🌺パッへルベルのカノン
🌺アンドレ・ギャニオン めぐり逢い
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西洋渡来の外国語で呼ばれる花には明治の文明開化のころあたりに入ってきたものが多く、また同種の在来の花が存在することも多い。
近年になり、より珍しいものが求められ、世界中から探し出された花が次々ともたらされている。この場合、名前がよく知られた在来の花はなく、学名や原産国での呼び名などがそのまま使われることが一般化している。口から名前を発声するのに少し戸惑いがあるが、精神的にはスッキリと楽な気がする。無理やり付けたような和名があっても「もういい、もう嫌だ」と感じてしまう。
バビアナ 学名:Babiana
イキシア 学名:Ixia
*イキシアはいかにも西洋らしさにあふれる。
ホメリア 学名:Homeria
ベニジウム 学名 : Venidium
ルピナス 学名:Lupinus
ニーレンベルギア 学名 : Nierembergia
*ニーレンベルギアはややマニアックな花で見る機会は少ない。
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呼び名が必ずしも学名ではない場合もある。
ヘンルーダ 学名 : Ruta 英名 : Rue ルーでも流通する
*ヘンルーダは主にハーブの用途で育成される。
外来時期が割と古くても、あまりにも洋名が魅力的なので、別の和名が付かない花や、既に和名があっても知られない花もある。
アマリリス 学名:Hippeastrum 旧名 : Amaryllis すでにアマリリスで世界中に広まった後に分類が変更されたが、あまりにも親しみが強く植物学者でもない限り学名では呼ばない。アマリリスでないと花も種も売れない。
ガーベラ 学名:Gerbera
ヒヤシンス 学名:Hyacinthus
*ヒヤシンスも多彩になり一見では判断がつかなくなりつつある。
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もうこれらの花は日本語になっている。
まだ眠れない夜
穏やかな音楽とプチな四方山話
「純外来のまだ新しい花」
パッへルベルのカノン
アンドレ・ギャニオン「めぐり逢い」
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おくつろぎあれば