前々から療法食のことは気になっていたのですが、アレルギーの療法食のことで
メッセージをいただいたので、ちょうど良い機会だと比較してみることにしました。
メッセージをくださった方は、ご愛犬に皮膚症状などはないそうですが
1日のウンチの回数が多いことから、タンパク質が合っていないのかもしれないと
獣医師から言われて、これらアレルギー対応のフードを勧められたとのことです。
「え！？ウンの回数が多いとアレルギーですって？」
そうなのよ。調べてみたら、最近はそういう診断が増えているようですね。
アレルギーと言っても見た目ですぐに分かる皮膚症状が無くて
嘔吐や軟便、下痢を伴って1日の排便の回数が多い場合は食べているフードに使われている
タンパク質にアレルギーがある可能性があるんですって。
1日３回以上排便がある場合は、アレルギーを疑ってみてと書いているサイトもありました。
ニヤなんてうちに来てから１３年近く、ずーっと1日４〜５回がデフォなんですけど！
日本語で検索すると上記のように説明している動物病院のサイトが複数あったのですが
英語で検索すると、それに該当するような情報があんまり出てこない...。
排便の回数で調べてみると、多くの獣医療系サイトが1日１〜５回を普通としていました。
そしてポイントは出てきたウンの状態。形がしっかりしてニオイも強過ぎないのが理想。
多少回数が多くても、良い状態のものが出ているならOKと書かれています。
回数はフードの食物繊維の量、個体差などで変化が大きいので、それだけで判断せずに
総合的に見てどうなのか？という観察が必要なようです。
排便の回数はともかく、食べ物に関連するアレルギーは消化器官に影響しやすいのは確かです。
次にあげていく４つのフードはアレルギーまたはお腹の弱い子向けの療法食です。
いつものように全部の原材料というわけには行きませんが、ポイントを押さえて比較してみましょう。
まずは動物病院で買う療法食と言えばこのブランド。
ロイヤルカナン アミノペプチドフォーミュラ です。
 | 【療法食】 ロイヤルカナン ドッグフード アミノペプチド フォーミュラ 1kg 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :18×8.5×33cm ROYAL CANIN Japan |
コーンスターチ、加水分解フェザーミール（アミノ酸およびオリゴペプチド）、ココナッツオイル
大豆油、植物性繊維、チコリー、フラクトオリゴ糖、魚油、動物性油脂、マリーゴールドエキス（ルテイン源）
乳化剤（グリセリン脂肪酸エステル）、アミノ酸類（L-チロシン、L-リジン、タウリン、L-トリプトファン
DL-メチオニン、ヒスチジン）、ゼオライト、ミネラル類（K、Ca、P、Zn、Mn、Fe、Cu、I、Se）
ビタミン類（A、コリン、D3、E、ナイアシン、C、パントテン酸カルシウム、B6、B2、B1、葉酸、ビオチン、B12）
保存料（ソルビン酸カリウム）、酸化防止剤（BHA、没食子酸プロピル）
※追記 2021年から酸化防止剤がミックストコフェロールとローズマリーエキスに変更されています
見ていただくと分かるように、この製品には普通の肉や魚は使われていません。
「いくらアレルギー対応といってもそれで大丈夫なの？」と不安になりますよね。
このフードはとにかく消化器官に負担をかけずに簡単に消化するという点にフォーカスしています。
炭水化物源としてはトウモロコシからデンプンだけを精製して取り出したコーンスターチ。
お料理にも使うおなじみのサラサラの粉ですね。もちろん消化が良いです。
次の加水分解フェザーミール、これがこのフードのメインタンパク源です。
カッコ書きでアミノ酸およびオリゴペプチドと書いてある部分について説明して行きます。
加水分解フェザーミールは鶏など家禽の羽毛を加圧加熱（多分酵素なども使っている）して
本来はあまりタンパク質を含まない部分からアミノ酸とペプチドを抽出したものです。
タンパク質という物質は２０種類のアミノ酸が組み合わさって出来ています。
大豆タンパク、鶏肉のタンパク質、魚のタンパク質、アミノ酸の組み合わせ方はそれぞれに皆違います。
個々のアミノ酸はタンパク質を作る最小単位で、アミノ酸が５０個以上結合したものがタンパク質です。
そして５０個未満のアミノ酸が結合したものはペプチドと呼ばれます。
（実際にはタンパク質は５０どころか何百ものアミノ酸が結合しています。
また５０ではなく100個以上がタンパク質という説もあり、厳密な定義はないようです。）
ペプチドはタンパク質よりも単位が小さいので、より消化吸収し易くなります。
ペプチドの中でも、アミノ酸が２〜１０個のものはオリゴペプチド、11〜49個のものはポリペプチドと言います。
このフードは最小単位まで小さくなったアミノ酸と、その次に小さい単位のオリゴペプチドで出来ています。
タンパク質がペプチドの単位にまで小さくなると最早アレルゲンとなりません。
例えば鶏にアレルギーがあっても、鶏の羽から作った加水分解フェザーミールではアレルギーが起きません。
しかし羽毛というのは本来栄養成分の乏しい部分ですから、いくら分解抽出しても足りない種類のアミノ酸があります。
犬の場合、体内で合成できず必ず食物から摂取しなくてはいけない必須アミノ酸は１０種類です。
原材料一覧のうちアミノ酸類（L-チロシン、L-リジン、タウリン、L-トリプトファン、DL-メチオニン、ヒスチジン）
というのが、足りない種類のアミノ酸を添加物として補っている部分です。
次に国産の療法食であるドクターズケア アミノプロテクトケアを見ていきましょう。
 | ドクターズケア (Dr's CARE) 療法食 アミノプロテクトケア 犬用 1KG 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :19×9×30cm エランコジャパン |
コーンスターチ、ポテトプロテイン、植物性油脂、セルロース、フラクトオリゴ糖、ポテトエキス
アミノ酸類(アルギニン、メチオニン、フェニルアラニン、リジン、ヒスチジン、トリプトファン、
イソロイシン、ロイシン、バリン、スレオニン、アラニン、グリシン、タウリン)、
ビタミン類(ビタミンA、ビタミンD3、ビタミンE、ビタミンK3、ビタミンB1、ビタミンB2、
パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、ビタミンC、ビタミンB12、
塩化コリン、イノシトール)、ミネラル類(炭酸カルシウム、リン酸カルシウム、リン酸カリウム、
塩化ナトリウム、塩化カリウム、酸化マグネシウム、鉄アミノ酸複合体、硫酸鉄、亜鉛アミノ酸複合体、
炭酸亜鉛、マンガンアミノ酸複合体、炭酸マンガン、銅アミノ酸複合体、硫酸銅、ヨウ素酸カルシウム、
硫酸コバルト)、酸化防止剤(ローズマリー抽出物)
この製品には動物性のタンパク質が一切含まれていません。
前述のロイカナ同様に炭水化物は精製されたコーンスターチなので消化性が高いものです。
タンパク源はポテトプロテイン 、名前の通りジャガイモのタンパク質です。
ご存知の通りジャガイモの主成分は炭水化物です。
片栗粉の名前で流通している馬鈴薯デンプンは私たちが目にするジャガイモ炭水化物の代表ですが
精製されたジャガイモのデンプンは様々な食品の原材料として広く利用されています。
そのデンプンを精製する時に僅かに含まれるタンパク質が取り除かれます。
かつてはほとんどが廃棄されていたそうですが、このタンパク質を集めて精製したのがポテトプロテイン です。
犬のタンパク源として理想的ではないですが、肉にも魚にもアレルギーがある場合には
救世主とも言える選択肢です。
ドクターズケア ではエンドウ豆タンパクの製品もありますが、エンドウ豆の方がポテトよりも
元々のタンパク質含有量が多く精製が容易なせいか、価格は少し低めになります。
植物性のタンパク質ですから、不足する必須アミノ酸はサプリメントが添加されています。
ロイカナもドクターズケアも精製した炭水化物と精製したタンパク質各１種類に油脂類をプラスした
とてもシンプルな三大栄養素のベースに、必要なビタミンミネラルのサプリメントを添加したフードです。
単一のタンパク質では十分に摂取できないアミノ酸もサプリメントとして添加されています。
必要な栄養素をコンパクトにまとめたSFに登場する未来の食べ物みたいですね。
残り２つの森乳とヒルズのフードは、もう少し一般的なフードに近い感じです。
森乳アレルギーマネジメント
 | 森乳サンワールド 療法食 クリニカルダイエット アレルギーマネジメント 子犬・成犬用 3.5kg 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :28×12×46cm 森乳サンワールド |
ポテト、サーモンミール、ホワイトフィッシュミール、動物性脂肪、 植物性油脂、トマトミール
フィッシュダイジェスト、食塩、レシチン、イノシトール、 ユッカ抽出物、グレープシードエキス
ビタミン類、（A、C、D、E、K、ナイアシン、B2、 パントテン酸、B12、B1、B6、葉酸、ビオチン、コリン）
ミネラル類（Ca、Zn、Fe、Mn、Cu、 I、Se、Co）、アミノ酸類（タウリン、トリプトファン）
酸化防止剤（トコフェロール、 クエン酸、ローズマリーエキス）
この製品は炭水化物はジャガイモ（多分、乾燥粉末だと思います）
タンパク源はサーモンと白身魚のミールが使われています。
ミールとはお馴染みの「油分を搾った後に高温で加熱乾燥して粉に挽いたもの」です。
本来、魚肉は犬にとって必要なアミノ酸が全て含まれているのですが、高温での加工の際に
損なわれるアミノ酸もあるため、タウリンとトリプトファンが添加されています。
肉類にアレルギーがある場合には、有効なフードだと思います。
ただ、このフードにはオイルを搾った後の魚肉であるフィッシュミールと風味付けのフィッシュダイジェストだけで
オメガ３脂肪酸のソースとなるものが十分に含まれていません。
このフードを利用する場合はフィッシュオイル などオメガ３脂肪酸をプラスしてください。
ヒルズ プリスクリプションダイエット
 | 【療法食】 プリスクリプション・ダイエット ドッグフード d/d ディーディー サーモン&ポテト 3kg 本体サイズ (幅X奥行X高さ) :29×7×43cm プリスクリプション・ダイエット |
ポテト、ポテトスターチ、ダック、ポテト蛋白、動物性油脂、植物性油脂、ポークエキス（加水分解）
魚油、セルロース、ミネラル類（カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、クロライド、銅、鉄、マンガン
セレン、亜鉛、ヨウ素）、乳酸、ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、ベータカロテン、
ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、コリン）、アミノ酸類（タウリン、トリプトファン、
メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、緑茶抽出物）
この製品もポテトが多用されていますね。ポテト、ポテトスターチ、ポテト蛋白（プロテイン）は
前述の製品で説明した通りです。
ダックは水鳥で、地上で暮らす鶏やターキーよりも運動量が多いため肉の鉄分が多く
アミノ酸組成もやや異なるため、鶏肉にアレルギーがあっても大丈夫な場合が多いです。
ミールではなく生の状態で原料として使われているので、調理後の水分が飛んだ状態では
実質の量はかなり少なくなっていると思われます。
なのでこの製品のタンパク質のメインは多分ポテト蛋白ですね。
そのせいか、やはり３種類のアミノ酸が添加されています。
ヒルズのアレルギー療法食では、もう１つz/dという加水分解チキンをタンパク源とした
ロイカナのアミノペプチドフォーミュラ に近いものがあります。
権利の問題でペプチドという名前が使えないのかと推測しますが、考え方はほぼ同じだと思います。
z/dはここで挙げたd/dよりもさらに症状が重いアレルギー向けのフードですね。
「話が長いねえ...」
フード４つだからねえ。でもまだ続くよ。
どちらかと言うと前半の２つの方が強い症状向け、後半２つの方が軽い症状向け。
価格を比較すると
ロイカナ １kg 約3000円
ドクターズケア 1kg 5400〜7200円（高っ！） ３kgなら9000〜9600円
森乳 3kg 約5000円
ヒルズ 3kg 約5000円
ロイカナとドクターズケア はかなりお値段高めです。
ちょっと「え！鳥の羽とかカタクリ粉の副産物とか、捨てられるはずだったもので作ってるのに？」と
ひねくれたことを言いたくなってしまいますが、これは研究開発費が反映された結果ですね。
大手メーカーの研究開発の費用は莫大ですから、次の研究のためにも製品価格への反映は大切です。
どの製品が良いか悪いかと言うよりも、愛犬の状態と照らし合わせて最善を選ぶことが必要ですね。
例えば、あらゆる検査をして病気や寄生虫は見つからないのに、下痢や血便が続くと言うような場合
速やかに胃腸への負担を軽くしてくれるであろうロイカナやドクターズケア は良いチョイスだと思います。
どんなに手を尽くしても改善しない皮膚症状などの場合も試してみる価値があると思います。
そこまで深刻ではないけれど、ずっとスッキリしない。魚やダックにはアレルギーがないことがわかっている。
そんな場合にはまずヒルズや森乳で様子を見てみるのも良いかと思います。
「あら、珍しく文句言わないの？」
もちろん言う。
それぞれにメーカーが総力をあげて開発している製品であることは分かるのですが
アレルギーや消化器疾患というデリケートな症状向けのフードなのに
なぜ原材料の表記に「動物性脂肪」「植物性油脂」というような、具体的な内容が分からない書き方をするのか。
油脂類も種類が変われば、効能も変わるのですから、これは困った点ですね。
ロイカナはココナッツオイルや大豆油と種類を明記していて、その点は安心です。
しかしこのメーカーの恒常的な問題とも言える合成の保存料と酸化防止剤は引っかかります。
保存料（ソルビン酸カリウム）、酸化防止剤（BHA、没食子酸プロピル）
これね
いくら安全と言われる量を守っているとは言え、なんで具合の悪い動物のフードに
こんなもの使うんでしょうねえ。
追記 2021年からBHAと没食子酸プロピルは天然由来のものに置き換えられました。
ソルビン酸カリウムは引き続き使用
しかし療法食を勧められるというのは、何はともあれ今現れている症状を何とかしなくてはという場合が多いはずです。
原材料で不明な点はメーカーに直接問い合わせて確認しましょう。
添加物など気になる点は、症状が改善した時点で対策を考えても大丈夫です。
愛犬の今の症状を改善することが急務という時には、こうして腹を括ることも必要かと思います。
またナチュラルハーベスト 、アニモンダ、ナチュラルバランス、HALO、フォルツァ10など
症状別のフードを出しているメーカーで試してみたいものがある場合には
原材料一覧を持参して獣医さんに相談してみてください。
「ニコが病院のフード食べなきゃいけなくなったらおかーさんはどうするの？」
ケースバイケースだね。
「あがさんならどうする？」とご質問があればコメント欄からどうぞ！
あがさんがニコちゃん、ニヤちゃんに療法食を薦められたら、きっと手作りで解決なさるのかなあ。
アレルギー検査について、ずっと疑問に思っていることがあるのですが、血液で調べるアレルギー検査は消化器でおこるアレルギー反応を正しく反映しないと言われたことがあるんです。参考程度でしかないと。もしそうなら、何がその子にとってアレルゲンか、どうすれば正しく知ることができるのでしょうね。
Ｂ∧Ｌママさんが内容に抵抗があるとおっしゃる通り、私も以前は毛嫌いしていました。
でもどうしても療法食でなくてはいけないような状態というのもあるし
確かに大手フードメーカーは開発のための研究は広く深く行っているんですよね。
それでもやっぱり合成酸化防止剤が使われたフードは嫌なんですが（笑
先代犬さんはH∧Ｌ君ですね。最後の時までずっと幸せだったことがわかります。
先月からニコには1日２食のうちの一食をフォルツァ１０の腎臓用のフードにしています。
コロナの影響で食材の調達がちょっと大変になるかもしれないと思ったのと
栄養のバランスという点で安心感が欲しかったと言うのもあり（笑
アレルギーというものがとても奥深くて複雑なため単独のテストでは正確な診断は出ないようですね。
症状の見極めと複数の検査を総合して考えなくてはいけないそうです。
私も以前病院から勧められたロイカナのアミノペプチドを食べさせましたが、保存料…酸化防止剤…ぐぬぬ…と食べさせたくなかった思いがあります。
うんちの回数が多いとアレルギーの可能性大という認識でした。ネットで見たような、どこかの獣医が言っていたような…
うちの子のアレルギーは落ち着いていますが、うんちの回数は日によってまちまち、3回以上の時あります！
相変わらず乾燥肌、フケもあり痒そう。
週一で保湿温浴していますがこれもどうかな…
ハーブもはじめてみたのですが、効き目はわからない
気のせいかもしれませんがハーブを始めてから奥歯に着色し出した気がしてやめました。スポイトタイプの色が濃い既製品のハーブです。
以前あがさんがオススメして下さったハーブのサイトで購入しようかなと思ったのですが、グリーンドッグにあるハーブからはじめて良かったらそちらに切り替えようかなと思っていました。ハーブ難しい…
そうでした、ロイカナのアミノペプチド 期間限定で勧められたとおっしゃっていましたね。
うんちの回数が多い＝アレルギーというわけではなくて
総合的に考えて、その中に回数も含まれているという方が正確なようですね。
今はフードは何を利用していらっしゃるのでしょうか？
週一の温浴というのは湯船に浸かって？獣医さんの指示でしょうか？
質問ばかりでごめんなさい
獣医さんの指示ではないなら、週一回も湯船に浸かるのも乾燥肌には良くないと思ったので。
ハーブは何を使用していらっしゃいますか？
おっしゃるようにハーブを取り入れるのはちょっと知識が必要です。
なので、始められる場合にはカウンセリングなどできる方が良いかと思うのですが
グリーンドッグさんではアドバイザーの方に相談されましたか？
スポイトタイプということは液体のエキスタイプだと思うのですが
どちらかと言うと、普通の乾燥ハーブの方がはじめに使うのに適していて
その後何か気になる点があってスポットで使うには液体のタイプが適しています。
ハーブは自分で体系的に勉強するか、知識のある人に相談して始めることをお勧めします。
ウンチの回数多い＝アレルギーだ！と決めつけてはダメですね
フードは以前と同じサーモン主体のフードです。
口周りのボコボコも治り、連日の病院通いもなく
ワンちゃんも(私も)精神的に落ち着いた日々を過ごしております。笑
ゆくゆくはサーモン以外にも食べられるタンパク源を見つけていきたいのですが、またあの日々が…と思うと
なかなかフード切り替えに踏み切れないでいます。泣
温浴は5分ほど湯船に浸かっています。
獣医さんによると人間用の入浴剤、エモリカなども効果があるのではないか？との意見を頂き
とりあえず、ワンちゃん用の炭酸泉タブレットやこちらでアドバイス頂いたヒバ。
人間用の入浴剤、キュレルなどを買い集め1種類ずつ試しております。現在は炭酸泉タブレットです。
湯船に浸かるの良くないのですか！？
詳しく教えて頂きたいのですが、週一が頻繁過ぎますか？？
グリーンドッグさんのアドバイザーの方に相談し、バー
ドックプラスを勧められました。原材料になります↓
バードックの根、ダンデライオンの根・花・葉・茎、マリアアザミの種、レッドクローバーの花、アルファルファの葉、リコリスの根、ヤシ油抽出エキス、蒸留水、穀物アルコール
乾燥ハーブから取り入れた方が良かったですね^^;
めんどくさがり屋＋ハーブ知識がなく、乾燥ハーブの取り入れは難易度が高く感じてしまいました泣
ハーブの煮出し方…お湯の温度…朝からできるだろうか…と^^;
サーモンがOKなら他の魚系から試してみると良さそうですね。
入浴剤、獣医さんが人間用を勧められたんですか。
これは私だったらなのですが、人間用の入浴剤は避けると思います。
潤い成分などは皮膚そのものには大丈夫だと思うのですが
犬って体を舐めますよね。その時被毛に成分が残っているはずですし
製品の原材料を見るとパラベンなど保存料や他の化学成分が含まれていますので。
なので犬用の製品かヒバ水などだけの方が安心だと思います。
湯船に浸かるのはかなり注意が必要です。
犬の皮膚はとても薄いし、体も小さいのでお湯に浸かると体温の上昇が人間より早いです。
ですから人間にはちょっとぬるいくらいの温度にして手早くします。
私はご愛犬の様子を直に見ていないので獣医さんが週一と言われたならそれで良いのだと思いますが
乾燥肌でフケが出ているなら、多いんじゃないかな〜と感じます。
温浴の後にドライヤーを使うと、それも乾燥の原因になりますし。
以前に本来は摂るべきではないアポキルを飲んでいたとおっしゃっていたので
その後に摂取し始めるブレンドハーブとしてはバードックプラスは大正解だと思います。
5日摂ったら2日休むの説明は受けられたでしょうか？
体が慣れ過ぎて効果が薄れるのを防ぐため、ハーブは５日摂ったら２日休むのが基本です。
バードック（ごぼう）とダンデライオン（タンポポ）はどちらも緩やかなデトックス効果のあるハーブです。
マリアアザミは強力に肝臓をサポートする働きがありますが
常用し過ぎると肝臓が自分で働こうとしなくなる（サボる）ので2週間摂ったら2週間摂取を休む必要があります。
後に出てくるリコリスの根も同様です。
ですからこの製品は５日摂ったら２日休むのペースで
２週間摂ったら２週間休むサイクルで与えます。
乾燥ハーブは熱湯を注いで３〜４分放置するだけです。自然に冷ましてフードにかけます。
面倒ならフードボウルに入れて熱湯をかけて、少し覚めたところにフードを入れてもいいし
粉末タイプにして、そのまんまフードなどにかけてもOKです。
わかりにくい点などあれば、お気軽にお声をおかけてくださいね
たしかに！舐めるので、人間用は避けて犬用のを使った方が良いですよね。
ドライヤーも肌が乾燥する原因ですし、やはり頻繁に温浴させない方が良いですね^^;
ほんとうに勉強になります。ありがとうございます。
ハーブはなんとなく続けるのではなく、ちゃんと与える日を決めてから使うようにと教えて頂いたので
あがさんの仰るとおり、5日与えて2日休みであげていました。
今の所粉末タイプがラクにできそうかなぁと考えているのですが笑
粉末かお湯タイプどちらがワンコに良いでしょうか？
お節介を申し上げてしまって失礼しました。
粉末のハーブは、ウェットフードや手作り食なら振りかけて使うのに最適ですが
ドライフードをそのまま与えている場合には鼻息で吹き飛んだり場合によっては咳き込んだりするので
フードをぬるま湯でふやかすなどの工夫が必要です。
ハーバリストさんは一番理想的なのは粉末ではないドライタイプをお湯で抽出して与えるとおっしゃっています。
前に紹介したショップで購入されると詳しい説明を書いたものが同封されているのですが
カップや湯のみに小さじ１杯程度のハーブを入れて熱湯を注ぎ
しばらく置いてそのままフードにかけるだけですから、それほどの手間ではないかと思います。
ご検討の参考になれば幸いです。
以前FORZA10の記事のときコメントさせていただきました。
アレルギーと見てまた出てきてしまいました；
アレルギーはうちの子も3歳の時、急にカイカイが止まらなくなり目や口の周りを搔き壊し脱毛、夜も痒みで眠れていない時期がありました。
その時、アミノペプチドフォーミュラ、VetsPlanセレクトスキンケアを病院で勧められ一定期間試しましたがどちらも、、、なんというか、うちの子に合わなかったです…（合えばもう少しの長期間試してもよかったかもしれませんが、ロイカナの添加物や原産国の変更にもちょっと疑念があり）
↑便秘がひどくなり、排便の際に声が漏れるほど辛そうだった。
ちなみにアレルギー検査もしました。
嬉しいような嬉しくないような、、食物・環境（IgE、リンパ球とも）オール陰性！中度すらなし。
しっかり何かに反応があれば除去食や減感作療法を考えていたのですがふりだしに戻されました(笑
先住犬の病気にも効果があったので、先生にFORZA10デルモアクティブを試してみたい、と相談してフードを変更すると次の日から快便！1ヶ月後には痒みもかなり治りました。
一緒に摂っていたサプリでAmino Complex ダイジェスティブサポートとアンチノールの効果もあるかもしれません。（現在はアンチノールと抗ヒスタミン剤を痒みの出やすい季節の前に飲むだけでほぼ無症状）
簡単には解決しないことの多いアレルギーですが、我が家は偶然治ってラッキー？という感じでした。
先生にも珍しい事例だから写真など（何かの学会の事例かな？）使用して良い？と聞かれたほどです。
長々とすみません
最近ちょうどブレンドハーブを試したいと思っていたのですごく参考になりました！
またじっくり読ませていただきます。
アレルギーも困るけれど、原因がわからないのは本当に困りますよね。
原因が分かれば対策も立てられるのに。
でもフォルツァのフードやサプリが効いて本当に良かったです。MTさんの愛と努力の賜物ですね。
アミノペプチド 、そんなひどい便秘になるんですね。
言われてみれば確かに便秘になりそうな処方ですもんね。
ちょうどハーブのことを詳しく書こうと思っていたところでした。
次の記事くらいで久しぶりにハーブのことを書くのでよかったらご覧ください。