Smile Diary

ハルとユキとあーちゃんとかんちゃん。我が家の4きょうだいの成長日記です。

日本一の山に挑戦!

2013年08月04日 | 登山・ハイキング

パパとハルで富士山に挑戦してきました~。

「なぜ今年なの?」と。ママには散々言われましたが、ず~~~っと前から「3年生になったら!」って言ってたもんね~。
世界文化遺産に登録されて、今年はとても混んでいるという噂でしたが、とにかく突撃~~~~!

8月3日(土)
9時に車で出発。駐車場に車を止めてバスに乗り換え、富士宮口の新五合目を出発したのが2時くらいでした。


新五合目はちょうど雲の中。
霧雨の中を登山開始です。

もっともっと人が多いと思っていたのですが、ご覧の通り、むちゃくちゃ混んでいるという感じはしませんでした。
今日の目的地は新七合目。
本当は、1日目にもっと上まで行っておきたかったのですが、これより上の山荘の宿泊予約が取れず、仕方なく新七合目に泊まることになったのです。

新七合目までは大人の足で1時間半くらい。
それくらいなら楽勝かな・・・とナメていたのがいけなかったのですが・・・・・。


4時前には新七合目に到着。
ここまでくると、雲の上に出るのでいいお天気。
雲海をバックに記念撮影。パパはこの雲海を見られたのがとてもうれしかったです。
20年前に見た記憶とまったく同じでした。

新七合目の夕飯は4時。
で、一般的?には、5時前に寝てしまって夜中の11時に出発。4時半の御来光は頂上で! という流れらしい。
そんなことは知らないパパとハルは、普通に夜に寝て、朝になってから出発しようとしていたのです。

夜中11時。相部屋だった3人組ががさごそと起きだす。
うるさいだけなら我慢しようと思ったのですが、ヘッドライトで部屋中を照らすもんだからたまったもんじゃない。
パパもハルも起きてしまいました。

で、やっと静かになった(&部屋が広く使えるようになった)と思ったら、今度は夜中の3時に別の部屋の人たちが、がさごそ~、がさごそ~。
小さい子どもがいたらしく、普通の話し声ではしゃいでいるから、思わず「夜中の3時なんですけど!」って注意しに行ってしまいました。

しかしまぁ、最近の大人は、周りに気遣いってもんができないんですかね~。

夜中の11時に、相部屋の小学生が寝ているんですよ! 別に小学生でなくてもいいんですが、相部屋の人が寝ている横で出発するなんてことになったら、できる限り音を立てないようにそ~っと外にでて、部屋の外で準備するくらいでなきゃいけないんじゃないですかね?
ヘッドライトで寝ている人の顔を照らすなんて言語道断!

あと、子どもにまったく注意をしないお父さん! あれは、何で何も言わないんですかねぇ。
夜中の3時に自分の子どもが大声を出そうもんなら、必死で黙らせるのが普通じゃないですかね?

パパが昔、お父さん(三重のじいちゃんのことです)と山小屋に泊まったとき、あれは確か富士山の五合目だったと思いますが、やっぱり朝早くに出発することがあって、「絶対に音をたてるな!」とものすごく怒られたのを覚えています。
パパはそこで怒られたから、そういうもんだと思っているのですが、怒られたことがない人にはわからないんでしょうね。やっぱり。

パパの職場の同僚によると、富士山は「素人(シロウト)」が来る山だから、山小屋のルールなんてわかっているはずがない。ということでした。
これも、やっぱり世界文化遺産に登録された今年に登った罰ってことなんでしょうかねぇ。
ママが「今年じゃなくていいんじゃない?」って言ってたのを素直に聞けばよかった。

いやね、「オマエはシロウトじゃないんかい!」って言われるかも知れませんが、山のシロウトだろうが何だろうが、最低限の気遣いができる大人になってくださいよ。お願いしますよ。

関連リンク 富士さんぽ(山小屋のルールとマナー)




そんなこんなで、ようやく寝られたのが3過ぎ(パパは)。
ハルは、ほとんど寝られなかったみたいです。

8月4日(日)
7時半起床。食欲がないって言って、ハルは朝ごはんのパンを1個しか食べませんでした。

昨日は2時間弱しか歩いていないとはいえ、ここは標高2780m。
駐車場が標高1400mなので、そこから3時間足らずで1400mほど登ってしまっているのです。

急激に高度を上げたのと、寝不足。さらには山登りの疲れですっかり参ってしまったハル。

8時に元気よく歩き始めたのですが、10分もしないうちに足が止まり、すぐに嘔吐。
その後も少しずつ少しずつは歩いていたのですが、5分歩いては10分休み・・・という感じで、全然前に進まない。

これはもうムリだな・・・、と思ったのですが、次の山荘(元祖七合目)に着けば高度3000mを超えるとわかって、なんとかそこまで行きたい!とがんばるハル。必死で上を目指しましたが、午前9時30分、ついにリタイア。


どうしても行きたい!という気持ちがあっても、まったく体が動かない・・・という中で、とっても苦しかったと思います。
でも、そこで「ここまでにしておく」という判断ができたハルはすばらしいと思います。

富士山は逃げることはないから、また来年でも再来年でも挑戦すればいいよね!
次回は、しっかり準備して、もっと慎重にプランをたてて、目指せ3000mオーバーだ!



ということで、昨晩お世話になった山荘まで戻って記念撮影。
ここまで戻るのが大変だった~。

確か出発してすぐに嘔吐したと思うのですが、そこからかなりがんばったってことですよね。
えらいぞ!ハル!  よくがんばった!

【パパ】

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2 コメント

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ありがとうございます (パパ)
2013-08-07 17:43:09
えらい!というタイトルだったので、ハルのことを褒めてくれたのだと思ったら、パパのことまで褒めてくださって恐縮至極です。(使い方あってる?)

山は楽しく登るもの。無理してつらい思いをして登らなくても、また来ればいっか、と思っただけです。
怪我なく安全に降りてこられて本当に良かったと思います。

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えらい (じい)
2013-08-06 08:17:47
お父さんの判断と行動はすばらしく適切だったと思います。それからハルの判断もえらいです。小学3年生の心は正確にはわからないけど、初めてとはいえ「これは危ない」と感じたのでしょう。「約束を果たせない」という気持ちとの葛藤があったかもしれません。でもほんとうの勇気とはどういうことかも少しは考えたのではないかと思います。えらかったね。
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