親というもの

空気のようにいて当たり前の存在。鬱陶しい時もあるが、いなくなるという事は予想していない。人は高齢になれば死と言う事を考えておかなければならないけれど、ウチの親はきっと長生き！と勝手に頭のどこかで思っている。
私の母は心筋梗塞であっけなく逝ってしまった。電話がかかって来て、救急車で運ばれたと言われ、ああ、また入院の準備ね～と気楽に考えて上司にちょっと行ってきますと有休をお願いして病院に走ると、私が来るのを待っていたように、心臓マッサージを終え、ご臨終ですと言われた。心臓が悪かった人ではない。人はあっけないものだと思った。仕事で忙しく、ムスコの事も頼みっぱなしで、負担をかけたことに後悔が残った。もう13回忌も終えたのに、未だに時々チクリと刺すものがある。
父が入院した。心臓病から圧迫骨折まで、入院は何度もしているが、今回は慢性硬膜下出血だった。手術の予定。今度は命がかかっている。あ、胃がんの時もそうだけど、こんな緊急性はなかった。
姉から「何度もかけているが、一時間以上も電話に出ない」と連絡をもらい、今日は仕事が夜中までかかるのに、と思いながらも無理を言ってお休みを貰い、実家に走ってよかったと思う。部下の子たちにはかなり負担をかけてしまったが。
父の食事の用意は私がしているが、その日は遅くなるからと前の日に2日間の用意をしていたから、行く予定はなかった。つくづく毎日の安否確認は大切だと思った。姉に感謝。
世の中の平均値よりは孝行しているつもりだが、何かあったら、やはりチクリと刺され続ける自分がいるのだろう。
血液をサラサラにする薬とやらを飲んでいたので、手術まで一週間。とりあえず病院にお願いするしかない状態だが、まだまだ空気の様にかつうるさく、いて欲しいと願っている。

蛍光色マーカー

目立つ、ということで、世の中には蛍光色が溢れている。微妙な色の奥深さなんて皆無の色。特に見たくないのが、選挙の時のスタッフジャンパー、繁華街の目立ちたいだけの看板。面白味に欠けますねぇ。
でも、付箋とマーカーはスゴイ！と思う。何とかしてよ という連絡事項は、目一杯目立つ付箋をパソコンにぺったりと貼ってくる。コレで見落とすことはあるまい…とほくそ笑む。
マーカーは、覚えの悪くなったこのアタマに文字を叩き込むために重要なアイテム。
下の文字がクッキリということは透明絵の具の顔料と同じような成分なのかしら？一番見やすいのは黄色のマーカー。黄緑色も良し。
最近は最後まで綺麗に濡れるものも出てるし、3色セットで出張用グッズに常備してます。
ということで、つまんないと思いながらも、実利を取る私。オホホ……

菖蒲湯です

石川県は旧暦でのイベントが多いのかしら？普通は端午の節に行う菖蒲湯は、今年は6月4日、あ、昨日になっちゃったけどね。白山の恵みで温泉も多いので、あっちでもこっちでも菖蒲湯祭りです。一般のご家庭でも菖蒲の葉を束ねてお風呂に入れたお宅も多いのでは。普通にスーパーでお風呂用にいっぱい売ってます。
さてさて、厄除けということで、束ねた菖蒲でノアの背中をゴシゴシ！独特の匂いが嫌だったのか、そのまま居間に逃げて行ってしまいました。でも、ひと擦りはしたから。無病息災、無病息災、ぱんぱん！（柏手）今年一年、ノアが元気で入られますように……
本人（犬）はボール遊びに夢中で、そんなものどうでもいいよ～という感じ。
ちなみに、ノアのために出したガラスのお雛様は、4月3日まで飾りました。これも旧暦ね。