カメラを片手に

満開の桜と歌碑のある椎の木の道

今朝の奈良奥山は春霞で・・・三笠温泉郷の桜も。
10時



でも今日は「天地が清々しく明るい空気に満ちる」二十四節気の『清明』、
出典は「清浄明潔」からで、意味は”万物ここに至りて皆潔斎にして清明なり”と

飯田蛇笏は詠む『清明の路ゆく媼(ばば)が念珠かな
私にとり・・・少し辛い句だ。

先日の話、満開の桜の中、渋谷川沿いから山里公園へ夕方桜と柳を見たさに訪れた
椎の木の道、入り口で若柳と満開の桜を歌った和歌のコンクリート柱の歌碑
『見渡せば柳桜をこきまぜて都ぞ春の錦なりける』巻1、56 素性法師、古今和歌集
と近鉄特急50000系「しまかぜ」を紹介した。・・・・→こちら

さらに下流へと椎の木の道を北行すると、近鉄電車の8600系京都行き急行が


橋の下にコンクリートとの歌碑が、
そして奈良行きの二階建て特急30000系VIST CARが
よのなかに たえてさくらの なかりせば はるのこころは のどけからまし
 古今和歌集53、伊勢物語の第82段「渚の院」、在原業平


満開の桜に反して、椿は落花盛んで、足元に赤いじゅうたんが・・・


またやってきました。




反対側からも京都行の30000系VISTA CARが

桜のトンネルを抜けると、まだ建てられている。
「いずみかわ わたりせふかみ わがせこが たびゆきころも ぬれにけるかも」
 万葉集13巻 3315 作者不詳


さきほこる さくらもよけれ ちりそめて わかばいささか まじるさえよし




今日は21.2℃まで上が5月初旬の暖かさ、桜も散り始め、
COVID-19で人出は少ないが、桜は来年も咲くから、自粛・自粛ですね。

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