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NICO Touches the Walls 『HUMANIA』 - アルバムレビューvol.67

2014年03月01日 15時18分41秒 | NICO Touches the Walls


1. Heim2. 衝突3. バイシクル4. カルーセル
5. 極東ID6. 恋をしよう / 7. Endless roll / 8. 業々
9. demon (is there?) / 10. 手をたたけ / 11. 手をたたけ(NICO edition)


先月結成10周年ということでベスト盤をリリースしたニコタッチさん(自分で勝手に呼んでる
だけの名前)ことNICO Touches the Wallsの2011年の4thアルバム『HUMANIA』
をご紹介します。


2011年には3rd『PASSENGER』もリリースしており気合入りまくりだったことが伺えます。
彼らを知るきっかけはアニメ「NARUTO」のエンディング曲に「Broken Youth」を使われた
こと。ただその当時は「ああ、なかなかいいね」くらいで(笑)変わったバンド名なんだな、と
いう認識。


ただその後再び「NARUTO」の今度はオープニング曲として「Diver」が使われた時は
脳天を雷に貫かれたような衝撃を受けてしまった。その完璧なロックンロールっぷりに
K.Oされた。その後三度「ニワカ雨ニモ負ケズ」で「NARUTO」のオープニングを担当することに。



1.Heim・・・まるでフォークソングのようなオープニング曲。良い雰囲気が出ている。


2.衝突・・・疾走感あふれるハードロックチューンでアルバムが本格的に始まったという
 感じにさせられる。光村くんのボーカルは非常にパワフルだ。シングルとして切っても
 いいかもしれないくらいの名曲。


3.バイシクル・・・ギターリフがどこかオリエンタルなメロディを奏でるポップな1曲。アルバム
 の核となるしっかりとした強さを感じ取れる。ドラマの主題歌にもなっている。


4.カルーセル・・・ベース・板倉くんが光村くんと作詞をした曲。サビでのコーラスが妙に
 クセになる。 古村くんのギタープレイが光る。


5.極東ID・・・昭和歌謡曲みたいな雰囲気の曲。光村くんのボーカルがどこかサザンの
 桑田さんみたいに聴こえる。こういう曲も作れるのはなかなか。


6.恋をしよう・・・メロディがきれいなあったかいラブソング。シンプル・イズ・ベスト


8.業々・・・かなりヘヴィなラウドロック。多種多様なアルバム中、こういう曲もアリ。


10.手をたたけ・・・ニコタッチさんで一番ポップなシングル曲。個人的にはかなり名曲。
 サビのメロディも素晴らしい、これがもっとヒットしてもよかったと思うが今の音楽界が
 おかしくなっているのだろうか。


 


このアルバムは彼らのアルバムの中ではいろんなジャンルの曲を扱っており統一性に
欠けるという反面、彼らの実力がいかんなく発揮されている気がする。個人的には彼らの
アルバムでは一番好きである。


メンバー全員が1985年生まれということでまだ20代の彼ら。将来の音楽界を牽引して
くれる存在になってほしいと願うばかりだ。ところで余談だがボーカル光村くんの声、
ミスチルの桜井さんの声に似てません?最初に聴いたときそう思ったんだけど。


評価:★★★★★




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