カメラを片手に

広島旅厳島の紅葉谷コースで弥山頂上535mへ

奈良の最低気温は23.5℃、雲の多い空模様ですがまだまだ陽差しは夏のよう、
明日は彼岸の入りなのに、12時半には33.0℃を記録し真夏日となっている。
      11時半、30.8℃、59%

NHKラジオ深夜便・今日の誕生日の花は「オミナエシ・女郎花」秋の七草
オミナエシ科の多年草で、日当たりの良い山野の草地や林縁に自生し、古くは
万葉集でも詠まれ、一例として十巻、2107 詠人不詳
原)『事更尓 衣者不揩 佳人部為 咲野之芽子尓 丹穂日而将居』
『こと更に 衣は摺らじ をみなへし 咲く野の芽子(はぎ)に にほひて居らむ』
意)わざわざ衣をすり染めたりしません。女郎花(おみなえし)が咲いている
   佐紀野の萩に似合ってきれいに輝いて見えるでしょうから 

近くの平城山丘陵、佐紀地区では古来からいっぱい咲いていたのでしょう。 
    
さて花瓶で活けていると、二三日で醤油が腐敗したような匂いになる経験はあ
りませんか?。このことから古名として「敗醤・チメグサ」という漢字に。
      
文献的には
・深江輔仁『本草和名』918年、敗醬に「和名於保都知、一名知女久佐」と。
・源順『倭名類聚抄』934年
「女郎花 新撰万葉集云、女郎花。倭歌云、女倍之。
     〔乎美那閉之。今案、花如蒸粟也。所出未詳。〕」と、
 また敗醬は「和名知女久佐」と。
・小野蘭山『本草綱目啓蒙』12(1806年)に、
「オモヒグサ万葉集 コノテガシハ ヲミナヘシ共に同上 女郎花和名鈔古今集 
  ヲミナメシ ヲミナエシ備前 チメグサ和名鈔 菊花女」と

別名として上げれば「オミナヘシ」「オミナベシ」「オミナメシ」
「チメグサ」「チチグサ」「アワバナ」「ボンバナ」などが・・・

和名の由来は、同属で姿がよく似る白花の「オトコエシ・男郎花」に対して
全体にやさしい感じがするところからの「女郎花」名付けられたとされ、その
語源は不詳だが、「エシ」は「圧し・へし」、花の姿の美しさは美女を圧倒す
るという意味だとする説もある。
さらに黄色い小花が粟飯(あわめし)の粟つぶに似ていることから、粟飯の別名
であった女飯(おみなめし)が転じたとする説もある。

花言葉は「はかない恋」と「親切」で、さびしげに秋風にゆれる繊細で女性的
な花姿に由来するらしい。
      

広島旅は厳島最高峰弥山535mへは紅葉谷コース、下りは大聖院コース。

宮島・厳島神社入口10:20・・紅葉谷コース・・11:30ロープウェイ道合流・・
11:50弥山本堂11:55・・12:05弥山展望台12:15・・(弥山本堂)・・12:30仁王門
・・大聖院コース・・13:20大聖院13:35・・13:45大願寺13:50・・13:55大鳥居14:00

      厳島神社入口10:20

左側の道を行けば、秀吉建立の「千畳閣」と五重塔は

      五重塔

厳島神社境外末社「荒胡子神社」(本殿は重要文化財)祭神は事代主神

宮島ロープウエー入り口、60m先に無料バス乗り場があると


うぐいす歩道と呼ばれ、建物が途切れた先に乗り場があり若者が20人ほども。


もみじ饅頭発祥の由緒ある旅館「岩惣」

その前の紅葉橋を渡り、紅葉谷公園内へと。ロープウエーの案内に従う


四宮神社への石段をのぼり、一番近道と思う上部の道を行く


アキアカネが羽を休めている。

10時40分、ロープウエー乗り場からの登山道に合流し、奥紅葉谷のようで
左へと登り始める。頂上まで2.3㎞です。

始めのうちはなだらかで快適な道でしたが・・・


この辺りは土木学的に重要文化財の砂防施設があると。


天然記念物彌山原始林の石碑、山頂まで1.9㎞

少し急になり始めれば、堰堤も大きくなる。

八丁の石碑が・・・24丁迄あるので三分の一来たことに。
      11:15

山頂まで1㎞付近で、沢筋にある小さな尾根に取りつけばより急な登りです。

整備された道、突然一頭の鹿が餌が欲しそうに近寄ってくる。
初めてすれ違った人がおにぎりを食べていたのを見つけてついてきたようだ。


時折視界が開け、廿日市の市街?、やっと風が吹く。


モクモクと登れば、前の方が開け始め尾根筋が近い


突然外国語が聞こえてくれば、東南アジア系の人たちです。
ロープウエーからの登山道に標準は1時間を50分で合流しました。
      11:30

ここから本堂に向かえば、厳島の反対側の景色が現れました。

行きかう人は外国からの方が多い。

巨石を越えれば・・・

      

「閼伽井堂」は、空海さんが求聞持法という超記憶術を習得する時に利用した
清浄水が湧く場所です。不動明王に護られ今も水が湧いているというが・・・
頭を垂れてお参りの御挨拶を。 
      

そしてすぐに、11時50分「弥山本堂」が建つ広場に着けば、海外からの方々が多く休憩中でした。

右側には弘法大師が修行された場所806年に建立された「弥山本堂」、
落ち着いた雰囲気、御本尊は「木造虚空蔵菩薩」、脇には不動明王と毘沙門天
が祀られ、頭を垂れました。
龍頭などの形式が平安時代を示す「宗盛の梵鐘」を探すのを忘れていました。清盛の三男宗盛が寄進された重要文化財の梵鐘なのに・・・ 

反対側には社務所と霊火堂があり、霊火堂内には「消えずの火」という弥山の
七不思議の一つ、弘法大師が修行に使われた火が、1200年以上たった今も消え
ずに燃え続け、沸かされた霊水は万病に効くとされる。
広島平和記念公園の「平和の灯火」の一つになる。
じっと見つめていれば、心が洗われました。

 👆大聖院への下り      霊火堂👆      弥山山頂への道👆

石段を上れば、直ぐ「三鬼堂」鬼の神様が祀られる珍しい御堂、
家内安全・商売繁盛に御利益があると


さらに上がれば、巨岩の間に「観音堂」「文殊堂」安産と学業に御利益が




不動岩が見えれば

くぐり岩が現れました。


皇太子
      

最後の二十四と刻まれた丁石、背景に瀬戸内海が・・・
なお「丁石・ちょうせき」の一丁は109m、山頂までは二十四丁という。

展望台が見えてきた。


この石が一番高いのかな~。      👇535m

            👆三角点529.7m
12時5分に頂上に到着。
風が通り抜ける展望台でゆっくりし、おにぎりを頂きました。
パンフレットの弥山全体像を紹介します。
      

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