早朝から植木鉢を庭木の陰などにまとめて移動、道具類も納屋
に片付け、物干し棹も下に降ろす、これだけで汗が・・・。
忘れていたことが、夏野菜を収穫するにはまだ小さいが、風で
枝がちぎられるよりはと、ゴーヤ、茄子とピーマンなどを。
6時過ぎ、東の空が黒雲が、そして細かな雨が降って来た。

こんな天気の中、連れ合いは用事にと出かけるので駅まで送ると
帰りに虹が西の空に架かり、心の中で感謝、お盆ですね。
我が家の盆の帰省は三男坊家族が土・日と泊り、そして近所に住む
長男次男家族は二番目の孫の誕生会、月曜日の夕方に来たが、受験
勉強や用事等で全員揃わず、食べ物だけでは寄り付かない?やはり
お金か・・・、思案しなければ、嬉しさも半分でした。
しかし孫たちが成長した証拠ですから喜ばなければなりませんね。
久しぶりに我が家から笑い声が響いていた夜になりました。
盆用に準備した日本酒、土曜日は富山、五箇山の三笑楽酒造
純米吟醸『三笑楽』をチョイス。この酒造会社のモットーは
〝お酒は楽しく笑って呑んでいただきたい。それが私たちの思いです。”

原料は兵庫産山田錦の55%精米を金沢酵母で低温長期発酵させ、
穏やかな吟醸香と上品な甘味に酸味が加味された好きなお酒です。
「三笑楽」は中国「廬山記」の「虎渓三笑」と云う故事に基づく
謡曲「三笑」からの名で、晋の慧遠(えおん)法師は、廬山に隠棲
して二度と虎渓の石橋を越えまいと誓ったが、訪ねてきた陶淵明
・陸修静を送って行きながら話に夢中になって不覚にも石橋を
渡ってしまい、三人で大笑いして別れたという。
そのことから〝学問や芸術の話に夢中になって時を忘れる”と
いう意味にもなり、中国では東洋画の画題や文房具の筆架・墨台と

して用いられ、 日本に渡りると、「楽慶入」さんが意匠化して
『三笑蓋置』という蓋置に見立てられた。
初釜など目出度いおり、そっと出されたりするそうです。

月曜日はの日本酒は奈良・豊澤酒造の『大吟醸・豊祝』本年度全国
新酒鑑評会で14回目の金賞を受賞しており、藤沢杜氏が山田錦を
精米歩合35%し、長期低温発酵されている。
大吟醸の華やかな香りときれいな中にも深みのある味わい、
キレも愉しめる優れたお酒でした。
