ALRIGHT OK!

毎日楽しいことばかりじゃないけれど
他愛も無い日々のいろんなお話聞いてくださいませ

駅伝部、その後

2009年01月11日 22時28分38秒 | 我が家の子供たち


1月9日・金曜日
いつも帰宅する時間を過ぎても帰ってこない長男

はは~ん、新学期早々居残りかぁ?
なんて気楽に考えてました

4時半を過ぎて、そろそろ心配しだした頃、電話が鳴りました

担任の先生からです
怪我でもしたのかと思ったら

「今日は駅伝のミーティングで遅くなったんですけど・・・」

と話し始めてくれたので、なあんだ、そうだったのか、と聞いてると

駅伝部員が44名いて、1チーム6人編成なので
44÷6で7チーム出来て、二人余る・・・と(嫌な予感)

で、長男がその2人のうちの1人になったと・・・(あ、やっぱり)

一生懸命頑張ってきたし、これが自信につながればって思ってたんですけど
どうしても・・・ということで、長男は補欠部員になったそうです

オープンチームででも出れると思ってた長男は
補欠と聞いてかなりショックだったでしょう、涙がにじんでたそうです
(オープンチーム=正式ではなくて男子ばかりのチーム)

私達(先生たち)もいろいろ声を掛けましたけど
もうすぐお家に着くと思いますが
お家の方の励ましや声かけが支えになると思いますので
よろしくお願いします、ということでした

44名いて6人編成では2人余ると言うのは先生達には最初からわかってたこと

でも、それは子供達に知らせてなかったんだろう(私達も聞いていなかった)
何で最初に、二人はどうしても補欠になると言ってくれてなかったのだろう
そうしたら、心づもりと言うか覚悟は出来るのに・・・
と思ったが言わなかった

試走にも2回参加して、自分もこの道を走れると思ってた・・・
今さら・・・

私でさえショックなのに
長男はどんなにショックだっただろう

帰ってきたらどうやって声をかけるか・・・ダーリンもいたのですが
とりあえず、自分から話し出すまでこちらからは聞かないことにしました

長男が帰宅したとき、タイミング悪く、私が次男を叱っている最中だったのでか
「ただいま」と言ったきりで、宿題を始めた

そのあとも、無言で宿題を続けるだけで話しかけてこない

いつも遅くなった日は「今日は遅くなって(心配かけて)ごめんよ」
と言って遅くなった理由を話してくれる長男なのだが・・・

頑張ってきたのがわかるだけにこちらからも声をかけ辛い

宿題も身が入らないのかぼ~っとしている
時々遠い目をしている

ふと我に返ったのか 「あ、今日遅くなってごめんよ」 と言ったので
『お!話だすんか??』と思ったが
「うん。いいよ。なんで?」 といつものようにさらっと聞くと
「・・・・・・あとで話すわ・・・」とまた宿題を始めました

やっぱり本人も話し出しにくいんやろうな~
でも、本人が後で話す、と言ってるのだから待つことにしました



落ち込んだ末なのか、夕飯の時にふっと

「メンバーになれんかったんよ」 と話し出した長男

でも、こちらが何も言わなくてもすんなり 「がんばるよ」って言いました

駅伝やってて楽しかったし、また来年もあるし、これからも走る、ってさ

心はすでに前向きで、駅伝大会終わったらもう今年の駅伝部は解散なんやけど
その後も走ろうかな、と話し出しました

ポジティブなのが長男のトリエやからね 

いつまでも落ち込んでも仕方ないでしょう
と、気持ちはすでに前に進んだのかも 

最後、「オープンメンバーにはなりたかったな」って言うてましたが

そりゃそうだよね
そのために雨でも体育館で、寒くても足痛くても走ってきたんだから

それだけに、オープンメンバーにもなれなかったのは
親としても報いてあげたくて、頑張りを公にみとめてあげたくて
残念で仕方ありませんが・・・

これが、挫折にとどまらず、前向きに頑張ろうとしている長男にです

これも成長ですもんね


これがメンバー表。A~Eが男女混合の正式チーム。
①②が男子のみの非正式チーム(オープンチーム)


そして、枠外に補欠である長男の名前が。

金曜日にこのことがあっても、土曜日、
そし今日日曜日の最終練習も頑張ってきた長男です

明日は本番、市の駅伝大会です

補欠と言うのも無くてはならない存在、
もし誰かに何かがあって休んだら、いつでも出れるようにしてなくてはね!

「ネガティブな考えやけど、誰か休んでくれたら長男が出れるのになあ
とダーリンは小さな声で言いました

もちろん、その気持ちはあります

まだ、本番まで何があるかわからない、
補欠もなければならない存在だということ。

でも、友達ががんばってるのを応援するのも大事なこと。

明日は、走る側か応援する側か、まだわからないけど、
どっちにしても良い経験だと思います

     また一つ、成長してくれることでしょう