日本肝臓病患者団体協議会(試行版)

 日本肝臓病患者団体協議会(日肝協・JHC)の活動などを紹介するブログ(試行版)です。sinが情報提供を担当します。

厚労省「第2回全国C型肝炎診療懇談会」開催される

2006-10-26 00:18:38 | 肝炎対策

 10/25(水)、15-17時に厚労省内で「第2回全国C型肝炎診療懇談会」が開催されました。

 この日議題となった「都道府県における検診後肝炎診療体制に関するガイドライン(案)-全国C型肝炎診療懇談会報告書」は、
 1.要診療者に対する保健指導
 2.肝疾患診療体制-かかりつけ医と専門診療機関との連携
 3.肝疾患診療に関する医療機関に求められる役割とその要件
 4.肝疾患診療に関わる人材の育成
 都道府県における肝疾患診療ネットワークイメージ図
からなっています。
 この日、意見がまとまらなくて今後検討が続けられるのは、3.の3)肝疾患診療連携拠点病院(仮称)の役割と設置数。
 4.については、時間が無く、次回に検討されることになりました。

 患者からの委員として、西村常任幹事が参加し、今回の開催日前に上記「ガイドライン」(案)について、「意見書」を提出し、それに基づいて当日意見を述べました。

 この日、検討された「都道府県における検診後肝炎診療体制に関するガイドライン(案)」は、国民医療研究所ブログに掲載されています。

 


B型肝炎 最高裁判決後

2006-10-20 10:24:50 | 活動報告

 10月4日、日肝協は、B型肝炎訴訟原告・弁護団、北海道肝炎友の会、日本難病・疾病団体協議会などとともに厚労省を訪れ、「ウイルス肝炎総合対策の1日も早い実施に関する緊急要望書」を柳澤大臣宛に提出し、担当官と懇談を行いました。

 ここで明らかになったことは、応対した担当官は、日本におけるB型肝炎ウイルス蔓延の原因が集団予防接種であったことを最高裁判決が明確に指摘し、国の予防接種行政に重大な過失があったことを指摘していることをきちんと認識していないことです。

 次回、厚労省との「懇談」は、06年11月29日の予定です。

 この懇談を受けて、このままでは国による肝炎患者に対する総合的な対策(緊急要望書)が推進されることは難しくなっています。
 総合的な肝炎対策の推進を求める関係患者会(ウイルス肝炎患者を擁する患者団体)で、連携して活動をすすめる準備を日肝協などの呼びかけで始めることになりました。(10/8 日肝協常任幹事会)


コペガス・ペガシス併用 情報

2006-10-19 05:23:07 | 治療-C型
 薬事・食品衛生審議会の医薬品第一部会が10月18日に開かれ、コペガス錠200mg(中外製薬、成分・リバビリン)など4成分の承認可否を審議、いずれも承認して差し支えないとの結論を得ました。薬事分科会に報告されます。

◇コペガス錠200mg(中外製薬が製造販売、成分名はリバビリン)、ペガシス皮下注90μg、同180μg(中外製薬が製造販売、成分名はペグインターフェロンアルファ-2a<遺伝子組換え>)

 コペガスは新規承認、ペガシスはリバビリン併用療法の追加に伴う効能追加である。優先審査品目で再審査期間は4年。


日肝協 全国交流の集い・代表者会議

2006-10-10 05:44:54 | 講演会などのイベント

第16回日肝協「交流のつどい・代表者会議」のご案内
 全国の肝臓病患者会の会員さんと交流ができます。
○ 日 時:2006年11月11日(土) 13:30~12日(日)12:30
○ 会 場:
       東京都港区芝2-5-2
       最寄り駅 地下鉄三田線 芝公園駅
○ プログラム 11月11日(土) 12:00~ 参加受付
   13:30~ 開会式、分科会、夕食・交流会(分科会は、①「患者会活動の活性 化のために」、②「患者が求める情報の提供」、③「療養上のなぜ、なに?Part4」 ~専門医も参加、④「全ての肝炎患者救済を目指して」
 11月12日(日) 9:00~12:30 代表者会議、全体集会
 *********************
〔参加費用〕 宿泊込み(2食付き)15,000.-・17,000.-
〔参加申込み〕 締切日 10月9日(月)を厳守してください。
          当会事務局まで(電話03-5982-2150)
<会場への地図>
東京グランドホテル

【福岡】講演会「肝がんの撲滅をめざして」

2006-10-08 02:48:16 | 講演会などのイベント
 九州肝臓友の会主催の講演会のご案内です。

○と き  2006年10月8日(日)13:30-16:30
                開場 13:00
○ところ  天神ビル11階 会議室
       福岡市中央区天神2-12-1
      地下鉄 天神駅下車 すぐ
      西鉄電車 天神駅より徒歩3分
      西鉄バス  天神各バス停より徒歩2分
○講 師  久留米大学医学部第二内科
       教授 佐田 通夫 先生
○演 題  「肝がんの撲滅をめざして」
○内 容  佐田先生の講演 約90分
      休憩      15分
      参加者よりの質疑応答 約80分
      の予定
○参加費  無料
      事前申込み不要
<会場への地図>
天神ビル