木村秀子 Blog

ピアニスト 木村秀子の音楽日記

今年一年お世話になりました

2008-12-31 15:56:46 | Weblog
今年一年は私の中で本当に濃ゆい一年でした。

1月→さあ、頑張るぞ!と一年の計画を考えていた矢先、いきなりバイト先から解雇通告をうける。
2月→いろいろなジャンルのプレーヤーと知り合う。
3月→久しぶりにドラムの友人から電話があり、某ホテルのラウンジピアノのオーディションを受けてみたらうっかり合格。
4月→横浜のホテルと銀座のクラブで営業三昧が始まる。ホテルの仕事でリクエストの多さに嫌気がさす。
5月→気が付けば月の半分以上営業仕事をし、自分のやりたい事と実際やっている事の差に開きが生じる。
6月→スウェーデンとデンマークを旅する。素晴らしい音楽、ミュージシャン、人々、風景。どれもこれもが素晴らしすぎてこの上なく幸せ。
7月→CoZAさんからCD制作の話が出る。
8月→CD「越後組曲」レコーディング。雪景色をイメージした曲は真夏に録音されました。
9月→いい演奏を沢山聴きまくりうっとり。
10月→越後組曲発売。トーマス・ウォルバム来日ツアーを手伝う。彼のお陰でいろいろ勉強になりました。英語とかピアノとか。トーマス帰国のその夜、新潟十日町でライブ。この月はとにかく沢山の人と出会いました。
11月→時間を見つけてはライブを聴きに足を運ぶ。やっぱり家でCD聴いているだけじゃいかん!と思った。
12月→越後組曲、初回1000枚プレスしたのが残り90枚と聞き、びっくり!最初は6年間で全部売れればいいよね~。なんて呑気に話していたのに。来年増刷するとの事。

本当にあっという間にいろいろな事が起こり、沢山の人に出会い、沢山の事を学べてよかったです。お世話になった皆々様、本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願い致します。

皆様にとっても素敵な一年でありますように。
よいお年をお迎えください。

中越復興市民会議からの手紙

2008-12-10 18:17:53 | Weblog
今日、CoZAの間で中越復興市民会議からの手紙を見せてもらいました。
先日まで行われていた中越ひこばえ展での
寄付に対する御礼の手紙で、
集まった寄付金は「中越復興まちづくり基金」として
中越復興市民会議の事業に使われると書かれていました。
もちろん越後組曲の売り上げの一部もこの寄付金に含まれています。
お買い上げ頂いた皆様、本当にありがとうございました。

この手紙を見て小学校の頃、教科書に載っていた「スイミー」
の話を思い出してしまいました。

1匹の力は微々たるものだけど
みんなで力を合わせれば・・・

私は集団行動が苦手でこのテの話をどこか胡散臭く思っていた
嫌ぁ~な子供だったのですが、
歳を重ねるにつれ、一人じゃ何にも出来ず、
いろいろな人のご好意に支えられて今の自分があるって事を
痛感しているのです。
ちょっと話がそれましたが寄付金が有効に活用される事を願っています。

なお、越後組曲は今後も収益金の一部を
中越沖地震復興の義援金として役立てます。







ミカ姉結婚ライブパーティー

2008-12-08 00:23:35 | ライブレポ
11月22日、いい夫婦の日に入籍をしたスズキミカコ(Vo)姉さん。
今日は旦那様の森 学(Sax,Fl)さんとの結婚披露ライブバーティーでした。

類は友を呼ぶとはこの事なり。というくらい、
会場にいた人々は個性的な人が多くて
そんな人々のパフォーマンスが繰り広げられる会場は
本当に温かい空間でした。

ミカ姉のお父様はハワイアンの歌手でして、
歌とウクレレによるソロで
結婚した人に送るお祝いの歌を
娘の前で歌っている父親の姿には
思わずホロリと涙腺がゆるんでしまいました。

そして最後に新郎新婦から両親への言葉があり
その後にミカ姉は親を想う沖縄民謡「てぃんさぐの花」
を旦那様とDuoで演奏していました。
ミカ姉の熱唱する姿にまたしても涙腺ホロリ。

そういえば音楽を聴いて涙を流すなんてここの所なかったなぁ。
今回の状況が状況だったからか、
それとも歳をとって涙もろくなったのか。
よくは分かりませんが、とにかく素晴らしいパーティーでした。

ミカ姉、モリブ君、末永くお幸せに。