花そよそよ

折々の花たちの囁き

アンコールワット遺跡群…9

2013-03-03 23:28:47 | アンコールワット
10.バンテアイ・スレイ(1/23 午前の部)


967年 ラージェンドラヴァルマン二世が建設を始め
ジャヤヴァルマン五世の時代に完成したヒンズー教寺院です。
バンテアイ・スレイとは「女の砦」と言う意味。
寺院は赤色砂岩とラテライトで築かれ
規模は小さいけれど 精密な壁面装飾や
渦巻き形の塔門 デヴァター像の美しさでも
知られています。
参道には石柱を配置して遠近感を出しています。
その手法は小さな寺院を広く見せます。
この寺院は
拝殿を持つ中央祠堂と2基の副祠堂があります。
シュムリアップの北東19キロ
アンコールワットから車で1時間近くかかる所で
ポツンと1ヶ所存在します。


入り口の看板です。
多分クメール語でしょうか?
私は撮ってなかったので
夫が撮ったフォトを借りました。


東門
最初の入り口です。
上の彫刻が綺麗でした。


アップで。
象3頭の上に神様が座ってますが
分かるでしょうか。


東門を入ると彫刻が両脇に。
10時半を過ぎてるので
人がたくさん増えてきました。


少し歩いて右側にありました。
ヴィシュヌ神を祀ったものですが
ここの彫刻も素晴らしいです。


上をアップに。


更にアップで。
ヴィシュヌ神の化身「ナラシンハ」が阿修羅王を組み伏せて
殺そうとしているところです。


入り口の柱の部分を。


柱の彫刻部分をカットしてみました。
彫刻が繊細です。


こちらの方も。


彫刻部分をアップに。


進んでいったら
池があり 睡蓮が咲いていて
綺麗でした。


少し先に進んでいって。


地面にあったのですが
彫刻はやはり素敵でした。


彫刻の部分をアップで。


回廊は上の部分が無かったです。
人がいっぱいで 写っちゃってますが。


近づいてきました。
わくわく~♪


睡蓮の池を。


屋根の彫刻に どうしても目が行ってしまって。




もっと近づいて。


屋根の左側です。
縮小すると
彫刻の模様が分からなくなるので
その部分をカットしてみました。


屋根の右側です。
塔門の破風の先端は
蛇を模した渦巻き模様になっていて
珍しいそうです。


以前 彫刻をやっていたせいか
どうしてもその部分が気になります。




上の方の下の部分です。


こちらの柱の彫刻模様も素敵です。
さっきのとは違う模様でした。


柱部分をカットして。


この門も見事!


一番上の部分を。


更にアップで。




後ろの方に回って。


破風が重なって綺麗です。


ぐるーっと回って。


少しアップで。


建物が幾つも。
破風や全ての壁面は
物語を題材にしたレリーフで覆われています。


美しく精巧な彫刻が
全面に刻まれていてとても素晴らしい!


上の彫刻を。


真ん中の部分を。
上のレリーフの上段部分は
3頭の象に乗ったインドラ神が
恵みの雨を降らせている場面です。




屋根の右側にはナーガ(蛇の神様・・・これは5つ頭かな)が
魔除けになっていました。


こんな風に幾つも建っています。


生憎お日様がちょうど。。。
全体を撮ったのがこれ1枚なので
アップしました。


「東洋のモナリザ」と呼ばれる
女神様がいる副祠堂です。


女神様が遠くって。
ここはロープが張られ
近づけないようになっていました。


私のデジの望遠ではここまでが限度。


右の方からも。


名残り惜しかったです。


女神様の部分をカットして。
表情が少し分かるかしら。


女神様の左側のレリーフも素敵でした。


後ろから回ってきて。



前の聖池の所まで戻ってきました。


ゆっくり回って。


聖池に建物が写って綺麗でした。




参道の両側に聖池があります。




最後にさっき入った入り口の門を。
調度人がいなかったので。
この寺院は 光が当たると
赤く燃え立つように見えます。
午前中に訪れるのが良いでしょう。

次回は「ロレイ」です。

- 2013 1/23 Photo -

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