天と地の狭間で

2007年4月3日をもって、引っ越しを行いました。

地球を大切に?ということ。

2005-09-07 | 静流
地球に優しく。
地球を大切に。
正直に申し上げるならば、私はそれらの言葉が、あまり好きではありません。
人間という種族がどれだけ生態系を破壊しようとも、環境を乱そうとも、それもまた自然の一部でしか無いからです。
「自然」の対義語は「人工」とされていますが、人が万物の霊長等と名乗った所で所詮は地球上の一種族にしか過ぎません。あくまでも自然に内包される存在なのですから、対立者や庇護者を気取る事は傲慢であると思えてしまうのです。

小学校時代国語のテストで「自然」の対義語を書きなさいという問題に対し、「自然とは特定の事象では無く世界そのものを指し示す言葉なので対義語はありません」と書いて叱られてしまった事を思い出して……ふと、そんな事を考えました。