33才でガーン ★肺がんの闘病と治療の記録★

2008年1月22日に33歳♂の私は末期の肺がんと診断されました。元気とやる気とプラス笑顔でがんばろう。

涙の告知 No4

2008-02-27 09:17:30 | 肺がんの告知
なにも告知は私がお医者様に聞かされるばかりでもありません。また、何も身内だけの話でもありません。私の知り合いの数だけ告知が残っています。(私は現実世界の私が第一なんで会社の人の事は書かないというルールをもっているのですが、少し禁を破って上司ネタです。)


男はロマンが好きなんです。働くサラリーマンの夢もでっかく持っているんです。ある上司に肺がんの告知をしました。体が動くまで仕事は続けて行きたい点とがんばりたかったけど、どうやら「夢」半ばにして脱落する点を伝えました。はじめはいつもどおり、社会人としての元気良くはきはきと話ていました。

「まずは治療、絶対に治療が優先。きっちりした治療を受けないと周りも納得できないよ」

という上司の切り捨てるどころか熱いアドバイスに思わず、子供のように涙が出てきてしまいました。話そうとしても、涙でうまく話す事ができません。いつしか、上司も泣いてくれていました。

「私は部下の為に涙なんか流せないな」と思いつつ・・「この人、熱っ!」・・。

知り合いの数だけ熱い告知の話があります。個人的な事も含む為これ以上の紹介ができないのが残念ですが、闘病において、周りの人からの応援という物ほど心強い物はありません。私の場合は、会社の諸先輩方に教わりました。「死を待たないで、諦めないで、戦いなさい」って。闘病生活の始まりです。


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