偏頭痛の季節、紫陽花の季節

梅雨が来ない。お日さまは照りつける。今年はもう水不足の地域が出るのか？と思っていたけれど、来週ぐらいから梅雨前線が来るらしい。
石川県加賀地方はありがたいことに、白山の伏流水で美味しい水に困ることがない。でも農作物には雨がなくてはね。雨の匂いも嫌いじゃないし、私の好きな紫陽花は雨が似合う。
ただ、梅雨の季節は偏頭痛の季節。よく出るのよね、今年はまだ雨も降らないのに出現率大幅⤴
お陰で偏頭痛の頓服がどんどん減っていく。私はゾーミックを処方されているけれど、保険適用でも1錠300円もするのよね。すっと溶けて水なしでも飲めるので頭痛と吐気には優しいけれど、お財布には優しくない！😢
楽しくない話はこれくらいにして、やっぱりこれから愉しめるのは紫陽花。種類も豊富で色の変化もあって好き。
「隅田の花火」とか、名前も楽しい。でも本当に好きなのは、山紫陽花。小振りの花が清楚で優しい色合いがステキ。これも種類も多くて、名前だって小洒落たのがいっぱいで見ていて飽きない。
紫陽花の花は外側と中側の色や形が違うのが、襲(かさね)を連想させる。平安時代の人ってオシャレだったのね。袿(うちぎ)の生地の透け感も考えてかさねていたんだろうなぁ～と思う組み合わせが多い。紫陽花はさしずめ、宮中の女官達がお澄まししている感じかなあ。