SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

ベガルタ監督 解雇 残念

2006-11-29 22:22:36 | 日記
J2ベガルタ仙台の監督がまた解任された。
これで,4期も連続して解任が続いたことになる。

「またですか…」というのが正直な感想。
こうも続くと,興味もなくなり,応援する気もなくなってきた。

まだ時々富谷のゆったり苑に現れる清水監督のときも,
まだJ1残留の可能性があったにもかかわらず解雇。

都並さんのときも,惜しくもJ1復帰ならずというところで,解雇。

どちらももう少し続けさせてあげたら,結果もまた違っただろうに。
(結果論になりますが…)

一年を反省して,きちんと修正すれば次年度にその効果が出てくるはず。
そんな余裕もなく,次から次へと監督の首を変えただけでは,J1復帰は無理だろう。
せめて2年は任せてもよいのでは。
どの監督も可能性がまだまだ残っていただけに,残念!

でも3年以上は長いよ,3年以上は。
トップは3年で変わらないと,マンネリしたり,圧政に人は苦しんだりするから。

赤い指

2006-11-27 22:37:59 | 読書
帰宅した後の残務処理も一段落し,ほっとしている今が束の間の幸せ。
今週は研修や会議の連続で,密度の濃い毎日が続くため,気持ちに余裕が無く
来週の授業参観のアイディアが浮かばない。
さて,何の授業をやろうか。

そんなことを考えていると,机の脇に置いてあった一冊の本が目に入る。
東野圭吾作の「赤い指」 
彼は,今上映されている「手紙」の作者でもある。



この物語は,一見普通の家族と思われている一家の中に潜む
様々な闇の部分が描かれている。
嫁姑,老人介護,引きこもり,幼児偏愛,痴呆…等。
ある日,そんなサラリーマン家庭の中で,
なんとも恐ろしい事件が起きてしまった。
(内容については,触れません)
犯人は最初の段階で分かってしまうので,
犯人探しの推理小説ではない。
でもなぜか先を読みたくなり,土曜日の午後にイッキ読みしてしまった。

この物語は,「問題家族」と「刑事」の二つの視点から描かれている。
特に名刑事「恭さん」の推理は見事。
本の帯に書かれていた恭さんの一言あたりから,この物語の山場がやってくる。

「この家には,隠されている真実がある。それは,この家の中で,
   彼等自身によって,明かされなければならない」

そして,残りわずかな頁に,「ああそうだったのか」という部分が
隠されている。最後の最後まで読んでみないと分からない。

私としては,お勧めの一冊である。

チャーリーとチョコレート工場

2006-11-26 08:10:18 | 映画
金曜日の夜,残った仕事を片付けようと,
そして週末の二日間をのんびり過ごそうと誓い,
朝型(夜更かしが大の苦手)の私は夜遅くまで,
液晶ディスプレイとにらめっこしていました。
終了したのが深夜の4時。
鶏といっしょに起きる私がこんなに遅くまで起きていたのは
何年ぶりでしょう。

無理がたたり,昨日の土曜日に体調を崩してしまいました。
(バカだったと反省…)

こんな時は,布団のぬくもりの中で,読書か映画(ipodで)しかないと思い,
午前中は狭い空間で孤独に過ごしました。
(子育ての時期には考えられなかったこと。ちょっと幸せを感じる)

読書は,藤原正彦著の「祖国とは国語」
難しい本なので,益々頭痛がして,数頁で終了。

続いて,ipodで,「チャーリーとチョコレート工場」を鑑賞しました。
この映画,つくりが子供向けです。
小学生までの子供だったら,喜びそうな仕掛けが次から次へと登場するので
大ウケしそうですが,大人にはちょっと…。
役者がジョニーディップだったので,少し期待していましたが,話の展開に
なかなか引き込まれず,布団の中で大あくびの連続でした。
子供にとっては,随所に道徳的な価値が盛り込まれ,見る価値はあるかと思います。

 

良かったのはラスト30分ぐらいからでしょうか。
家族の温かさ,ぬくもりなど,
家族のよさを再考できる作品だったと勝手に思っています。

早稲田対慶応

2006-11-23 22:05:27 | 日記
私は隠れラグビーファンの一人。
自分でプレイしたことはないが,見るのは大好きである。
特に大学ラグビーが面白い。
何の報酬もなく,母校の名誉と試合に出られない仲間への友情,
そして自分の誇りをかけて肉体と肉体をぶつけ合う。
終わった後の「ノーサイド」の精神もよい。
あれ程痛い思いをしたにもかかわらず,敵と味方も無く健闘を讃え合う。

今日は関東大学ラグビー対抗戦の優勝を争う大一番があった。
「早稲田VS慶応」
慶応監督の試合前のコメントは
「早稲田の力が昨年度より落ちている。うちは上がっている。
 今日は拮抗した面白い試合になるだろう」
予想通り,前半は慶応のタックルが冴え,早稲田が思うように
攻撃が続かない。残りロスタイムで,慶応の逆転トライが決まった。

私は早稲田ファンの一人。
慶応リードで終えた前半だったが,なぜか焦りは感じなかった。
確かに慶応のディフェンスは凄かった。
しかし,どんなに堅いものでも,少しずつ穴を開けていくと,
いつかはそのほころびが大きくなり,どっと壊れてしまうことがある。
体力の消耗などから,慶応の壁が後半に崩れるような気がしたからだ。

結果は,やはり早稲田の勝利。
次は,来月3日の明治戦。
気持ちよく見るために,早めに指導案を書かなければ…。


東野圭吾原作 手紙

2006-11-23 07:41:58 | 映画
先週末のナイトショーで,東野圭吾原作の「手紙」を観てきました。
原作を読み終えており,話の流れ,結末もほぼ分かっていたので,
楽しみといえば「原作をどう描いているか」でした。



話の設定や役者は,原作のイメージとは少々異なっていましたが,
ほぼ原作に忠実につくった物語だと感じました。
特にラスト15分が全てです。
ここをしっかり味わうだけでも,見る価値があるように思います。

これから見る方もいらっしゃると思うので,内容には触れませんが,
最後の最後,兄貴(玉山鉄二)の様子には,ぐっときてしまいました。

ぜひ映画館で,ゆっくり鑑賞ください。