BB Staff Diary

余生といいながら余生でない?でも、確かに情報に疎くなってます。でも…哀しいかな…まだスケヲタです

一夜あけて

2006年12月30日 10時52分55秒 | CROSS

全日本、TV観戦でしたが十分、感動させていただきました。女子だけでなく、男子も最終グループの皆のレベルが高く、「男子は結構、きっついんだよ上の数名を除いては…」と言っていた頃が嘘のようです。

会社のネットワークが台湾地震の影響をモロに受けて(サーバーがマレーシアにあるのですわ…)、仕事をしながらネットで結果をチェックというのもできない状況でした。それならばと、家に帰ってもチェックをせず放送で結果を知ろうと思ったので、試合に近い感動を得られたのかもしれないなあ。でも、大ちゃんのフリーの後の観客席が映ったら、「あー、やっぱりここにいたかったよなー」と思いましたよ。ファンの号泣、わかる気がするなあ。鳥肌たったもん。。。

昨日は家についてTVのスイッチをいれたら、ちょうど友加里ちゃんの演技が始まるところでした。実は、帰りの地下鉄の中で「章枝ちゃんが…」というメールを受けており、気持ちは複雑だったのですが(代表の件もまだわかっていなかったので…)、友加里ちゃんには去年の事もあるし、さらには今年のグランプリでうまくいかなかったこともあるので、頑張ってほしいという気持ちがとても強かったのです。ただ、それは今の日本の女子のレベルの高さからいうと、章枝ちゃんを始め他の選手のワールド代表という点からいうと、とても矛盾した気持ちだということも自分でもわかっていたのだけれど、皆がいい演技をしてそして見ているほうも疑問を抱くことのない代表選出をと思ったわけなのですが…。終わってみると「友加里ちゃん、良かったね」と思う自分と、章枝ちゃんが代表でなくなる時が来た寂しさ、悲しさ、切なさが現実に感じる自分とがいます。

章枝ちゃんは、90年代の中ごろからずっと日本女子をひっぱってきました。普通はそういう選手はいつも国の中ではアドバンテージがあるものです。が、彼女の場合、いつでも身近にその時々のライバルがいて、簡単にワールドの代表にさせてはもらえませんでした。実際、ニースのワールドの時もまさかの代表落ちをしています。その後、自力で代表権を得て枠を2つに増やし、3つに増やし…それでも、いつも代表としては2番目に滑り込み、3番目に滑り込みという事が多かったように思います。それでも、実際に出たワールドでは日本の中では一番良い成績をとってきたのです。
日本のスケーターの中で、どの選手のスケートが一番、好きか?と聞かれるとすぐには回答ができないCROSSですが、尊敬するスケーターは誰か?というと章枝ちゃんの名前がすぐにでてきます。

章枝ちゃんの今後の事は知らないけれど、ここで終わったりしないと思うのですが…どうなんでしょうね?多分、今日は本人にとってもファンにとってもショックが終わって、寂しい気持ちになる日なのかもしれないけれど…ツキナミな言葉で申し訳ないが章枝ちゃんにもファンのあなたにも「頑張れ~」…としか申し上げられませぬ。

さて、最後に

個人的に2006年のCROSSはスケヲタとしては、ご贔屓の金メダルという最大の喜びを得まして最高の年とさせていただきました。これも、チケット取りを始め、いろいろな情報を下さった皆様のおかげです。それで、よい観戦をさせていただいたと思っております。どうもありがとうございました。
2007年はしょっぱな、2つの大きな大会がありますが、その後もほそくながーくスケートヲタでいようと思いますのでよろしくお願いいたします。

では、良いお年を!


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