カメラを片手に

広島平和記念公園の設計者は丹下健三さん

早朝からムシムシ感がすると思えば、熱帯夜が戻り25.2℃だった奈良、陽射し
があった午前12時半に34.8℃迄上がり、残暑厳しい一日に。雨は夜かな?
      11時、33.1℃、56%

今日は「ク(9)ラシ(4)ック」の語呂合せで「クラシック音楽の日
日本音楽マネージャー協会(現・日本クラシック音楽事業協会)が1990年に
制定し、無料報酬によるコンサート等が開かれるという。

今日誕生日の作曲家は、1824年のオーストリア「アントン・ブルックナー
当初敵対していたブラームスは「彼は知らず知らずのうちに人を瞞すという
病気にかかっている。それは、交響曲という病だ。
あのピュートーン(ギリシア神話に登場する巨大な蛇の怪物)のような交響曲は
、すっかりぶちまけるのに何年もかかるような法螺から生まれたのだ」と。
晩年には互いの尊敬し合っており、完成した最後の大作で後期ロマン派音楽の
代表作といわれる交響曲第8番は絶賛し、葬儀の際も柱の陰で泣いていたのが
目撃されている。
来年はブルックナー生誕200年、賑やかになりそうですね。

今日の誕生日、もう一人この方も挙げないといけません。
1892年生まれ、私が大好きなフランス六人組の「ダリウス・ミヨー」です。
膨大な作品が残されており、交響曲も13曲に及んでいる。

日本では1913年の今日、建築家「丹下健三」の誕生日、『広島平和記念公園
         広島平和記念資料館入場券から

『新東京都庁』などを設計し「世界のタンゲ」と称され、生誕110年です。
1980年文化勲章受章、2005年3月22日、91歳で没す。

丹下さん、広島に原爆が投下された1945年(昭和20年)8月6日、父危篤の知
らせで帰郷の途にあって尾道におられ、広島は建築家を志した想い出の地。
           広島平和記念資料館にて2023.8.29

1946年夏に東大の研究室のスタッフとともに広島入りし、都市計画業務に従事
その後広島市主催の広島平和記念公園のコンペに参加し、見事一位に輝く。
それは広島市を東西に貫く平和大通り(幅員100m、長さ4kmの通称100m道路)
と直交する南北軸線上に、慰霊碑と原爆ドームを配し都市軸を通した。

             GoogleMapより

1951年、CIAM(国際近代建築会議)に招かれ、ロンドンで広島計画を発表。

平和大通りから、資料館、慰霊碑と原爆ドームを望む。


一廃墟だった「原爆ドーム」、1966年に永久保存が議会を通り、ランドマークとして世界中に原爆の悲惨さを訴えることに繋がるのですね。


      

平和の鐘から原爆ドームが・・・
周りの水辺には睡蓮とハスが配置されているが・・・
      

ハスの花は終わり、スイレンの花だけ、平和について思いが深まる。
      

平和の時計塔、高さ20m、ひねりが特徴的なデザインの鉄柱の上に、3方向に
時計が付いた直径2mの球体、これは世界人類を象徴し、3本の鉄柱は人々の
深い祈りの手と苦難を乗り超えて無限に伸びる平和へとの希望の支えとなる
      

原爆の子の像、折り鶴と3体のブロンズ少女像で 
      
下部に中には小さな鐘にぶら下がる折り鶴、石碑にはこんな言葉が
         「これはぼくらの叫びです
          これは私たちの祈りです
          世界に平和を
               きずくための
     

この前から慰霊碑を望めば、平和記念資料館を背景に「平和の灯」が・・・
「核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続けよう」という反核の象徴で、
全国12宗派から寄せられた“宗教の火”、溶鉱炉などの全国の工場地帯から届けられた“産業の火”が1945年8月6日生まれの7人の広島の乙女により点火された
なお厳島の弥山・霊火堂(弘法大師修行時の火で1200年以上)の消えずの火も

慰霊碑前から望む灯、丹下健三さんで、台座は手首を合わせ、手のひらを大空にひろげた形を表現しており、高さ3m、幅13m、奥行き8mです。

前で頭を垂れれば、止めようもないほどの涙、火を眺めておられずに。
周りは外国からの観光客の方が多いぐらいで、そっとその場を離れた。

平和記念資料館ではもっと多く、7割以上海外からの方の様で、平和の有り難
さを理解して頂ければ幸いですね。     

平和記念資料館・本館を望む。 

また涙を流しながら拝見した平和記念資料館、二階から再度頭を垂れました。

戦争のない世にならないものか!!!

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「旅行」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事