今朝も最低気温は25.4℃と熱帯夜が続く奈良、今日も昼過ぎから急な雷雨に
見舞われる地域もありそうな天気予報です。
日中の最高気温は14時過ぎに35.3℃迄上がり猛暑日となったが、北側から雷雲
が近づいている。雨が降れば気温も下がり、水遣りも必要なくなるのだが。

お盆前後9連休も今日までで、午前9時頃の奈良市内までの道は空いていた。
今朝は奈良学セミナーが中部公民館で10時から開演予定なので早く出てきて、
興福寺・国宝館へ寄ろうと考え、降り立ちました。
近鉄奈良駅の観光客の姿も少なく、東大寺へ向く行基さんもびっくりかな(笑)

奈良公園と東大寺への道筋、鹿ものんびりしたものでした。

英語と中国語で書かれた看板を持ち、中国語で鹿せんべいを売られていた。

興福寺の国宝館へと右折すれば、前は駐車場で9時過ぎなのに観光バスが
もうすでに10台ほど止まっていた。
この場所は、食堂跡に1959年に鉄筋コンクリート造りの収蔵庫として開館
外観は奈良時代創建時を再現され、地下にある奈良時代以降の遺構も保存
されている。

一番初めは、中金堂の鎮壇具、須弥壇下の埋納品の数々、国宝、奈良時代
皆様のお目当ては八部衆の「阿修羅像」ですね。
でも修学旅行生はまだ来ていないので、ゆっくり見させて頂けた。


旧食堂(1874年廃仏毀釈で取り壊し)のご本尊「千手観音菩薩立像」鎌倉時代13世紀、520.5㎝ 国宝、中央におられ、手を合わせました。

春の奈良国立博物館「超国宝展」にも展示された「天燈鬼」「龍燈鬼」

国宝の板彫十二神将像、ユーモラスで素晴らしい彫りにうっとり。

そして「仏頭」685年白鳳時代、国宝、1187年に東金堂の本尊として山田寺の
如来を迎い入れられたが、1411年尾火災で首から下が失われた。
1937年に薬師如来像の台座から見つかる。
久しぶりにお会いできました。

30分ほどしか時間がなく、また寄せてもらいます。