宍粟市天気予報
養父市天気予報
西粟倉天気予報
朝来市天気予報 ☆山名検索 天気動画
01. 06.10 月曜日 後
かねてから、行ってみたいと思っていた神秘の渓谷、
同じ思いの山友が今日、集合し、超ベテランさんに案内いただきました。
ここは、波賀町音水地区で、過去に森林鉄道の町として繁栄していました。
ここに駐車します。
この看板の裏に左に入って行く林道があり、すぐ橋を渡ります。
結構しっかりした林道です。
大きな岩もありダイナミックです。
約40分ほど歩くと、道が途切れています。
案内があり、ここを登ると源流に行くようです。
私たちは左側の激坂を20mほど駆け下ります。道はありません。
するとまた林道がありここを奥へ進みます。
行く手は倒木です。
大きな鉄の橋に出会いました。 H形鋼の2本で橋懸されていますが
ちょっとこわいです。なので今朝購入してきたトラロープを設置することにしました。
こうゆう風に30m程懸けました。これで何とか命拾いができるかも。
行かれた人は、すこし操作が必要なので、ロープは途中の細木の支点で、下山時は
ゆとり分を張りなおすことを必ずお願いします。
さて何とかスムーズに進み自然の素晴らしい渓谷を楽しみます。
夢のような風景が次々と・・アニメ映画 宮崎駿さんの作品に出てきそうなところです。
「しあわせ~・・・」ですね(^^♪
さて、まだまだ危険な橋がありました。
でも幅が広いので何とか通れます。 スリルですね。いつ壊れるか・・
今まで渡ってきたのは森林鉄道路線なのです。
そして奥深い谷間にもトンネルがある、、、ということ自体も感動します。
そして、そこを通ります。
この辺りの路線は斜面が多く、なかなか真っすぐの線路が敷きずらいなので、こうして右左と
方向が変わるのです。
真っ暗なトンネルを通ります。少し曲がっていますので中は真っ暗です。
フラッシュを光らせ撮影しました。 きれいなコンクリート面でした。
少し前には蝙蝠(コウモリ)が住んでいたそうです。 長さは10mぐらいでしょうか。
やっと抜け、また林道を歩いてゆくと、またしてもコンクリート橋に出会いました。
ここも何とか通過します。
そして徐々に道も崩れたりわからなくなり川沿いに奥に進みます。
風景はますます自然ぽくなり、癒されます。
すると少し山斜面に小屋が見えてきました。
ここは過去森林仕事の方々が、住み込みで長期に滞在されていた小屋跡です。
流石電気を発電していたようで、発電小屋だそうです。
裏側も見てもまだ崩れそうにないです。屋根のトタンは錆びて壊れていました。
生活の匂いがしますね。かまどや台所でしょうか。
ここには、「やかん」や鍋。そしてお出かけ時の水筒も転んでいました。
なんといっても、一升瓶やビール瓶がたくさん土に埋まっていました。
なんとお風呂もあり、仕事で疲れ果てた後酔っぱらって風呂など最高かな。
ここでもルールがあって、風呂炊き役、料理役、水汲み役など いろいろ共同作業が
決まっていたのでしょう。
過去の自由と不自由が想像できますね。 決して楽しいものではありませんが
当時の方の凄さが感じられます、
この森林鉄道は、時代の情勢により昭和43年7月最終運行により廃止となったそうです。
それ以来、51年となり、小屋も51年前の建物となりますね。
さて昼食します。かわらでの食事もいいですね~。
雨を心配していましたが、回復気味で太陽も出てきました。
シャッター! 間に合わないね。 一人足らない (^^♪
さてゆっくり食事を楽しみ。この奥にはちょっといい 物があるらしい。期待です。
これは なめら滝かも。。 今日は申し合わせで「全員長靴です」
最高に安全です。
さて、、わおー 最高の滝が現れました。
どこまで続いているのか滝口が見えません。
美しさの形式は、この段々に流れ落ちる白い水。そして白いしぶき。
ここを。。「千畳敷滝」と命名しました。
滝口、そして滝壺そして、そのあとの流れ平らな岩が滑らかに流れ落ちる姿は
最高の感動と自然の造形に脱帽です。
岩にカメラを置き撮影しました。 手が震えてこんな感じでした。
余韻を残して時間も迫り、下山にしました。
同じ個所を通っても常に新鮮な景色を楽しませてくれる、
こんな渓谷は是非またいつか訪れたいです。 一人では難しい(;^ω^)けど。
帰ってきました。無事であまり疲れもありませんでした。
いいハイキング?でした。