いろいろ・黒柴ノア&黒豆柴エレとの日常

楽しいことや色の話なんかをチョットお裾分け。そして愛娘・黒柴ノアと豆柴エレとの暮らしあれこれ。

黒のノア ……生きていること

2014-06-13 09:56:29 | 日記
今8ヶ月の黒柴を飼っている。まだ無理と思っていたのに、ペットショップで目があってしまった。おまけに後ろから自分も欲しい息子の悪魔の囁き。「俺が朝は散歩に行くから~飼ってもいいよ~」
かくして子犬は去年の暮れに我が家にやって来た。名前は黒からノアール、呼びにくいからノアになった。
忘れた頃に血統書なるものが届いたが、犬舎で付けられていた名前は「紗世号」ヤンチャぶりに手を焼いていた家族は爆笑!「紗世チャンだって~」ヒクヒク(笑を堪えるのに必死)「お嬢様みたい~。」
さて避妊手術の相談と調子が悪くなって(膀胱炎だった)、治療にいつもの獣医さんへ。一回目のヒートが来てしまったが、家族で悩んでいたため手術が遅くなってしまっていた。
正常な器官をとってしまうことはいいことなのか?病気を防ぐための必要なことなのか?今でも悩む部分がある。どちらも飼い主のエゴかもしれない。家族の一員となれば健康で長生きして欲しい、別れたくないのは皆一緒。可愛い娘だもの。
朝一番に獣医さんへと思ったが、先客があった。タオルに大事に包まれていて犬種は良く分からないが、ぐったりしてる様子。慌てて先生が診察室に招き入れたが、暫くして、だいていたお父さんが、「ダメだった、もう心臓が止まっているって」と涙を堪えて出てきた。奥さん、おじいちゃん、皆ショックな様子。10歳だったとのこと。昨日まで元気だったらしく、呆然としていらした。
待合室では、ちょっと目を開けている時もあったので、ペットを連れて待合室にいた人は皆固まってしまった。
お気の毒に思う一方で、ウチの子もいつかこんな日が来るんだ。と言う空気感。
仏教の教えでは、生きたいと思うことも欲だと言うが、家族が生きていて欲しいと言う欲は捨てられないよね。ご冥福をお祈りします。
とりあえず今日もノアは元気です。