。自分の子供を普通の子供と接して、健常者のように大学に進学させるには、どうしたらいい?とか、結婚するなら、健常者がいいとか、話していました。でも、あの時 お子様は小学2年生でした。今の生活を精一杯、生きなければ いけない時なのに、親は能力以上のさせるのを疑問に思いました。そのお子様は、昔の私と似ていて、勉強も駄目、友達がいない子で、毎日、登校時間になると、泣いて嫌がっていて、親は学校まで引っ張っていって、かわいそうです。健常者とうまく、話せないので、友達がいないのも、当たり前です。そういう子は、聾学校に戻すか、健常者と同じ学校に入れたいなら、難聴学級に同じ障害を持つクラスメートがいないと、会話力が身に、つかないでしょうか?私の小学時代は何も良い、思い出は、一つもありませんでした。だから、こういう悲劇を繰り返さないで欲しいです。特に、3年生の時の先生は、私の話を聞いてくれなかった。分かってくれなかった。同じクラスの子供の話ばかり聞いて、私を怒っておしまい。それが許せないから、それを今でも引きずっているかもしれない。掃除当番をサボッタ事と、私が友達に呼ばれても、無視しているという事 でも、普通の学校に通い、授業のとき、先生が話している内容が全く理解できなかったのは、補聴器をつけても、入る音は、(ぐわーん)という雑音になっていました。聞き取る能力がなかったかもしれません。
でも一つだけ、上手になったことがあります。それはカンニングです。悪いことだけど、テストのプリントに答案を書こうと思っても、書けない。すると、先生、親に怒られるという恐怖が頭から、離れない。その時、隣の人が書いている、解答が正しいような気がして、横目で見ながら、カンニングしました。正解があると、私にとって助かりました。でも、カンニングしないと、プリントを出せないという、惨めな思いは忘れられない。担任の先生は親に言って欲しかった。「この子は学力が全く駄目だから、聾学校に入れてくださいと」
 聾学校、養護学校を嫌がる親の姿勢も問題です。良いところをみてもらわないと、子供自身の悲劇が、続くでしょう。