花そよそよ

折々の花たちの囁き

アンコールワット遺跡群…20

2013-03-25 12:02:57 | アンコールワット
22.トンレサップ湖クルーズ(1/25 午前の部)



東南アジア最大の湖の水路を通って湖上の民家や
学校 病院 商店などの水上生家屋や養殖場を
見学するコースになっています。
私たちも行きましたが 突然物売りの少年が船に乗り移ってきたり
蛇を首に巻きつけた少女が乗ったボートが近づいてきたりでビックリ!
休んだ所にはワニが飼われてたりして
少し怖い思いも。
水は濁り 臭いも強かったりでマスクを持ってくればと
思うほどでした。
行き交う船が近過ぎると濁った水が服にかかったりで
ちょっと大変。
現在はベトナム人が多く暮らしているそうです。


私はあまり撮ってこなかったので
夫のを借りました。








23.オールドマーケット(1/25 午後の部)

この後 オールドマーケットでお買い物タイム。
いろんなお店に入って楽しい体験でした。
値切るのも面白かったです。
もうちょっと時間が欲しかったかな~
短時間での買い物なのでお土産を探すのに
大変でした。
特に子供用のお土産はあまり無かったです。
残念ながらここの写真を撮ってきてませんでした。


24.フリータイム(1/25 午後の部)


シェムリアップに戻ってからは休憩などフリータイムだったけど
私はツアーの人たちと町のスーパーに行ってきました。
違うお店に連れていかれたり 休憩所を通り過ぎちゃったり・・・
トクトク乗車の初体験は結構楽しかったです。
休憩所に着いてから写真を撮ってもらいました。


25.スバエク(影絵芝居)・・・(1/25 午後の部)



夕食の時 スバエクと言う影絵芝居を見せてもらいました。
ガイドさんに休憩&フリータイムのときに
どこかで影絵芝居を見ることができないか聞いたら
最後に見れるようにしてあげられるかもとのことでした。
それが実現できてとても嬉しかったです。
影絵芝居はカンボジアの伝統的な音楽奏でられ
言葉は分からなかったけど
面白く 楽しかったです。
ガイドさん ありがとう! 感謝!




このスバエクの演目は
私が持っていたガイド本に載っていました。
更に感謝!
楽しいツアーの日々を
ガイドさん ありがとう! 

夕食の後 シェムリアップ空港から
ホーチメン空港乗継で帰路に着きました。
アンコール・ワット6日間の旅は
私の身体には少し強行軍のように感じましたが
無事遺跡を全て見ることができて
良かったな~と帰ってきてから思いました。
現地ガイドさんが真面目で素敵で
感謝!
ありがとうございました。
尚 ガイド本「いい旅・街歩き 22 カンボジア アンコールワット」を
参照させていただきました。

- 2013 1/25 Photo -

アンコールワット遺跡群…19

2013-03-24 23:45:52 | アンコールワット
21.プレ・ループ(1/24 午後の部)・・・大回りコース



東メボンと同じく
ラージェンドラヴァルマン1世が建てた
ピラミッド型寺院ですが
東メボンより格段にスケールが大きい。
山岳型寺院として遠景もよく映えます。
中央テラスにある石槽は死者を荼毘に付すために使われ
その際の体を裏返す儀式をプレ・ルーフと呼んだことが
名前の由来だそうです。
レンガ造り巨大寺院最後の建築。


中央祠堂へと登っていく正面階段は
他のアンコール遺跡と同じように
かなり急で上るのが大変!


中央祀堂


ここはサンセットで有名な所だそうで
たくさんの人が上ってきていました。
少しずつ暗くなっていき
現地時間5時58分のフォトです。


刻々と変わっていくので
何回もシャッターを切りました。


夕焼けが写る様子をご覧下さい。




夕焼けの下では ジャングルが広がって。


現地時間6:06


少しズームして。


現地時間6:09


現地時間6:11


最後の1枚。

この後は写真は撮らず見入っていました。
ジャングルに沈みゆく夕陽は荘厳な感じで
とても綺麗でした。
今回 アンコール・ワットの朝日観賞や
バコンでの夕焼けがイマイチでしたが
最後 このプレ・ループが夕焼けのプレゼントを
してくれました。
急な階段を上った苦労も一気に吹っ飛んでしまい
綺麗~!

次回は「トンレサップ湖」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…18

2013-03-23 23:53:02 | アンコールワット
20.東メボン(1/24 午後の部)・・・大回りコース


「メボン」とは「神の恵み」の意。
光を受けると真紅になるラテライトが基壇に使われたため
「燃える山」とも呼ばれたそうです。
現在は枯渇してますが
かつて 東西7km 南北1.8kmの貯水池であった東バライに
浮かぶように造られた寺院。
3層のピラミッド型寺院で10世紀中頃の建造。


夕陽が沈みそうな中 祀堂の方に近づいて。


狭い楼門を通って。


楼門を過ぎたら 開けて。


ラテライトの基壇の上にレンガの祀堂が載った形式で
アンコール期のレンガ建築の到達点とも言われています。


祀堂の間に夕陽が落ちていって。
祠堂を守る獅子の像が両脇に鎮座しています。


綺麗な夕陽!


中央祀堂


レンガには漆喰を接着するための無数の穴があります。


四隅には等身大ぐらいの巨大な砂岩の象が。
この象は祭礼用とも言われています。


夕陽を背にして 帰り道~

次回は「プレ・ループ」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…17

2013-03-22 22:55:19 | アンコールワット
19.ニャック・ポアン(1/24 午後の部)・・・大回りコース



プリア・カンの東にある「ニャック・ポアン」は
「絡み合う蛇」の意。
12世紀後半 ジャヤヴァルマン七世が建立した仏教寺院。
当時の貯水池に浮かぶ小島に
病を治すというヒマラヤの湖に見立てた池を造り
2匹のナーガ(蛇神)がとぐろを巻いた基壇に祠堂を載せている。
さらに 周囲には
川に見立てた4つの小池を作り 
ヒンズー説話の神馬を配している。


左側に行って撮ってみました。
ここは池の向こうに遺跡があり
池のこちら側からしか見られなかった。
今回 乾季に行きましたが
雨季には水が張り 湖のようになるそうです。


少しズームで。
東側にある神馬(ヴァラーハ)の彫刻は
観世音菩薩の化身・ヴァラーハが
鬼の住む島から人々を救うとのことです。


円形の基壇を持つ中央祠堂。
もうチョッとズーム機能が良ければ
レリーフがよく分かるのですが。。。


池に遺跡が写って。


帰り道を夫が撮っていたので借りました。
行きもここを通って行き 帰りも同じ道を通ってきましたが
夕暮れで寂しい雰囲気に。

次回は「東メボン」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…16

2013-03-21 23:42:37 | アンコールワット
18.プリア・カン(1/24 午後の部)・・・大回りコース



1191年 ジャヤヴァルマン7世が父の菩提寺として建てた
バイヨン形式の仏教寺院です。
「プリア・カン」とは「聖なる剣」と言う意味。
東西820m 南北640mにもおよび
アンコール遺跡の中でも最大級の規模です。
3重の周壁の内側には複雑に回廊がめぐらされている。
多くの小塔やガルーダのレリーフがあり
デヴァターは無数にあります。


西塔門が近づいてきました。
参道は結構な距離がありましたよ。
やっぱり大きいんですね。


ナーガを踏みつけるガルーダ(神鳥)。
これは西塔門のだが 東塔門にもガルーダがあるそうだ。




少しずつ近づいていって。


さあ いよいよ中へ~
両側の彫像の頭部がありません。
宗教戦争だったのか? 盗まれたのか?


上の方の破風のレリーフが素敵です。


ランカ島の戦いのレリーフです。


仏様が上下に座して。




彫りが浅いレリーフもありました。


こちらの破風は彫りがとても深かったです。


カットして。


デヴァター像にお参りしてる人たちもいました。


とうとう帰り道になってしまいました。


名残惜しい~~~

次回は「ニャック・ポアン」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…15

2013-03-19 23:02:54 | アンコールワット
17.タ・プローム(1/24 午前の部)・・・小回りコース


1186年 ジャヤバルマン7世が
母の菩提を弔うために創建した仏教寺院。
東西1km 南北600mの周壁に囲まれ
僧侶や舞姫など1万人以上が住んでいたそうで
広大な寺院だったことが分かります。
境内には3重の回廊がめぐり 9基の祀堂や多数の塔
小祀堂をつないでいます。
無数の巨木の根が寺院を呑み込むような景観は
魅力的です。


根の成長が建物を破壊していって
そのうち完全に壊れてしまうのではと思っていた。
でも 現在 巨木の根を取り除く作業をし続けているそうです。
早く見にいかないとこの印象的な世界観を
味わうことができなくなりますよ。


根っこがすごくて圧倒されました。


巨木に呑み込まれそう!




東門の後から。
ね やっぱり巨大でしょ!


工事中で大きな機械が!




こちらのほうから見ても
やっぱり巨大な根!


たくさんの人で混雑~!


根っこが網目のように。


外人さんと誰かが写っちゃってます。
みなさん 入れ代わり 立ち代り
ここで記念撮影をしてました。


更に近づいて。


中はどうなってるかな~

デヴァター(女神)
ここの像も魅力的でした。
中央祠堂近くに残っています。


デヴァター像をカットして。


今にも崩れ落ちそうで。


この木の根っこもすごかったです。


ズームで。


細く 長~く 根っこは大きく!


とうとう帰り道になっちゃいました。


ズームして。
名残惜しく。。。まだいたいよ~
午前中だったのですが 結構暑くって
熱中症になりかけそうでした。
上着を脱いだり 帽子を取ったり 扇子で扇いだり~と
なんとかならずに済みました。 ホッ!

次回は「プリア・カン」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…14

2013-03-15 22:19:27 | アンコールワット
15.スラ・スラン(1/24 午前の部)・・・小回りコース


王が沐浴した聖池。
10世紀に造られ 12世紀に大幅に改修されました。
バンテアイ・クディの東正面に位置し
東西700m 南北300mの巨大な池です。
西側のテラスで社シンハ像が鎮座し
池の小島には王が祭儀を行う祀堂が
かつては建っていました。
日の出や日没の頃には
空がオレンジ色に染まり
更に美しくなるそうです。
(ここの写真を撮ってなくて夫から借りました。)


16.バンテアイ・クディ(1/24 午前の部)・・・小回りコース


ジャヤヴァルマン7世がヒンズー教寺院を改造し
12~13世紀に仏教寺院を建立しました。
寺院名は「僧坊の砦」を意味します。
東西700m 南北500mの外壁 と外壕に囲まれ
東西一直線に建物が並ぶバイヨン様式です。
田の字型の回廊が奥にあり
中央祀堂とそれを囲む8つの祀堂が建っています。


東塔門 観世音菩薩の四面塔
現地の人が写っちゃってます。


分かりにくいですが 下の部分はナーガ(蛇神)で 
上はガルーダ(神鷲)。


踊り子のテラス手前にある参道には
ナーガとシンハ像の欄干がありました。


中庭中央にある「踊り子のテラス」
奥にある東塔門の破風には
ラーマ王子とシータ姫のレリーフが見事です。


人が途切れず どなたか入っちゃいました。


東塔門の彫刻が今にも踊りだしそう~


東塔門内部の仏像
多くの仏像が破壊されました。
ここにある仏像は後世に持ち込まれたものです。
こんな風にお参りする人もいました。


舞姫アプサラのレリーフは「踊り子のテラス」の名の由来となっています。


アプサラダンスの部分をカットして。


デヴァター像が柔らかな曲線で彫られていて
寺院のいろんな所を飾っています。
今にも崩れ落ちそうで怖い感じも。


寺院の東正面には聖池「スラ・スラン」があります。
手前の白い木
何ていうんでしょうね?
結構いろんな所にありました。



次回はいよいよ「タ・プローム」です。
アンコール・ワット同様 どうしても行きたいと思っていた所です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…13

2013-03-13 15:36:43 | アンコールワット
14.プラサット・クラバン(1/24 午前の部)・・・小回りコース


921年に創建されたヒンズー教寺院。
レンガ造りの5基の祠堂が
東向きに横一列に並んで建っています。
1960年にフランスが修復を行ったけれど
欠損部分は現状のままにした。
そのため中央以外の建物は
屋根が崩れたままです。
バイヨンから車で12分。


中央祠堂の内側には3体のヴィシュヌ神のレリーフがあり
その姿は躍動的です。
祠堂の入口周辺には美しい紋様や
碑文の彫刻が施されています。
一番北の祠堂にはヴィシュヌ神の妻ラクシュミーの
レリーフもあります。
ラクシュミー(吉祥天)は
美と幸運の女神です。
これらのレリーフには
鮮やかな彩色が施されていたそうです。


祠堂のレリーフをカットして。




祠堂の内側部分を撮ってこなかったので
夫から借りました。
これはラクシュミーの右側の像のレリーフです。


こちらはラクシュミーの左側の像のレリーフです。
ラクシュミー本体の写真は
夫も撮ってこなかったようです。


後ろに回って。

次回は「スラ・スラン」です。

- 2013 1/24 Photo -

アンコールワット遺跡群…12

2013-03-11 23:04:17 | アンコールワット
13.バコン(1/23 午後の部)


ロリュオス遺跡群の中に位置しています。
この遺跡群はアンコール地域に隣接し
都を遷都する以前に築かれています。
いにしえの王都の跡が
このロリュオス遺跡群で
のちのアンコール遺跡へのつながりを
感じさせる建築が残っています。
ロリュオス遺跡群はシェムリアップの南東13kmに存在します。
プリア・コーの祠堂群の西には
かつて広大な寺域があり
さらに西に王宮があったそうです。

バコンは
ロリュオスで最も重要にして
最初の本格的な砂岩でできたピラミッド型寺院です。
インドラヴァルマン1世が
881年 都城ロリュオスの中心寺院として創建しました。
壕の内部に2重の周壁がめぐり
中央には5層の基壇の上に
細身の祠堂が建っています。
下から5層目の基壇の外壁には
一面に彫刻が施されていたそうですが
南面東側に「戦う阿修羅のレリーフ」が1枚だけ
現存するそうです。


建材は以前使っていたレンガから砂岩に変わりました。
基壇ががっしりしているのに
中央祠堂がかなり小ぶりなので
後世に再建されたと考えられているそうです。


後ろ側も撮ってみました。
修復用の足場がありました。


中央祠堂
基壇の周囲には8基の祠堂塔が
中央祠堂を囲むようにして並んでいます。


少しズームして。


右側の階段部分も入れて。


帰りがてら振り返って。

壁にお日様が反射して輝くように見えると言うことだったが
あっという間に陽が沈んでしまって
反射光の中のバコンを見ることは叶いませんでした。
残念!

次回は「プラサット・クラバン」です。

- 2013 1/23 Photo -

アンコールワット遺跡群…11

2013-03-09 22:51:43 | アンコールワット
12.プリア・コー(1/23 午後の部)


ロリュオス遺跡群の中に位置しています。
この遺跡群はアンコール地域に隣接し
都を遷都する以前に築かれています。
いにしえの王都の跡が
このロリュオス遺跡群で
のちのアンコール遺跡へのつながりを
感じさせる建築が残っています。
ロリュオス遺跡群はシェムリアップの南東13kmに存在します。
プリア・コーの祠堂群の西には
かつて広大な寺域があり
さらに西に王宮があったそうです。

プリア・コーはロリュオス遺跡群の中では最古の寺院です。
インドラヴァルマン1世が祖先の霊を祀るため
879年に創建したヒンズー教寺院。
基壇上に前後3列 計6機の祠堂が建っていて
それらを2重の周壁が囲んでいます。


祠堂に向かい合って
3体の聖牛ナンディンが鎮座しています。
寺院名プリア・コー(聖なる牛)は
この彫刻が由来となっているそうです。
牛のお尻が可愛いですね。
真ん中が中央祠堂です。


祠堂のレンガには白漆喰が塗られていて
植物紋様など漆喰彫刻
守門神や女神のレリーフなど
美しく優れた彫刻を見ることができます。


両脇には守門神ドヴァラパーラの
見事な浮き彫りが施されています。


レリーフがとても立体的で
思わず見入ってしまいます。


レリーフの部分をカットすると模様がよく分かりますね。
漆喰に彫られているのはカーラ。
時間を象徴する神で
死神ヤマ(閻魔王)の別名です。




右の部分をアップに。
草の緑がレンガの色と対照的でした。


今度は左を。

次回は「バコン」です。

- 2013 1/23 Photo -

アンコールワット遺跡群…10

2013-03-06 22:54:00 | アンコールワット
11.ロレイ(1/23 午後の部)


ロリュオス遺跡群の中に位置しています。
この遺跡群はアンコール地域に隣接し
都を遷都する以前に築かれています。
いにしえの王都の跡が
このロリュオス遺跡群で
のちのアンコール遺跡へのつながりを
感じさせる建築が残っています。
ロリュオス遺跡群はシェムリアップの南東13kmに存在します。
プリア・コーの祠堂群の西には
かつて広大な寺域があり
さらに西に王宮があったそうです。

893年にヤショーバルマン一世が
先祖を祀るために建立したヒンズー教寺院。
かつて ここには
アンコール最初の巨大貯水池インドラ・タターカがあり
その中央の小島にこの寺院があったそうです。
2段の基壇の上に4基のレンガ造りの祠堂が建ち
その中央にはリンガが祀られています。
祠堂の損傷は激しいのですが
過去に修復された部分があります。
フランス植民地だった時代の修復は
レンガの繫ぎをセメントで行ったそうです。
そのため 1つのレンガを取り除くと崩れてしまうので
その修復部分は何ともならないとのこと。
昔は漆喰で繋いでいたので直せたそうなのですが。
でも 入り口や壁面には多くのレリーフが残っています。

この祠堂は修復のためか足場が組まれていて
上部には草がいっぱい生えていました。


入り口の上の方には
植物などの細かな紋様のレリーフがあります。


ここにも素敵なデヴァター(女神)像がありました。


女神様を切り取って。


祠堂の入口枠に刻まれた碑文が
しっかり残っていました。
クメール文字なので
何が書いてあるか分かりません。


ここには珍しく男性像の
「守門神 ドヴァラパーラ像」がありました。


その男性像を夫が撮ってきたので
借りました。


最後に振り返って。

この寺院境内には
新しい仏教寺院が建てられていました。
ヒンズー教寺院と仏教寺院が同じ敷地内にあるなんて
不思議ですね。
仏教寺院の方は残念ながら写真を撮ってきていません。

次回は「プリア・コー」です。

- 2013 1/23 Photo -

アンコールワット遺跡群…9

2013-03-03 23:28:47 | アンコールワット
10.バンテアイ・スレイ(1/23 午前の部)


967年 ラージェンドラヴァルマン二世が建設を始め
ジャヤヴァルマン五世の時代に完成したヒンズー教寺院です。
バンテアイ・スレイとは「女の砦」と言う意味。
寺院は赤色砂岩とラテライトで築かれ
規模は小さいけれど 精密な壁面装飾や
渦巻き形の塔門 デヴァター像の美しさでも
知られています。
参道には石柱を配置して遠近感を出しています。
その手法は小さな寺院を広く見せます。
この寺院は
拝殿を持つ中央祠堂と2基の副祠堂があります。
シュムリアップの北東19キロ
アンコールワットから車で1時間近くかかる所で
ポツンと1ヶ所存在します。


入り口の看板です。
多分クメール語でしょうか?
私は撮ってなかったので
夫が撮ったフォトを借りました。


東門
最初の入り口です。
上の彫刻が綺麗でした。


アップで。
象3頭の上に神様が座ってますが
分かるでしょうか。


東門を入ると彫刻が両脇に。
10時半を過ぎてるので
人がたくさん増えてきました。


少し歩いて右側にありました。
ヴィシュヌ神を祀ったものですが
ここの彫刻も素晴らしいです。


上をアップに。


更にアップで。
ヴィシュヌ神の化身「ナラシンハ」が阿修羅王を組み伏せて
殺そうとしているところです。


入り口の柱の部分を。


柱の彫刻部分をカットしてみました。
彫刻が繊細です。


こちらの方も。


彫刻部分をアップに。


進んでいったら
池があり 睡蓮が咲いていて
綺麗でした。


少し先に進んでいって。


地面にあったのですが
彫刻はやはり素敵でした。


彫刻の部分をアップで。


回廊は上の部分が無かったです。
人がいっぱいで 写っちゃってますが。


近づいてきました。
わくわく~♪


睡蓮の池を。


屋根の彫刻に どうしても目が行ってしまって。




もっと近づいて。


屋根の左側です。
縮小すると
彫刻の模様が分からなくなるので
その部分をカットしてみました。


屋根の右側です。
塔門の破風の先端は
蛇を模した渦巻き模様になっていて
珍しいそうです。


以前 彫刻をやっていたせいか
どうしてもその部分が気になります。




上の方の下の部分です。


こちらの柱の彫刻模様も素敵です。
さっきのとは違う模様でした。


柱部分をカットして。


この門も見事!


一番上の部分を。


更にアップで。




後ろの方に回って。


破風が重なって綺麗です。


ぐるーっと回って。


少しアップで。


建物が幾つも。
破風や全ての壁面は
物語を題材にしたレリーフで覆われています。


美しく精巧な彫刻が
全面に刻まれていてとても素晴らしい!


上の彫刻を。


真ん中の部分を。
上のレリーフの上段部分は
3頭の象に乗ったインドラ神が
恵みの雨を降らせている場面です。




屋根の右側にはナーガ(蛇の神様・・・これは5つ頭かな)が
魔除けになっていました。


こんな風に幾つも建っています。


生憎お日様がちょうど。。。
全体を撮ったのがこれ1枚なので
アップしました。


「東洋のモナリザ」と呼ばれる
女神様がいる副祠堂です。


女神様が遠くって。
ここはロープが張られ
近づけないようになっていました。


私のデジの望遠ではここまでが限度。


右の方からも。


名残り惜しかったです。


女神様の部分をカットして。
表情が少し分かるかしら。


女神様の左側のレリーフも素敵でした。


後ろから回ってきて。



前の聖池の所まで戻ってきました。


ゆっくり回って。


聖池に建物が写って綺麗でした。




参道の両側に聖池があります。




最後にさっき入った入り口の門を。
調度人がいなかったので。
この寺院は 光が当たると
赤く燃え立つように見えます。
午前中に訪れるのが良いでしょう。

次回は「ロレイ」です。

- 2013 1/23 Photo -

アンコールワット遺跡群…8

2013-03-01 23:42:29 | アンコールワット
9.アンコールワット朝日観賞(1/23 朝の部)


昨日 朝日観賞ツアーに参加する人って
ガイドさんが聞いた時
なんと全員が参加すると!
不参加が誰もいない。
朝 5時頃だったかしら?
早く起きてゴソゴソ。。。身支度。
一度集合したけど
懐中電灯を忘れて 部屋に戻ったり・・・
待っててくれた皆さん
すみません。 そして ありがとう。
暗い中 アンコールワットに向かいました。
バスを降りて懐中電灯を頼りに歩いたんだけど
参道の両側の外堀に落ちないように・・・と
ガイドさん。
前に 何人か落ちた人がいたそうで。
暗い中で朝日を待ったけど
朝日は出ず 写真や本 スカーフなどを売る
売り子さんが何人も。
そして どんどん雲が湧いてきて。。。
あ~ 絶望的な感じ!
諦めて撮ったのがこの写真。
朝の6時56分。
でも 誰か帰って来なくって待ってたら
朝日が出てきてくれました。
ラッキー!
居なかった人に感謝!
7時10分にやっと会えました。
嬉しい!
それが↓のフォト。



空が大分赤くなってきて。


分刻みに刻々と変わっていって。


また雲が出てきて
隠してしまいそう~




7時18分。
もう帰る時間に。。。


帰り道 外堀に朝日が映って
とても綺麗でした。


7時20分。
朝日よ さようなら~~~
ありがとう。出会ってくれて!

1月末なので
朝日はアンコールワットのかなり右側に
現れました。
春分や秋分のときは
アンコールワットの中央から出るそうです。
その時は素晴らしいでしょうね!

次回は「バンテアイ・スレイ」です。

- 2013 1/23 Photo -

アンコールワット遺跡群…7

2013-02-21 22:35:48 | アンコールワット
8.ディナーショウ アプサラダンス(1/22 夜の部)


アンコールワットで真っ赤な夕日に魅了された後は
アプサラダンスのディナーショー。
この日は1日目にしては盛り沢山!
午前観光と午後の観光 そして夜も。

アプサラダンスは9世紀頃に生まれた宮廷舞踊。
アプサラとは天女のことで
この踊りは神への祈りとして捧げられました。
ポル・ポト政権時代
多くの踊り子が処刑されましたが
難を逃れた数少ない舞踊家によって
復活しました。

食事をしながらなので見るのが大変。
見すぎると手がおろそかになるし
写真も撮りたいし。。。
結局 見たいほうが勝ち 
あまり撮ってきませんでした。
少しですがご覧下さい。


「ラーマーヤナ」の題材のようです。








暗いのでボケてますがご容赦を。


次の踊りです。
踊り子が多くなって更に豪華に。



***********************************

夫も撮ってきてたので
それを紹介しますね。
どうも私と同じ演目を撮ったようです。
この他にも幾つかあったのですが。




望遠で撮ったら 頭飾りや腕輪 洋服の色合い
手の動きなど分かりますね。


次の演目です。
プルメリアの花が顔の右側のポイントに。






この後は夫も見ることに徹したようです。

KOULENレストランとなってますね。
ディナーショウは
ここともう一ヶ所のところで上演されてるそうですが
こちらの方が綺麗なので・・・とガイドさんが
言ってました。
素敵なアプサラダンスに魅了された夜でした。
次回はアンコールワットの朝日鑑賞です。

- 2013 1/22 Photo -

アンコールワット遺跡群…6

2013-02-18 21:44:27 | アンコールワット
7.アンコールワット(1/22 午後の部)

ランチの後 ちょっとお昼の休憩が入りました。
とても暑いから当然かも~
さて 休憩後は憧れのアンコールワット!
行く前からわくわく感が倍増!

アンコール・ワットとは「大きな寺院」という意味。
12世紀前半にスールヤヴァルマン2世によって造られた
ヒンズー教寺院。、
アンコール王朝(9~15世紀)の首都アンコールに建てられた。
砂岩のブロックを積み上げて建てられ
クメール建築の最高傑作として讃えられています。
周囲を東西1,500m 南北1,300m 幅190mの堀と石壁が囲み
さらに3重の回廊の中央に本殿が建っている。
回廊は女神や王侯貴族 ヒンズーの伝説などの
精緻な浮き彫りで飾られている。
本殿には高さ65mの中央塔を中心に
尖塔がつらぬいている。
西側の入口から全長540mの参道を東へ進むと西塔門があり
更に進むと 東西200m 南北180mの第一回廊が現れる。
その内側には第二回廊があり 更にその内側には第三回廊がある。
第三回廊の内側中央には 中央祠堂が高くそびえ
遠くから見ると 壮大!
アンコール時代に建てられた寺院は
殆どが東向きなのだが 
アンコールワットだけは 西方浄土の方向を示す西向きに建っている。
シェムリアップ市の北約5kmにあるので
街中から比較的近い。


ナーガ
七つの頭を持った蛇神。

右の像
シンハだと思うのですが
頭が無くなってました。
シンハとはサンスクリット語でライオンのこと。
日本の狛犬の祖先と言われています。

なかなか人が途切れず 誰だか分かんないけど
パチリンコでした。
写真を撮るとき 並んでるのは日本人だけと
ガイドさんが言ってました。
日本人はどこへ行っても 
きちんと並ぶんですね。


ナーガの後ろからも。


西塔門テラスに向かう参道


参道の左側はまだ補修ができていませんが
右側は日本が直したそうでキレイでした。


西塔門が近づいてきました。
ここは環濠を渡って最初にくぐる、
いわば正門かな。
西楼門の部分は砂岩でできた回廊が
幅230mの左右両翼を持つ。


西楼門の中央塔

何本もサトウヤシが高く育っていました。
サトウヤシの茎は切ると甘い液体が出てくるので砂糖に。
葉は家の壁材に使われたりするそうです。
ポルポト政権のとき 
ギザギザの葉を処刑に使っていたそうです。
この政権は「キリングフィールド」と言う映画で
その残酷さが伝えられていて 今も裁判が行われています。


右側の楼門。
3つの門には階段があります。

写真には写ってませんが
西塔門の3つの門のさらに外側には
「象の門」と呼ばれる楼門が
左右両側にあります。
これは象や荷車専用の入り口で
それらが通りやすいように
石段が設けられていません。


もっと近づいて。


ヴィシュヌ神
西塔門を入ると 高さ4mの神様がいて
お参りする地元の人々が多いそうです。


デヴァター(女神)
西塔門の中央門を入って右手の壁面には
デヴァターの彫刻が並んでいます。
豪華に着飾り それぞれ表情や髪型が違っていて
妖艶さもあったり。
左側下には 連子状の模様があります。
これはよく窓などに使われていて
一般の人の家にもありました。


ちょっと引いて。


わぁ~い やっと本殿が見えてきた!




西塔門を振り返って。


少し近づいてきました。


参道を通って。


緑色の部分は
まだ修復されてないところです。
あと何年かかるのでしょう?


聖池に本殿が写って
とても素敵でした。
池には睡蓮がありましたが
夕方の4時半頃だったので
もう開いていませんでした。
残念! 咲いてたら綺麗だったでしょうに。


第一回廊 西面北側のレリーフ
古代インド叙事詩「ラーマーヤナ」の物語が
彫られています。
一枚しか撮ってませんが
ここのレリーフ 回廊全体が素敵でした。
パノラマ写真が撮れるデジカメだと良いですよね。
全体が見られて!

第一回廊の内壁全周は全長760mのレリーフで
埋め尽くされています。
インドの叙事詩や神話など
東西南北の壁に2作ずつ計8つの物語が彫られています。

西面南側…インドの古代叙事詩「マハーバーラタ」のレリーフ。
南面西側…アンコールワットの創設者スールヤヴァルマン2世と
       王の軍隊の行進が描かれている。
南面東側…壁画を3層に分け 死後の世界である天国と地獄
       さらにその裁定の様子が細かくレリーフされている。
東面南側…アンコールワットの壁画で最も有名な「乳海攪拌」のレリーフ。
東面北側…ヒンズー教の一節で ヴィシュヌ神と阿修羅との戦いを
       描いている。
北面東側…「マハーバーラタ」の付録 「ハリヴァシャ」物語の一節で
       クリシュナと怪物バーナとの戦いを描いている。
北面西側…乳海攪拌により生まれた不老不死の薬を
       手に入れようとする神々と阿修羅が戦いに挑むレリーフ。
西面北側…古代インド叙事詩「ラーマーヤナ」の物語が
       彫られています。


第三回廊の尖塔
閉門ちょっと前に入れました。
(現地時間4時50分頃)


右の方も。


第三回廊から下を見てみました。
やっぱりかなり高いです。


同じ場所から西の方を見て。
逆光になってますが。


誰も写ってないと思ってたのだすが
外人さんが。


陽が翳ってきて陰影が深く見えます。


別の方角を。


西の門の方は逆光です。


尖塔を。




参道が真っ直ぐに西へ伸びて。


第三回廊の内側は
こんな風になっています。


ちょっとズームで3枚ほど。


屋根の飾りが素敵でした。


屋根の飾りが何ヶ所も。


尖塔の上の方に緑色の草が生えていました。


第三回廊の下には
人が何人も座っていました。


第三回廊に上る階段はかなり急でしたが
80歳の方も上りきりましたよ。


第三回廊から降りてきたら
踊りの衣装を着た子供たちがいました。
観光客と写真撮影をする仕事のようです。
子供達は午前中に学校に行くと午後は仕事。
午前中に仕事をすると午後は学校と
半日ずつ勉強する子が多いそうです。
日本人が作った学校では
朝食を出す所もあるとのこと。
そうすると子供達が勉強をしに
学校にくるそうです。
中田英寿氏や向井理氏が学校を寄付してくれたと
ガイドさんが言ってました。
見直しました!
まだ貧しいカンボジアに援助の手が
もっと差し伸べられますように!


デヴァター(女神)が何人も。


デヴァターたちと連子模様。


一番下にやっと下りてきて。
もう5時半を過ぎました。


北面西側・・・乳海攪拌
ガイド゛さんが詳しく説明してくれ
とてもよく分かりました。


回廊がかなり長く続いていました。


第一回廊南面東側
水牛に乗って18本の手に剣を持つ恐ろしい姿の閻魔大王。
大王は人々の現世の罪を判断して
地獄行きか天国行きかの裁きを行っている。
ここは
壁画を3層に分け 死後の世界である天国と地獄
さらにその裁定の様子が細かくレリーフされている。


上層は天国。 
中層は裁定に向かう世界。
下層はチョッとしか写ってませんが地獄。


もう夕方の6時近く。
入り口だった西側に夕日が沈んできて。




名残惜しく 振り返って。


入り口近くの参道の所から。
とても綺麗な真っ赤な夕焼けが素敵でしたが
腕が悪くうまく撮れませんでした。(x_x)

この後 アプサラダンスのディナーショウですが
次回に。

- 2013 1/22 Photo -