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癒さぬ傷口が 栄光への入口

『ギルティ 悪魔と契約した女』[火22] 第9話

2010-12-07 | テレビ。
堂島さん死亡フラグ立ちまくりでヒヤヒヤして見ていたんですよ(T_T)


芽衣子を冤罪に陥れた真相の輪郭が見えてきました。
最初は、実は殺された芽衣子の義兄を殺さねばならない何か陰謀めいたもの(警察か政界関係の)があってそれをカモフラージュするために妹が姉を怨んでの個人的な(家族の問題としての)事件に仕立て上げたのかとか色々考えたんですが、話はもっと単純で馬鹿馬鹿しいものだったようです。

政界の大物の子息が経歴詐称の上、同級生(てか子分だね)に快楽的に無差別殺人をやらせていた。その罪を着せられたのが芽衣子だった。
堂島の当時の記事(芽衣子が姉を怨んでいたという)も宇喜田の捏造がネタ元だったことも明かされ、堂島が芽衣子の冤罪に対して実はずっと罪の意識を感じて生きてきたことがわかります。
芽衣子に復讐を遂げさせる手助けをしたのも、
芽衣子が真島によって人間らしい心を取り戻し始めていることを知ってこれ以上深入りさせまいとしたのも、その償いのため。
そして堂島は最終的には自分が命を落とすことも予定のうちに入っていたんだろう。

すべてを明るみに出すための記事を用意して。

唐沢寿明という役者さんは本当に何度どんな役を見ても底が知れないなーと思いますね。多分底なんか無いんだろうなあ。
堂島の不気味さ、怪しさ、かっこよさが同じ「堂島」というキャラクターの中できちんと同居してる。



一方真島は芽衣子を守るために溝口は自分が殺したとして刑事を辞めようとするわけですが、それを知らされた芽衣子は真島を守るために全てを真島に告白。
相手を思うがゆえの行動が互いにどうしようもなくすれ違っている。
どう考えたって、この二人が幸せカップルになれるわけがないという感じがなんとも。

万里は万里で真島のことを彼女なりにすごく気遣って心配してなんというか健気でならん…。


真島は芽衣子をとっくに愛していたんだけど多分そこまではっきりとは自覚してなかったんだろうなと思う。
それを口に出してしまうことで後戻りできなくなった。
ラストに、口走るように「愛してる」と叫んだところで
「あいしてるっていうあなたのことばはさよならよりもかなしい」
ってEDの歌詞が入ってきたもんだから、うっかり涙出てきた。←単純
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