SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

楽天 虚しい一年

2010-09-30 06:03:24 | 日記
河北新報の記事より

楽天がブラウン監督を更迭 4年ぶり最下位の責任

 プロ野球、東北楽天ゴールデンイーグルスを運営する楽天野球団は29日、マーティー・ブラウン監督(47)の解任を発表した。同日、米田純球団代表が本人に通告した。2年契約の1年目だったが、チームが4年ぶりの最下位に沈んだ責任を問われた。後任は未定。

楽天にとって,この一年間は何だったのでしょう。
よく職場では,「成果」と「課題」などという単語が出てきて一年間の反省を行ないますが,今年の楽天は,成果のパーセンテージが限りなくゼロに近かったのではないでしょうか。
球団幹部は,ドラッガーのマネジメント論でも熟読して猛勉強する必要がありますね。

私もですけど…。

Office for Mac 2011 10月末に発売

2010-09-29 06:29:56 | パソコン
私の仕事はこれから年末,年始にかけて忙しくなりそうです。
職場に居るとなかなか集中できないこともあり,持ち帰り仕事が多くなりそうな気配…。
となると,家に帰ってまでWindows機を使う機会が多くなります。

ちょっとゲンナリ~

あのテカテカしたフォント,起動と終了の遅さ,そしてインターフェースが同じだと飽きがきます。

というわけで,10月末に発売される「Office for Mac 2011」を購入する予定。
これで少しはモチベーションがアップ。



少しガッカリなのは,リボンインターフェースの採用。
なんかMacらしさが失われていくような気がする。

地に落ちた中国

2010-09-28 06:56:06 | 日記
尖閣諸島の漁船衝突問題のニュースを耳にするたびに,怒りがこみあがてくる。
石原知事も大層ご立腹で,吠えていた。
日本人としてこれは当然のこと。

経済発展によって,急激に大国化した中国だけど,精神面は落ちるところまで落ちたね。
中国政府だけでなく,一般人もエゴ丸出し。
あの傲慢な外交には辟易します。
かつての思想家たちは,天で嘆いているだろう。

貧しくても,精神面だけは落ちたくない。エゴイズムを捨て,誇り高く生きたいものです。

ひろやかな花園 角田光代 生命の根源を問う

2010-09-26 08:52:52 | 読書
大学生になって独り暮らしを始めた娘様が「寒い」と言いながら突然帰ってきた。
かぜをひいたようで,薬局でクスリを購入。
冬服をバッグに急いで詰め,「夕方バイトがあるから」とすぐ帰っていった。

家内も風邪を召されて寝込み,動けない。愚息くんは学期末の試験勉強。
こういったシチュエーションは,私にとって急にやってきたパラダイス,天からの贈り物だ。
朝早くから起きだして,好きな本を読み,そしてこれから誰にも邪魔されず自転車で出かける予定です。


昨日は,自殺をテーマにしたハードボイルド的な小説を読んで終わりました。
今日は真逆の「生」をテーマにした小説にハマっていました。

角田光代さんの『ひそやかな花園』



この小説でよいのは,ミステリー的な要素があるにもかかわらず,人が亡くならないこと。
昨日の小説は,次々と猟奇的な殺人が起きていたので,ゲンナリしていましたが,この小説は全く無し。

帯にもあったように,親と子,夫婦,子供,そして家族というつながりについて,その根源を問うている内容です。
これ以上書くと,これから読む方々に内容が分かってしまうので,やめときます。

これ以下はネタバレになるかも。



第3者精子による体外受精で生まれる子供は,今はニュースになりませんが,続々と誕生しているようです。
「精子バンク」という言葉もありますしね。
そこまで,やらなくても…という意見と,子を望めるなら仕方がないという意見,と賛否両論です。
問題は生まれてから。
精子提供者の情報は当然秘密なので,将来この子たちが出逢う確率もゼロではありません。

この内容に関係していることですが,以前にこんな驚きのニュースがあったこともご存知でしょうか。

<代理出産>国内最高齢61歳の女性 不妊娘のために昨年
8月20日10時54分配信 毎日新聞

「諏訪マタニティークリニック」(長野県下諏訪町)の根津八紘院長は20日、不妊の娘のために61歳の女性が昨年、代理出産していたことを明らかにした。28日に福岡市で開く日本受精着床学会で発表する。国内での出産例としては、最高齢とみられる。

根津医師はこれまで、生まれつき子宮がないなど妊娠・出産ができない娘に代わり、実母が妊娠・出産する代理出産を4例実施したことを公表、このうちの1例にあたるという。根津医師によると、女性は60歳で妊娠し、出産時が61歳だった。根津医師は「本来なら若い人にしたいが、国内の体制が整備されていないため、このようなケースが出た」と話している。

科学の進歩が,また別な問題を引き起こしている。
今後どうなるのでしょうか。

第四の闇 ちょっと猟奇的でグロテスク

2010-09-25 22:35:52 | 読書
休日となると天気が悪い日が続いている。
こんな時は静かに読書がいい。
昨夜仕事帰りに文庫本を一冊買っておいた。
朝から久しぶりに推理小説にはまった一日だった。

この作者は初めて。香納諒一の「第四の闇」



ちょっと内容がグロテスクで暴力的。最後まで真相が分からないのは面白かったけど,読み終えてもただ時間を使ったという感じで,ほとんど何にも残りません。
ただ,ちょっと気になったのは,「集団自殺」のこと。

一時期,硫化水素を発生させる自殺サイトが話題を集めたけど,この小説も自殺がテーマの一つ。
日本は,先進国の中でも自殺の割合はトップだとか…。
解説によれば,12年連続で年間自殺者が3万人を超えている。

気軽に悩みを相談できる機関,相談員や精神科医などの人材育成が急務だね。