厄除け

なぜ３０代の女には厄年が２回もあるのか？
前厄、後厄も含めたら６回も厄に見舞われるという有様。

ホルモンバランスの変化する年頃なのでしょうが、
「気にしなければいい」と言われれば
ますます気になってしまう性分なもので、
今年も厄除けに行ってきました。

数年前、初めて厄除けに行った西新井大師は
広い本堂で護摩を焚きながらお坊さんがマイクを使ってお経を読み、
本堂の四隅にあるスピーカーには
「BOSE」のロゴが入っているという非常に立派な光景でした。
翌年に同じ所に行ったら今度は人が多すぎて本堂に入れず、
本堂脇のテレビモニターを立って覗き見しているという
何だかシュールな光景。
本当に厄除けなのか？疑惑がつきまとったものの
まあ、薬師如来が私の健康を守っていてくれたのでしょう。

今年は初めて神奈川の寒川神社に行ってきました。
さかのぼれば６世紀頃から日本では神も仏も
崇める事ができるフュージョン信仰が成りたっていたそうな。
ということで寺でも神社でも厄除けはできるのです。

寒川神社は場所も広く待合室なども用意され、
心穏やかな状態で厄除けしてもらいました。
年に一度くらいこうして心をおちつけて
自分の在り様を考えるものいいかなと思いつつも、
ここはどんなスピーカーを使っているんだろう
と探してしまう欲望は押さえられませんでした。
（BOSEではなさそうです）

夕方になると神社の中で「寅のねぶた」がライトアップされる
おしゃれ神社です

頑張って和服を着たものの、寒すぎて防寒対策をしてました。
昔の日本人はこれが日常だったのかと思うと頭がさがります。


今年も健康でありますように！