若草山が陽を浴び草地が輝く緑色に光る。
8時
庭ではツユクサ(露草、漢方名は鴨跖草(おうせきそう))が
水無月前から咲いたが、後が続かず、一花だけ。
今年の色合いは、青色が弱い、土壌のpHか。
この花びらは三枚で、 下の一枚は白くて小さい、一日草で
青色の花は儚く朝咲いて昼過ぎには閉じる。この青色は
6個のアントシアニンと6個のフラボンと2個のMg⁺イオンから
なるコンメニリンという超分子、弱酸液中では安定であるが、
希釈すると色を失う。これを利用して友禅染めの下絵に。
別名は「蛍草」「藍花」「青花」「月草・鴨頭草(つきくさ)」
「移草」「縹草(はなだぐさ)」「帽子花」等
万葉集2281に、月草で詠んだ歌
『朝露に 咲きすさびたる 月草の
日くたつなへに 消ぬべく思ほゆ』
詠人不詳
北アメリカ原産の帰化植物「オオムラサキツユクサ」も雑草化し、
我が庭でも次々と咲く。
さすが固有種の「ツユクサ」の青色の素晴らしさが際立つ。
初秋の季語だが・・・
『ここらでやすまう月草ひらいてゐる』
種田山頭火
このへんで眠くなるが、やはり買い物を兼ね、歩こう!。
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