我が家のレコード棚より

日常 回想 妄想などをレコ棚からチョイスした1曲と合わせて・・・   

なでしこJAPAN

2011-07-20 23:48:49 | 日記
「書こう」と思う事は日々あるのだが、何となくまとまらず、「まぁエエか・・・」と寝てしまう。。。

今夜もそんな流れだったが、このどんよりとした日本の闇に一閃の光りをもたらした話題は、やはり書いておこうと。


遅ればせながら、「なでしこJAPAN おめでとう!!」


そして、「感動をありがとう!!」


正直言って、女子サッカー・・・・全く興味がありませんでした。

なので、スポーツニュースで放映されていた光景も、全く記憶にございません。。。

今大会も初めから観る気はさらさらありませんでした。


そんなヤツが、「おめでとう!ありがとう!だと?」と突っ込まれるかも知れませんが、

快進撃を続けているのを徐々に観ているうちに、試合内容の濃さに「!×100」になっていきました。


世界大会という大舞台で、男子以上に明らかな体格差を諸ともせず渡り合い、

ある時は今まで勝ったことの無い相手を撃破し、ある時は度々先行されてもしぶとく追いつき、

最後まで落ちない運動量の豊富さと精神力の強さ。

決勝のPK戦前は、監督から笑顔さえこぼれていた。


そして、PK本番では明らかにアメリカの選手が精魂尽きていた。

日本の選手も相当なプレッシャーがあったに違いないだろうが、延長戦引き分けた時点で「精神的に勝負あり」

キーパーの好セーブももちろん素晴しかったが、キッカーに全く精彩さが無かったように映った。

延長戦で追いつかれた時点で、張り詰めていたものが切れたのだろう。


スポーツのトーナメントの勢いの凄さ、実力というだけでは計り知れない見えない部分の闘いが垣間見れた。

一発勝負の面白さを久々に観た気がします。



また、団体スポーツの素晴らしさである、「それぞれの役割を、しっかりこなす」


目立つポジション、地味なポジションが当然あるのですが、それがトータルで機能しないと勝利は掴めない。


また、「お互いを信頼し、励ましあい称えあう」


彼女達には全てが伴っていたのではないでしょうか?



「大和魂」とは、昔から男性に使われる言葉であるような気がしますが、今回は女性に「大和魂」を魅せられましたね。

大きな大会で度々「気持ちが大事」という言葉が聞かれますが、今回の彼女達からはあまり聞かれなかった気がします。

自分が聞いていなかっただけかもしれませんが、彼女達はそれをピッチで見事に体現してましたね。

いつも、その言葉が空回りしているのを見ているので、目に見える「アツい気持ち」は本当に感動しました!



澤選手はチームを引っ張る立場であると思いますので、気持ちを前面に押し出した言葉を発していましたが、

他の選手は内心の激しい闘志を前面に押し出す事なく控えめなコメントが多く、その部分は「大和撫子」そのものでしたね。


恵まれた環境では無い中で残した大きな結果は、今の日本の勇気となり希望となったのは間違いありません。


「強さ」「しなやかさ」を併せ持った「なでしこJAPAN」


本当におめでとう!

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