
他社製ポケットTpと管の巻き方が違うので、ピストン操作と3番管トリガーの操作には少し慣れが必要ですが、他社製に比べ、とても息の入りが良く、響きも良いです。この独特の管の巻き方が吹奏感と音色に良い影響を与えているのかもしれませんね。日本の工場にサテンゴールド加工を依頼すると、その加工費だけでもだいたい20万円以上はするのですが、この喜望峰ポケットTpは楽器本体価格とメッキ加工費合わせて4万5千円。

その他、サテンシルバー、サテンゴールド、ゴールド、ピンクゴールドも試奏しましたが、どれもそれぞれ仕上げの違いによる特徴が良く現れていました。全機種とも素晴らし楽器の鳴りでした。
今回、購入したポケットTp、多重録音時に使うトランペットのメイン楽器になりそうです。喜望峰のトランペット、明らかに半年前よりも完成度上がってますね。
喜望峰さんが取り引きをされている中国の楽器メーカー(工場)数社中でも、このポケットトランペット、ノーマルのトランペット、フリューゲルホーン等を製造している工場は特別優秀のようで、どの楽器も本当に心地よい響きがします。もちろんお値段は超低価格(どれも10万円以下)。こんな素晴らしいメーカーを知ってしまったら、もう欧米メーカーの高い楽器なんて買えませんよ。今この工場に開発依頼している細管トロンボーンの完成がとても楽しみです。きっと素晴らしいトロンボーンが出来てくるはずです。