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SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

加賀恭一郎シリーズの新刊 これはまた面白い

2011-03-10 06:36:43 | 読書
先週行きつけの本屋に寄ったら,偶然東野圭吾の新刊を見つけました。
帯を見ると,東野シリーズの中でもファンが多い,加賀恭一郎もの。
すぐに手に取って,レジへと向かいましたね。



それ以来,毎晩寝る前の楽しみに少しずつ読んでいました。
イッキ読みしたいところでしたが,時間が取れない状況です。

加賀シリーズは,名刑事が少しずつ小さな事実を関係付けて,それから見えてくる推理を積み上げて難事件を解決することが多い。
今回も日本橋周辺の路地を歩き,そこで得た小さな発見から事件の真相を洞察していました。

加賀シリーズが好きなもう一つの理由は,登場人物の名誉を回復してくれるところ。
「死人に口なし」の通り,罪を全て亡くなった方に擦り付けることが事件には付きものですが,被害を被るのは残された遺族です。
窮地に立たされた遺族を,名推理から救ってくれる加賀恭一郎が,たまらなく気に入っております。

昨夜読了。これから事務整理の季節。次は何を読もうか。

シャイロックの子供たち これはオススメ

2011-03-02 06:47:34 | 読書
「空飛ぶタイヤ」で気に入った作家,池井戸 潤さんの「シャイロックの子供たち」を読んでいました。
昨夜は最後の締めの部分を読み,読了。
これは面白かった…。お勧めのできる物語です。



シャイロックとは,「ヴェニスの商人」に出てくる強欲な金貸しのこと。
一般社会で言えば,銀行のことでしょう。

東京第一銀行で働く様々な年齢や部署の行員,そしてその家族を描く短篇集。
短編集といっても,それぞれが関係しており,最後は収束してくるので,長編とも言えます。
それにミステリー的な要素が加わり,あっという間に読み終えてしまいました。

デビュー作「果つる底なき」よりも,銀行内の専門的内容が少なく,分かりやすい。
行員の方々は,日々こんなプレッシャーとストレスの中で生きているのでしょうか。
本当のところは,その集団に入ってみないと分かりませんが…。



ベイジン 中国の国民性がよく分かる

2011-02-27 07:17:41 | 読書
日曜日の朝の一時。
家の中にまだ動きが見られない静かな空間での読書。
これは最高です。さてあと何分あるか…。

読んでいたのは,「ベイジン」(真山仁作)
以前に読んだ外資系投資ファンドの物語がとても面白かったので,久しぶりに読むことにしました。



中国大陸での原発建設の話。Amazonの本の紹介によると,
『その名が示す通り、舞台は中国。そこに日本人技術者が赴任して、物語は始まる。
現代社会の不条理、異国に対する先入観と葛藤が入り交じる中、誰も予想しなかった危機(クライシス)へと転がり始める。』

読んでいると,同じ人種でもその気質の違いに驚くばかり。以前読んだ「大地の子」に通じるところがあります。
今は,政治経済やSports,文化面など,全てにおいて中国抜きでは語ることができなくなっていますが,私はどうしても負の印象が高く,好意的に中国を捉えておりません。

最近の中国のイメージとしては,嫌なことばかりです。
領土問題,漁船衝突事故,Webの検閲,対日教育,反日デモの群衆,そして古くは天安門事件…。
何一ついいことはありません。
この本で述べられている通り,汚職と腐敗の国であり,エゴイズムが強く,自分の幸せだけを優先する国民性に,強い抵抗感をもっている方も多いのでは。

「日本人と中国人は,果たして互いに理解し合えることができるのか」
こんなテーマを読み手に投げかけてくる内容でした。


果つる底なき 池井戸潤作を読了

2011-02-17 20:55:14 | 読書
以前blogで紹介した「空飛ぶタイヤ」という小説があまりにも面白かったので,この作家の別な作品を読んでみることにした。
中古の文庫本を探していたら,ありました富谷 BOOK OFFに。
いくつか並んでいる中から,江戸川乱歩賞受賞作「果つる底なき」を購入。



空飛ぶタイヤと違って,純粋なミステリー小説であり,同僚の銀行員が突然死することから物語は始まる。
死因は蜂のアレルギーショック。
友人の死の奥に潜んでいる金融界の闇を,一人の銀行員が明らかにしていく金融ミステリーだった。
巨大な銀行組織,権力というものに,抵抗しようとしているところは,「空飛ぶタイヤ」に共通している。

ただ,金融の仕組みに疎い職業の方には,理解が難しい部分もある。
また,個人情報というのは,悪用されると簡単に殺人に応用されてしまうという怖さを実感できた。
十分に気を付けないと…。



楽しみながらドラッガー理論の骨子を学べる

2011-02-14 06:33:07 | 読書
今話題のビジネス書といえば,これ。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」



以前に買っておいたのだが,なかなか手が伸びず,そのままにしてあった。

いざ読んでみると,結構面白い。
中学生でも読める平易な文で書かれているので,スラスラ読める。
野球部の物語に触れながらドラッガーのマネジメントの骨子を学べるので,お勧めのできる1冊である。
Sports系グラブで,未だに根性論だけで運営している顧問の方にはぜひ読んで欲しいものである。

ドラッガーの本では,これもまたよい。
文章をじっくり読まなくても,プレゼンを見ている感じで,要旨を掴むことができる。