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SKYKUDO

日々の出来事,思いを綴る

辞書選びに思う

2008-07-10 06:12:33 | 愚息と娘様
職場から帰宅すると,突然愚息くんが,
「国語辞典買わなくては…」
と言い出した。
家にある辞書は古くて,意味を調べても今のことばとずれる時があるという。

ほう,おまえが辞書を引いている姿があまり見たことはないのだが…。

「学校の先生も,塾の先生も,辞書は新しいのがいいと言っているから,買ってきて」と騒いでいる。

仕方がないので,近くの本屋さんへ行くことに。
車中,中学校のある話題で話していたところ,愚息くんは,

「そんなのは,にちじょうちゃはんじだから…」と言っていた。

これでは辞書を買っても,その言葉に行き着かないわ…。

本屋で,好きな辞書を選ばせたら,「三省堂」のものを選択したようだ。
私は別な辞書を勧めたのだが,本人がそれにこだわっていた。

本人曰く,
「だって,軽くて持ちやすい。持ち運びが楽」
両手で何度も重さ比べをしていた。

辞書を選ぶ規準がこれだからな。中味なんて見ないで,選んでいる姿に唖然とした。

そして最後に言ったことは,
「やっぱりこの  さんしょうどう  の辞書が一番」

だめだ,こりゃ…。


チームは激変

2008-04-13 19:01:38 | 愚息と娘様
我が家の愚息くんは,無事に中3に進級し,今はバスケットボールに熱中している。春休みには重度の捻挫を治すために足を石膏で固めていたが,やっと回復し,最近になって走れるようになった。6月の中体連まで怪我をしないことを願う。(送り迎えもたいへんなのだ)

離任式から帰って来た日,愚息くんが落ち込んでいる。なんでも顧問の先生が,長期研修に出るため,部活はどうなるのか非常に心配だったようだ。彼の頭の中には,バスケ80%,残りは第一次欲求で占められている。勉強の悩みなんて1%もないのだ。

担任発表よりも,顧問発表にドキドキ…。

幸運にも,若い講師の先生がバスケ経験者であることが分かり,その方が監督に就任した。この連休は,顧問が変わっての初めての練習試合が県北の中学校であった。当然私達保護者は送迎。私もバスケの内容がどう変わるか楽しみだったので,練習試合をじっくり観戦してきた。



驚いたねえ…。顧問が変わると,こうも違ってしまうのか…。

前の顧問の方の理念は,「バスケはチームスポーツ。それぞれが自分の役割をしっかり把握し,チームで守り,チームで攻める。」個人プレーはタブーだった。

今度の顧問の方は,「1対1では徹底的に攻める。ここで負けたらアカン」当然,パスカットしたら,速攻中心。突っ込まず,味方にパスを出したら大声で怒られる。もっと攻めろ~」

子供は戸惑っていた。何しろ,以前まで禁止されていたプレーが賞賛されるのだから。果たして残り2ヶ月でどうなることやら。

子供達のプレーを見ていたら,私もやりたくなりました。あの若さ,うらやましいです。それにしても体育館は極寒地獄。先週体調を崩してした私は,益々悪化してしまった。



我が家の大ボラ吹き 

2007-10-11 21:05:15 | 愚息と娘様
連休明けの9日,10日は,愚息くんの中学校では中間試験。
骨折のため,家に閉じこもっていた愚息くんは,いつもよりは勉強をした模様…。
単純な彼は,「今回の試験はいつもより,ちと自信がある」と言って,家を出て行った。
(というより,私が車で送っていったのだが)

その日の夕方,帰ってくるなり,彼は
「今回の数学は,間違った気がしない。戻ってくるのが楽しみだ」
と言いだした。
しかし,家族のみんなは,「ふ~ん,よかったね」と素っ気ない返事。

そう,誰も彼を信用していないのだ。
以前,英語のテストで,
「今回は90点以上まちがいなし。超簡単だった」
と雄叫びをあげていたが,戻ってきた点数は70点だった。

こんなことが,度々重なったので,愚息くんのテストは,25%引きが相場であることは
家族の誰もが知っている。その辺から言えば,今回の数学は,75点だろう。

我が家の大ボラ吹きは今なお健在である。




怪我の功名

2007-10-06 09:18:50 | 愚息と娘様
昨日の夕方,愚息くんを病院に連れて行くために,早めに職場を出た。
家に帰ってみると,歩き方はぎこちないが,2本足で歩いているので,少しホッとした。

「本当に骨折?」と疑り深い私は,医者に頼んでレントゲン写真を見せてもらうと,
足の親指のあたりに,きれいな一本の線(割れ目)が入っているのを発見。

「ああ,やっぱり骨折だったんだ」と納得し,帰って来た。

愚息くんの中学校は新人戦が終わり,連休明けからテストが始まる。
今までテスト期間中でも,家から逃亡しては帰ってこなかった愚息くんも
骨折とあっては,動けないだろう。

親としては,少し安心。
怪我の功名とは,こういうことをいうんだろうな。


救急車の中を観察

2007-10-05 06:22:29 | 愚息と娘様
昨日の朝,出勤の準備をしていると,突然愚息くんから電話が入る。
「携帯なんてもってないのに,どこから電話だ?」
と思いながら出てみると,愚息くん曰く…,

「あっ 俺だけど, 今から救急車乗るから」(愚息くん)
「はあ~」(私)


現場に駆けつけてみると,倒れた自転車の前輪に足をはさめ
動けなくなっている愚息くんの姿が…。

救急隊員にスポークを切ってもらい,無事右足は生還。
レントゲンを撮らなきゃいけないということで,そのまま近くの外科へ。
こんなに朝早く (7時頃)医者へ行ったのも,初めての体験だし,
救急車の中をじっくり観察するのも生まれて初めて。
愚息くんの怪我よりも,救急車の中を見るのに忙しかった。

結果は,軽い剥離骨折。大きな事故にならずにホッとした。


PS:帰宅後の話
愚息んが救急車で運ばれたという一報が,中学校に入った時,
職員室の中は騒然とした状況になったそうだ。
それは…。

この中学校では,今から5,6年前,下校中の女子中学生が事故で
亡くなっている。その子の命日が昨日で,愚息くんが運ばれた日と同じ10月4日。

それを聞いて私も一瞬寒くなった。

それから,娘様の話。
救急車と聞いて,大慌ての私や妻の横を,
「本人がかけてきたんだから,大丈夫じゃん,ハハハ…。あいつ大げさだから」
と言って,普段通りに高校へ行ってしまった。
弟のこと,心配じゃないのかねえ…。