カメラを片手に

スイカズラの仲間「キンギンボク」とは

快晴の朝の奈良の最低気温は8.7℃、気温はぐんぐん上がり最高気温は午後1時
前の21.3℃、湿度も低く快適な一日に。
      13時、20.4℃、31%

春日奥山にも萌黄色の樹々が目立ち始め山萌え、山笑う状態ですね。そして
若草色になりつつある若草山、一重目と二重目の境、観光客の姿も点々と。
だがゴールデンウィーク終盤、6日以降は天候が崩れるようですね。

今日は茶摘みの最盛期である「八十八夜」、日本茶業中央会は年のより日が
変わることから、今日二日を「緑茶の日」と制定している。

4月24日の散歩、ある民家の庭で、細長い筒状の花弁を持ち、白色と黄色の花
が咲いていり、「スイカズラ・吸葛・忍冬(ニンドウ) 」?。
右巻の蔓でなく、枝状で淡緑色で短軟毛が密生しており、花期も早いのだが、
念のためグーグルレンズで確認すれば・・・「キンギンボク・金銀木 
スイカズラの仲間で、名の由来は花の咲き始めは白く、その後黄色くなり、
同時に一つの枝に白い花と黄色い花が入り混じるのを金と銀にたとえたもの。
なおスイカズラは別名を「キンギン・金銀」とも呼ばれる。

            キンギンボク

日本の固有種、花期は4~6月で、上部の葉腋から長さ5~15㎜になる花柄を
出し長さ3~5㎜の苞をつけ、2個ずつ花をつける。
花の長さは15~17㎜で、花色ははじめ白く、やがて黄色になる。
花冠はほぼ放射相称でやや2唇状の5裂片に分かれ、裂片の長さは7~12㎜に
雄蕊は5本ある。
6~7月頃に径6~8㎜の球状の赤色の果実2個が合着して瓢箪状になり、別名の
「ヒョウタンボク」の由来に。なお果実は猛毒で要注意と。
      キンギンボク

スイカズラ(忍冬)は古くから日本の山野に自生する、半落葉性のつる植物で
、甘く優しい香りの花を咲かせ、欧米では観賞用として人気がある。
卵型の葉が2枚向かい合わせに生え、その葉の付け根から両側2つずつ花が咲き
花びらが上下に大きく2つに分かれ、その中心から雄蕊と雌蕊が飛び出す。
果実は黒色。
なお和名の由来は、花に甘い蜜があり「蜜を吸うつる植物」=スイカズラとも
花言葉は「愛の絆」
      スイカズラ2020.5.29

そういえば、ご近所の「ツキヌキニンドウ・突抜忍冬」も花が咲き続く。
北アメリカ原産で、寒い地域以外は落葉せず、5月から11月と開花時期が長く
花にほんのりと香りがあることが特徴です。 
和名の由来は、花の見た目と半常緑の性質からで・・・
ツキヌキは、花に一番近い葉が茎に近いところでくっつき(合着)、2枚が1枚
となり、葉を突き抜いて花が咲いているように見えることから、
ニンドウは、冬でも茎や葉が枯れないことからきている。

別名は「ツキヌキ」「ロニセラ」「トランペット・ハニーサックル」と。
ジョウロ型の花、花火のように先端がぱっと開いて華やかで、花の外側と内側
では色が違い、時間が経つにつれてさらに色が変わる。


その他のスイカズラ科に属するものに「ウグイスカグラ」、「オオデマリ」
や「タニウツギ」などがある。

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