花そよそよ

折々の花たちの囁き

テト

2016-09-24 16:45:12 | ワンコ


テトが
8/24 朝6時20分頃 逝ってしまいました。
12歳8か月

1年以上前からクッシング病を患い
薬を飲んでいました。
その後 骨粗しょう症になり 
近々では 歯槽膿漏になり そこから目の下が腫れたりしました。
少し前に調べてもらった MRI レントゲン 血液検査で
以下のことが分かった。

肝臓が前の検査より大きくなっていること。
目の上の方に小さな影があること。
血栓が2カ所見つかったこと。
もしかしたら悪性の腫瘍が肝臓と目の上の所に
できてるかもしれないと先生から言われました。
急に肝臓が大きくなったのは悪性かも・・・と。
ガンだったら 手術しても助からない可能性があることの方が高い。
 
12歳半を過ぎてることから 麻酔の副作用での死。
また 血栓が手術中に飛ぶことによる死。
手術中の死の恐れと 手術しても助からないかもしれないなら
小さな身体にメスを入れ 痛い思いをさせたくない。
それよりも 少しでも長く生きてほしい。
苦渋の決断ですが 私たちは手術しないことにしました。

でも 7月の終わり頃から テトの身体の調子が悪くなり
また検査をしたら 肝臓が急に2倍にもなっていて
血液検査の結果もよ悪くなっていました。
テトは そのころから少しずつ眠ることが多くなり
足腰に力が入らないようになってきました。
毎日 歯磨きをし 右目の下の膿みを取り消毒し
鼻水もクリーム色になってきたので 
それをスポイトで吸って 病院でもらった薬を点してあげて・・・
でも だんだん自分で歩けなくなってきてしまった。
だけど 頑張ってトイレの所に行こうとしてました。
見ていると 健気で かわいそうで 不憫で・・・
リビングにトイレシートを何枚も敷き
どこでおしっこをしてもいいよ と言ったんだけど
頑張るのです。
起き上がりそうにしたとき 手を添えてあげると
立ち上がって水を飲みに行ったり トイレに行ったり・・・
オムツをとも思ったんだけど かわいそうでできなかった。
やはり自然のままにテトを過ごさせてあげたかった。

今までのゴハンが食べたくないようだったので
新しく柔らかいのにしたりしたが それもつかの間
食べ物を前に置いても興味を示さなくなった。
手で鼻の近くにやってもダメだった。
食べないと心配で病院に連れていき
点滴をしてもらい少し良くなったように見えた。
でも 相変わらず食べないので また病院で点滴をしてもらい
家で点滴するのも購入し 夫と二人で毎日やってあげた。
点滴は皮下点滴なので電解質だけとのこと。
栄養は無いと病院の先生に言われ
もしかしたら・・・と子供達にも連絡し
ある程度元気な時にとテトに会ってもらった。
体重が3キロ位あったのに 
あっという間に800グラムも少なくなってしまった。
カニンヘンとよく間違われるくらい小さいのに
更に痩せて細くなって 抱っこすると軽すぎるくらいに。。。

テトは私のPCの椅子の下やロングクッションの上に居た。
ミトがソファーにいるときは
行きたいだろうな~とソファーに連れていき
動きたそうにしているときは 抱っこして向きを変えてあげたり
下ろしてあげたり。。。
亡くなる少し前
ソフォーに連れていったら テトはミトの傍に移動して
一緒に眠ってた。
もしかして 最期を感じていたのでしょうか。

でも 食べなくなって1週間。
動きが自分で思うようにならなくなりつつも
自分で態勢を頑張って変えようとしていた。
ほとんど横になっているようになり
時々顔を起こして私を見てた。
その表情を見ると普通のように見えた・・・

8/24の早朝 4時ごろ キャンと鳴いたので目が覚めた。
起き上がりたかったようだが 自分でできなかったようで
起こしてあげたらフラフラしながらも 水を飲み 
ケージの前に寄りかかるように横になった。
そこでいいの・・・と声をかけたら私をじーっと見てた。
その後 6時過ぎに鳴いたような感じがしたと夫が起きた。
鼻水を取ろうとしたけど取れなかった由。
頭を撫でてあげたら 
それまで鼻が詰まり息が苦しそうだったのが静かになり・・・
テトは逝ってしまった。

それから 子供と一緒にテトの身体を綺麗に拭いてあげた。
テトの頭を何度も撫でたけど もうテトは応えることはない。
後でバスケットに寝せてあげたら
まだ生きてるように見え テト テト と声をかけた。
もう逝ってしまったってことが解っているにもかかわらず
どうしても信じられず。。。


冬に我が家で撮ったフォト。
このころは元気で走り回っていた。


子供が家に来た時 撮ってくれたフォト。
何か欲しそうにしてます。


去年 子供の家に行った時
私が抱っこしてるときに撮ってもらったフォト。



2016.8/27
最後のお別れの日
ピンクの毛布を敷き 私の大好きな麻のレースを頭の所に敷いて
いただいたお花と うちの庭に咲いてた花をいっぱい摘んで
ユリの最後の1輪が咲いてたので入れて 飾ってあげました。
この日は 雨の中の束の間に花を摘みました。
摘み終わったらまた雨が降ってきて・・・
空も待っていてくれてたような気がして。。。

午後 テトは私たちと一緒に帰ってきました。
小さかった身体が更に小さくなり
私は涙をこらえることができなかった。
とても もぞこくって。
この時 田舎で言ってた「もぞこい」という言葉が蘇ってきた。
愛おしく かわいそすぎる・・・

あれから1ヶ月。
テトのいない生活に慣れず いろいろ思い起こし
涙ぐんでしまう。
私の周りにまだいるように思えて ふと見てしまう。。。
甘えん坊だったテト 
寂しがりやだったテト
怖がりだったテト
いつも夫の膝に抱っこされてた。
私に 抱っこ 抱っこ と足元にじゃれついてた。
夫が動くと付いていって
私が動くと付いてきて。
いろんなことが結びつき 涙して。。。
亡くなる前 
PCの椅子の下で横になってたとき 顔を上げ私を見てた その時の顔
あの朝早く 私を見てたあの顔
いつも思い出されて・・・
私の中で あの時が止まったままフラッシュバックする。

テト
13年近く 
楽しいことがいっぱいあった。
嬉しいことも沢山あった。
いろんな事をいっぱいしたね。
テトがいることで 私達は幸せだったよ。
ずーーっと 忘れない。
テトは私たちの大事な家族よ。

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