Yuki's Feeling Time・・・

しあわせのかけら
大好きな音楽 出来事
少しずつ紡いでいきたいと思います

トータス松本『FIRST TOUR 2009』@福岡サンパレス

2009-10-27 | live!!!
全国ツアー終了ということで曲名を含んだ感想を書きたいと思います

今回このライブに興味を持ったきっかけは知人のべーシスト川崎哲平さんがサポートメンバーで参加しているということからでした
ウルフルズの活動休止と共にスタートしたソロ活動
『FIRST』と名づけられた実質二枚目となるソロアルバム

FIRST(DVD付き限定盤)
トータス松本,Tomi Yo
ワーナーミュージック・ジャパン

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そして何気なく読みに行ったトータスさんのブログ
丁度その頃のわたし自身のいろいろな気持ちが松本さんの決心や自分の新しい道を前へ進もうとする強い気持ちに共感して
すっかりこころを奪われていました
そこで その姿を見られる機会を逃してはと思い今回のライブへ足を運びました



『トータス松本 FIRST TOUR 2009』@福岡サンパレス 09'9.26
トータス松本(Vo.)
コジロウ(G.)
遠山哲朗(G.)
伊東ミキオ(Key.)
浦清英(Key.&Sax)
川崎哲平(B.)
池畑潤二(Ds.)

《set list》
1 はじめに
2 明星
3 いつもの笑顔で
4 涙をとどけて
5 ゴースト
6 ねむらないぜ
7 ハニー
8 花のように星のように
9 のぞみ
10 みいつけた!
11 This Little Light of Mine
12 エビディ
13 僕がついてる
14 ミュージック

EC1 I'm Your Hoochie Coochie Man
EC2 夢ならさめないで



会場は意外と若い年齢層が多い気がしました
その人気の幅の広さだなぁと思いながら着席

SEが消えたと共に緞帳の前に松本さんが登場
そこから“一人多重録音”が始まります
山下達郎氏でよく知られるあの世界です
ひとつひとつフレーズを観客を巻き込みながら1TRACKずつ録音して
どんどん厚みが増していくハーモニー
それに乗せて『You Send Me』

うわぁ。。。。。。。
音楽です
音楽のじかんです

そしてそのままアルバムの1曲目でもある『はじめに』
そのゆらりとした心地よいリズムに揺られながら溢れる笑顔の松本さん

と 歌い終わりと共に上がった緞帳の向こうにはバンド
そしてこの曲



もう涙が溢れてきて・・・
なんかこの曲の強さにこころがぐらぐらきてしまいました
自分が自分でもわからないくらい弱っていたことに気付いたり
いろんな思いがぐるぐると駆け巡りました

そこからはもう何度も聴いたアルバムのあの曲この曲
もう目の前で展開していく様にすっかりどっぷり(笑)

そしてやはり注目はバンドの皆さん
今回バンド名としては『トータス松本と彼のジュークボックス』というのもあって
ステージの配置もバンドが一段上で横一列に並びトータスさんを囲むというとてもイメージを膨らませる素敵なデザインでした

サポートだけでWギター
トータスさんも弾けば3ギターとわたしにはかなり久しぶりな構成
そこに川崎さんのベース!
気がつけば一緒に跳ねている自分にびっくり(笑)
最初こぼれた涙からすっかり笑顔でした

そしてMCで松本さんがおっしゃっていましたが
バンドの要となるリズム隊のB.とDs.
川崎さんと池畑さん
この二人が20代と50代 最年少と最年長
この世代を超えた二人が務めているということが本当に嬉しいと
全く同じことを以前 saxプレーヤーの伊東たけしさんが共演した川崎さんにおっしゃっていたことを思い出しました
ベテランの皆さんと共に活躍されている川崎さん
本当に素晴らしいです

ツアーのリハの段階から目にしていた写真にWB.が写っていたのでどこで登場するのか楽しみにしていましたら
『エビディ』で登場
あぁここで使うのかーと思いながら久しぶりに川崎さんがWBを弾く姿を見て
Jazz弾いてるの聴きたいなぁと思ったりもしたのでした
この曲は某スーパーのCMでも起用されていたのでそのイメージもあってあたたかい空気

そしてそのまま『僕がついてる』『ミュージック』
その包容力の中でゆらゆらと揺られ何とも言えない安心感というか
それでまた涙が戻ってきたりして

あー 年のせいですかね(笑)

そして鳴り止まない拍手の後のアンコール
ソロ名義では1枚目のカバーアルバムから1曲
これが馬の着ぐるみを着て登場
ステージを端から端まで走り回りながら熱唱でした
そして『夢からさめないで』
これもエンディングは何度も呼び戻されながらその度に衣装を変えながら
最後に流した涙が乾くくらいに笑わせてもらいました
「笑顔で帰ってー」
そんな気持ちが聞えるようでした

本当にあっという間でした
笑いあり涙ありとはこういうことだなぁという感じの気持ちがたくさん運動した時間でした
そして終演後
思いがけない嬉しい時間もあり
両手からこぼれるほどの余韻を持ち帰ることが出来ました

歌のメッセージがこんなにこころに響き揺り動かすものかとその力を信じる気持ちがまた生まれました
きれいごとばかり書いているように見えるかもしれませんが
これが音楽の本質であると思います
その中味が正か否かということは別にして
この目に見えない力というのは物凄いものがあると思いました

今回の縁に感謝です
これからの松本さんの活動も楽しみです